福建會館 |【ツアー価格に自信あり！】ベトナム旅行の専門店ベトナム王

東南アジア諸国の特徴の一つ、それは、中国から渡来した華僑と呼ばれる人々が多く暮らしていることです。ベトナムでも例外なく華僑の人々が生活を行っており、その人口は130万人にもなります。彼らは集団で生活を行い、中国人が多く暮らす地域は中華街と呼ばれています。ベトナム中部の街、ホイアンにも中華街が存在し、彼らは出身地域別に会館を作りコミュニティーを形成します。

福建會館はその中でも福建省出身の中国人が集う場所です。17世紀に福建省から来た華僑の人々により建てられ、今でも集会場として使われています。漢字だらけの文字や龍の彫刻などいかにも中国らしい見た目の門をくぐると、中は小さな庭園風になっています。奥にある建物は天后聖母が祀られており、お線香が広場の右手にある売店で売られています。海外の観光ガイドにも掲載されているスポットで、欧米系の人々や日本人など多くの観光客が常に訪れています。

ホイアンにはこの他にも潮州会館、廣肇會館といった有名な會館がありますので、福建會館を訪れた際にはそちらも巡ってみることをおすすめします。