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【FAMツアー2日目】ベトナム中部の街ホイアン
ミーソン遺跡、ホイアン旧市街観光地の様子をご紹介します。
大阪支店スタッフ 2025年12月

FAMツアー2日目
FAMツアー2日目はホイアンからスタート!
ベトナム中部の街ホイアン、ミーソン遺跡、ホイアン旧市街観光地の様子をご紹介します。
主な流れはざっくりと下記の通りです。
・ミーソン遺跡観光
↓
・昼食
↓
・ホイアンホテル視察〈LITTLE OASIS〉
↓
ホイアン旧市街観光
(福建会館・フーンフンの家・日本橋・海のシルクロード館)
↓
夕食〜SAKURAレストラン〜
↓
ホテルへ〈ROYAL GALLAERY HOIAN〉
それではミーソン遺跡に向け出発です。
ROYAL GALLAERY HOIAN出発
ミーソン遺跡まではホイアンから車で50分ほど。
道中はダナンやホイアン市街での風景から一変。ローカル道を進んでいきます。
到着するとチケット配布されて入場ゲートを通過。


【ミーソン遺跡】
ミーソン遺跡はベトナム中部にある古代チャンパ王国の宗教遺跡です。
べトナム中部に古くから住む少数民族チャム族の聖地とされてきたそうで、信仰はインド文化の影響を受けたヒンドゥー教。
こうしたチャム族の宗教的中心地として、ヒンドゥー教の神々を祀る神殿が集まった場所になります。
「ミーソン」は漢字で「美山」と書き、ベトナム語を漢字表記にすると分かりやすくなります。
ベトナム語と日本語は全く違う言語だと思っていましたが、発音が似ているものもいくつかあるとのこと。
親近感が湧きました。



敷地内はかなり広いので、先ほどの入場ゲートを抜けてからすぐには遺跡群は見られません。
まずは電気カートに乗って2km移動します。


ミーソン遺跡はエリア内8つのグループ分けられており、マップのようにぐるっと回ることができます。
今回はメインの遺跡をいくつかガイドしていただきました。

電気カートを降りてからは徒歩で進んでいきます。
電気カート乗り場横にはイベントホールがあり、ショーも時々やっているそうです。
先に到着したお客さんたちで後ろの方まで埋まって賑わっていました。

伝統的なベトナムの踊り
ここは大昔、チャンパ王国チャム族の宗教的な中心地で、紀元4世紀から13世紀にかけて建設された遺跡群だそうです。
ヒンドゥー教の神々を祀る神殿や塔で構成され、赤レンガを用いた独特の建築様式が特徴。
カンボジアのアンコールワットやタイのアユタヤ遺跡に似ているものが多く見られます。





ミーソン遺跡は1999年にユネスコ世界遺産に登録され、ベトナムの歴史と文化を象徴する重要な場所です。
歴史と自然を感じられる観光地ですので、ベトナム中部に来たらぜひ観光に立ち寄ってみてください。


ミーソン遺跡を後にして昼食会場へ向かいます。
ガイドさんによるとミーソン遺跡近辺はレストランやローカルのお店も何もないそう。
だからみんなホイアンまで戻り昼食をとるそうです。
ツアーなどでは食事まで考慮されレストランまで組み込まれているかと思いますが、
個人で旅行される方はご注意ください。
【ランチ/REU】
本日のランチは創作ホイアン料理をいただきます。
「REU」というレストランで、黄色の外観がとても可愛いです。


こちらのレストランは野菜畑で囲まれていました。
オーガニック農村の小道を入って行ったところに急に現れます。
メニューはこちら。
オーガニック野菜やハーブを使った創作ホイアン料理を楽しめます。


一つひとつ丁寧に盛り付けられていて、優しい味のベトナム料理をいただきました。






〜ホテル視察/LITTLE OASIS〜
昼食を終えて、ホイアンエリア内のホテル視察へ
今回はLITTLE OASISさんを視察。
スタッフは皆さんとてもにこやかで、お話を聞くと日本人のお客さんが大好きとのこと。
宿泊すると温かいスタッフさんに迎えられ素敵な滞在ができると思います。
こちらのホテルは別でホテルレポートを準備中ですので、よろしければご覧くださいませ!



【ホイアン旧市街観光】
ホテル視察後はホイアン観光へ!
ちょうど今の時期(11月末)は雨季にあたると聞いていて、
雨具を準備していたのですが、写真の通りの曇天でなんとか耐え
日中は雨は降りませんでした、、、

【福建会館】
まずは福建会館へ。
ホイアンの街を東西に通っているチャンフー通りに面しています。
こちらは中国福建省からの移住者が17世紀に建てた集会所。
表の通りから見ると色彩豊かな装飾と静かな祈りの空気が調和して、思わず足を止めたくなる場所でした。

入り口を入ると、龍の飾りや色とりどりのタイルが目を引きます。
奥の本殿に入ると、天井から大きな渦巻き型の線香がいくつも吊り下がっていました。
どれも願い札がつけられていて、外国語で書かれたものが多かったです。
訪れた人たちの願いが集まっていました。
線香の香りが漂って、歴史と信仰が息づいているのを感じ取れます。




