海外ではまだラウンドした事がない私。彼におねだりして、今ベトナムの中でも注目されているダナンに連れていってもらう事にしました。折角だからタイプが違う「ダナンゴルフクラブ」と「モントゴメリーリンクス」へ。２つのゴルフ場とも名門です。ダナンのゴルフは上級者の方も初心者の方もそれぞれのレベルで楽しむことができます。しかも日本と違い混み合うことがほとんどありません。さらにプレーヤーごとにキャディさんが付いてくれるとのこと。お天気にも恵まれ、彼と二人楽しくラウンドできました。
また２つのゴルフ場ともビーチエリアのホテルから車で約５分（ダナン市内中心部から車で約10〜15分）！
日本では考えられない近さです。朝が弱い私（笑）にはアクセスの良さも魅力です。
ダナンゴルフクラブに隣接し、どこのホールからも五行山が見えるモンゴメリー設計のチャンピオンコースです。ダナンゴルフクラブは朝からのスタートでしたが「夕景がとてもキレイよ」と友達に勧められスタート時間を遅めにしました。オープンしてまだ10年足らずという事でダナンゴルフ同様ピカピカです。コースは池、バンカーが多数点在し、自然の地形をそのまま生かしていることからかなり難関のよう。
コースメンテナンスがとても良いと評判のゴルフ場なのでラウンドが楽しみです。
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プレーヤー1人ごとに1人のキャディさんがつきます♪18ホール何かと心強いキャディさん（左キャディ歴2年Hueさん、右キャディ歴7年Thugさん）
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受付では英語はパーフェクト、日本語はカタコトのお姉さんがお出迎え。優しい微笑みに癒されます。
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なんとベトナムの伝統的な笠「ノンラー（しかもロゴ入り）」をショップで発見！話を聞くとキャディさんもノンラーを被っているとの事。一瞬買おうかな、と思いましたが活躍の場が少なそうなので諦めました（笑）
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二人乗りのカートの後部にキャディさんが二人立ちます。運転ができない方（私）はその旨を伝えればキャディさんが運転してくれます。
ピンまでほぼ見渡せる1番ホール。左のバンカーまではレギュラーティーで140、レディスティーで115ヤードとほぼ気にならない距離。フェアウェイの真ん中を狙ってショットを、と思ってもなかなか上手くいかないのが私。案の定サードショットでバンカーにつかまりパーオンならず…とほほ。
◄ダナンは別名大理石の街と呼ばれるほど大理石がたくさんとれる街なのです。なんとティーマークも大理石。なんかゴージャスな感じです。
さてさてやってきました、ベトナム航空からビジネスクラスのチケットが貰えると聞いていたショートホール。すっかりその気（ん？ホールインワンの経験あったっけ？）で臨んだものの力が入ってしまってチョロ球。アプローチも寄せれず残念なダボ。動じない強靱な精神力が欲しいです。
「右、注意ね」とキャディさんからアドバイスされつつ、右のバンカーに入ってしまった彼。アゴが高く、出すのが精一杯の感じです。幸い1回で「ナイスアウト！」バンカーに入れないこと。モンゴメリーの当たり前すぎる攻略法ですがなかなか難しいそう…。
「今度は池に注意ね」とキャディさん。右のほとんどが池らしく、ティーショットは左狙いです。私は余りにもビビりすぎて左のバンカーへ一直線。バンカーで２打も叩いてしまいました。前ホールの教訓が活かされてませんっ（泣）。途中。右側に町を守る神様を祭った祠が。聞けばモンゴメリーを造る際、「町人が大切にしているものはそのまま残そう」ということを加味してゴルフ場を設計されたそうです。
ティーグラウンドに立った瞬間、イヤな予感100％。池の向こうにバンカー…案の定引き寄せてしまいました、池にポチャン（泣）。ドリップゾーンからの3打目。気持ちの切り換えもうまくいかずピンに寄せれず…。ランク18と一番簡単なホールのはずが散々な結果になってしまいました。
ティーグラウンドに立ち右を見るとなにやら打ちっ放しのコンクリートが…。キャディさんに聞くとベトナム戦争時代に使われていた防御陣地との事。41年経った今も鉄筋コンクリートに鉄砲の跡が残っていたりといろいろ考えさせられます。4番ホールに続き“あるがままを大切に”設計されていると感じた６番ホールです。
◄ベトナム戦争時代に作られたトーチカ（防御陣地）。まだ45年前にはこののどかで牧歌的な場所で戦争が行われていたんだなぁ。旅に出るといろんな事を考えます。
右から木がせり出しているものの見通しよく、彼も私も力まずナイスショット！ふかふかの緑の絨毯のようなフェアウェイはなかなか日本ではお目にかかれません。キャディさんだけでなくメンバーさん達に愛されているからこそのメンテナンスの良さなんだなぁ〜と思います。グリーンはきっているピンの位置が厳しく痛恨の3パット。
ブッシュやバンカーの光景にも慣れてきて余りプレッシャーを感じなくなったせいかこのホールはパー！！彼はセカンドでバンカーにつかまり、グリーン周りではガードバンカーにも愛されてしまいました(T_T)。そのたびにガードを直してくれるキャディさん。お仕事とはいえありがたいです。
