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テット・チュン・トゥー


テット・チュン・トゥー
ベトナムにも中秋節があり、ベトナム語では「テット・チュン・トゥー」と呼ばれています。旧暦8月15日に毎年行われる「テット・チュン・トゥー」は、元々は月をめでる日とされていましたが、現在では子供たちのための日として祝われるようになりました。
一説によると、故ホー・チ・ミン氏が毎年全国の子供たちに手紙を送っていたことから、徐々にと中秋節は子供たちのための日として認識されるようになったようです。

ベトナムの中秋節で欠かせないものは3つあります。
1つ目は「灯篭」です。
灯篭は、竹と色紙で作られた紙製の灯篭が一般的でしたが、現在では色んな形のものやキャラクターの灯篭が売られおり、子供たちに大人気です。
昔は灯篭を持ちながら、行列を作って村や街を歩き回る習慣があったそうです。現在、大都市では行われていないようですが、一部の田舎の方では今もその習慣があるようです。

2つ目は「獅子舞い」です。
一般的に2人1組でそれぞれ獅子頭と胴体に分かれて被り物を被り、獅子の動きを表しながら踊ります。
獅子舞は、悪いものを祓い幸運を呼び寄せてくれると信じられており、中秋節には外せない催しなのです。

3つ目は「月餅」です。
ベトナム語では「バイン・チュン・トゥ」と呼ばれる月餅はベトナムの中秋節に欠かせないを食べものです。
この時期になると洋菓子店などで一斉に売り出されます。
「月餅」といっても、日本人がイメージするようなお餅のお菓子ではなく、中身は緑豆や塩漬けしたうずらの卵やアヒルの卵、豚肉などが一般的です。甘じょっぱい味付けで少しクセがあるので、好みが分かれるかもしれません。
小ぶりのものだと1つ4万ドン(約200円)くらいで、最近ではチーズやチョコレートの味もあるそうです。

ベトナムの中秋節いかがでしたか?日本の中秋節とまた違って面白いですよね!

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