【フーンフンの家】
ホイアン旧市街にある「フーンフンの家」は約200年前に建てられた商家で、
当時の暮らしぶりをそのまま感じられる建物。
中国・日本・ベトナムの建築様式が混ざった独特の造りが特徴で、木の柱や細かな彫刻など、家全体に落ち着いた美しさがあります。
室内には代々ベトナムで使われてきた家具や商売道具が展示されていて、商家として栄えた時代を見学できます。



ホイアンでは洪水が多かったため、二階に大切な物を移せるように工夫されています。
洪水対策として、写真のように二階に荷物を上げられるように設計されており、日本家屋の実用的な考え方と似た部分があるようです。
過去の洪水の水位を示す印が残っているなど、生活の知恵を知ることができました。


【日本橋】
ホイアンの日本橋は、16世紀末に日本人町と中国人町を結ぶために日本人が架けた木造の橋です。
屋根付きで、朱色の柱や瓦屋根が特徴。
橋の中央部には小さな祠があり、町の守り神をまつっているそうです。
現在はホイアン旧市街の象徴として世界遺産の一部です。



【海のシルクロード館】
海のシルクロード博物館は、かつての華僑の住まいを使った古民家を改装した博物館です。
館内には、近くの海で発見された9〜19世紀の陶磁器や、当時ホイアンに集まってきた中国、日本、東南アジアなど各地の陶磁器が展示されています。
この日に訪問した観光地の中で一番混雑していました。


展示からは、ホイアンが「海のシルクロード」と呼ばれる国際的な交易港だったことがよくわかります。
建物自体も昔の民家のつくりが残されており、中庭や木造の構造を通して、当時の生活や商売の様子を知ることができます。
ホイアンの歴史と文化を身近に感じられる展示館です。

こちらもフーンフンの家と同様に雨季の洪水から家財を守るため、
2階に貴重な陶磁器などを置き、荷物を2階へ上げられるような設計になっていました。

〜カフェタイム〜
海のシルクロード館の向かいにあるカフェ「POISON COFFEE」でベトナムコーヒーをいただきます。


ベトナムコーヒーは、濃くて甘いコーヒーが特徴です。
ベトナム式の小さなフィルターでゆっくり抽出し、練乳を加えることが多いです。
初めて飲む方はびっくりするほど甘いのでご注意ください。
私はベトナムコーヒーが好きですが、練乳が重たく感じることがたまにあり、、
今回はココナッツコーヒーをいただきました。
ココナッツコーヒーは、ベトナムコーヒーにココナッツミルクを混ぜたもので、
甘くて香ばしい味わいです。
ココナッツの風味が加わることで、少し南国らしい雰囲気も楽しめます。


【夕食/Sakuraレストラン】
Sakura レストランは、ホイアン旧市街の川沿いにあるベトナム料理店です。
ホイアン名物料理を楽しめる人気店で、2017年のAPEC 2017の期間中に当時の安倍元首相がホイアン訪問時にこのSakura レストランで夕食をとったことでも有名だそう。
店内には当時の写真もありました。

PEC 2017の期間中、安倍元首相も利用

こちらのレストランのお料理は、どれも食べやすくておいしかったです。
メニューを聞いた時には海老料理が多いな、、と思っていたのですが、
調理法、料理が変わると、それぞれ全く違った味になり香草好きにはたまらない料理ばかりでした。
エビと豚肉の生春巻き・レモングラスの焼き海老ペースト
ホイアン風チキンライス・空芯菜のにんにく炒め
エビと豆腐のスープ
夜はランタンや川の灯りに照らされ、テラス席や窓辺からは幻想的な夜景が広がります。
古い街の雰囲気を味わえる空間でとても素敵なレストランでした。

Sakuraレストランの食事の後は、ホイアンの夜の夜景を見ながらホテルへ戻ってツアー終了です。
ホイアン旧市街から宿泊ホテル〈ROYAL GALLAERY HOIAN〉までは徒歩10分ほど。
川沿いをまっすぐ行くだけのわかりやすい場所にあり、すぐに観光に出られる好立地のホテルに宿泊させていただきました。

以上がFAMツアー2日目の流れ紹介になります。
夜のホイアン旧市街はカラフルなランタンに灯され、歩くだけで街の温かさと落ち着いた幻想的な雰囲気を味わえます。
昼間とは違う静かで温かい光景はまたぜひ訪れたいと思わせてくれました。

2日目はホイアンの中心地と郊外のミーソン遺跡を見てきました。
明日はダナンへ移動しホテル視察と観光地散策をお届けします。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回ご紹介した情報は2025年11月の情報になります。
観光開発がどんどん進んでいる様子が感じられましたので、
次回訪問する際にはきっとそれぞれの観光料や物価が上がっているのだろうと思いました。
ランタンに照らされた川沿いや石畳の街並み、古い建物や市場の賑わいなど、ホイアンならではの魅力は変わらず残っているはず、、!
必ずまた旅行で行きたいと思います。




