モントゴメリーリンクスはダナンゴルフクラブに比べてコースレイアウトが比較的フラット。身体に負担がかかりにくく女性もラクにラウンドできます。飛ばし屋の彼も日本だとOBになりやすいショットもモンゴメリーだとプレッシャーがないせいかノビノビとショットを楽しんでました。
ちょっと小腹が空いてきたので小休止。日本と同じくキオスクにはソフトドリンク、ビールの他、ベトナム名物のサンドイッチ“バインミー”や茹で玉、バナナなどが置いてありました。お昼にクラブハウスで軽食をとったのでバインミーを止めバナナとポカリをチョイス。さあ、後半も楽しもう！
熱中症予防のため塩持参でラウンドしました。夏のラウンドは塩と水が欠かせません36,000ドン（約180円）
ゴルフ場はお値段高め！ポカリスエットは1本85,000ドン（約425円）
南国ベトナムのバナナは日本よりも美味しく甘〜い。1本10,000ドン（約50円）
近隣で獲れたての卵を茹でてるらしく美味しいと評判のゆで卵は20,000ドン（約100円）
ベトナム名物のサンドイッチ「バインミー」は120,000ドン（約600円）。
池が右にあるドッグレッグ。ティーショットは左に行きたいところです。彼は若干ラフに入ったものの見事パーオン。私は刻んで（チョロ球の連続とも言う）3打目でオン。高低差があるグリーンは相も変わらずタッチが難しいっ！しかし今回はあくまでもエンジョイゴルフ。彼の「OKだよ」という声を聞いてはそそくさとボールをピックする私なのでした。
グリーンの手前、左右にはブッシュがせり出し、さらにガードバンカーが５つもある11番ホール。風と上り分を10ヤードとみて番手を上げた私は無事オン。彼は右のバンカーにつかまりましたが、2打目でオン。パーオン、2打目オンのはずなのに結果、私はボギー、彼はパーでホールアウトです。
左右に点在する17個のバンカー。前のホールでバンカーに入れてしまった彼はティーグラウンドでボールをセッティングする前から緊張気味。方向をきっちり確認し左の池、右のバンカーに入らないようにドライバーを振り切ります。名物ホールということでカートに乗らず、風景を眺めながらゆっくりラウンドすることに。二人とも見事コース設計の罠にはまってしまいバンカーの連続になってしまいました（泣）。
モントゴメリーリンクスで1番難しい13番ホール。ティーショットを左に曲げてしまいセカンドはチョロ球。集中力が途切れてきたせいか、慎重さに欠けてしまってます。ここのグリーンは難易度1番にふさわしく、ピン奥につけてしまうと、下りが思った以上に早くロングパットになってしまいなんと４パット↓。
ティーショットはほとんどまっすぐ。なのですが右目に池が…。案の定池に入ってしまいドロップアウト。1打罰でセカンドショット。あやうくバンカーにはまりそうでしたが（彼のボールはバンカーに…）、シャンクしてしまい結果フェアウェイに。グリーンは下りラインを珍しく読み切り１パットです。
レギュラーティーから見ると左半分はグリーンまで池が続きます。ちょっと力んでしまったティーショットもセカンドでリカバリーした彼（後で聞いた所によるとワンオンにチャレンジする男性が多いそうです）。一方私はノンプレッシャーでバンカー手前へナイスショット。お互いパーオンとなりいざグリーンへ。タッチがようやっと合ってきました。
フェアウェイがフラットなモントゴメリーリンクスでは珍しく左から右にスロープしダウンヒルが見られます。150ヤードの所にある左バンカーを越え、ティーショットは狙い通り。余裕でパーオンと思ってたらセカンドでミスをしバンカー手前に…。早いグリーンにも慣れてきました（遅いっ！）
昼間の暑さと打って変わってグリーンを亘る風に爽やかさを感じます。キャディさんが左のブッシュに落ちるとボールはロストするよ、という事で右を狙います。彼はセカンドでボールを右に曲げてしまいロストかと思いきや枯れ葉の上で発見！3打目でグリーンにオンしました。
隣に13番ホールを眺め開放感たっぷり。夕日も徐々にクライマックスを迎えそうな感じになってきました。途中バンカーにつかまることなくグリーンが見えてきた瞬間、あぜん！！若干、砲台な上に左右にガードバンカーが…。アプローチがヘタな私にとって砲台はかなり苦手(T_T)幸いグリーンが35ヤードと広めだったに救われ最後はパーでホールアウトできました。
バンカーや池にかなり泣かされてしまいましたが、全体的にフラットなので女性に優しく、ラフに入ってもショットしやすかったです。グリーンは先に回ったダナンゴルフクラブに比べ遅いように感じました。今回は本格的な夏が始まる3月に訪れたので午後からのスタートでも余り暑さを感じる事なく、夕日はお友達に聞いていた以上に美しく、真夏以外なら遅い午後スタートもおすすめです。キャディさんに聞いた所、ベトナムのゴルフ場はどこも女性のゲストが少ないとのこと。ロッカールームも出来たばかりの綺麗さで混むこともなさそうです。
プレー前にレストランで軽食を♫
韓国料理が美味しいと評判のクラブハウス「バーディーズレストラン＆バー」でプレイ前に軽く食事をすることに。クラブハウスは明るく広々、大きな窓から見える美しい景色にプレイへの期待が高まります。お料理はキムチチャーハンやクッパをチョイス！ベトナム風にアレンジされた料理はいずれも余り辛くなく日本人好みでした。
