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出入国カードは必要ない?ベトナム・ホーチミンに入国する方法

空の玄関口であるホーチミンのタンソンニャット国際空港。ベトナム最大規模の空港で、年間利用客数は2500万人。この空港に足を踏み入れた瞬間から、ベトナム旅行ははじまります。しかし、空港を抜けるためには、入国審査を通過しなければなりません。今回は、ホーチミンへ入国して、到着ゲートを抜けるまでのプロセスをご紹介したいと思います。

日本ーホーチミンへの直行便

近年は本数も拡大されている

日本からホーチミンまでの直行便は、JAL、ANA、ベトナム航空の3社のみ。飛行時間は6時間強ですが、復路は30分~60分早く着きます。直行便が出ているのは、成田、羽田、関西、中部、福岡空港5社。乗り継ぎを利用するのであれば、複数社の航空会社を利用することができますが、乗り継ぎ時間が非常に長かったり、極端に短かったり(90分ほど)するので、航空券を手配するときは、待機時間に注意してください。

入国審査までは一本道

夜のタンソンニャット国際空港

飛行機が空港に到着したら、入国審査(イミグレーション)に向かって歩きます。入国審査までは一本道で、迷うことはありません。ここをハブにしてトランジットする方もいますが、多くはホーチミンへ入国しますので、手慣れた旅行者の後を追って歩くのもいいでしょう。

出入国カードの記入は不要

2016年3月現時点、出入国カードは不要となっていますので、機内で書く必要はありません。

ビザの確認

外国の入国にさいして最も厄介なもの

ビザ(査証)はその国に入国するために必要な許可証です。現在ベトナムでは、下記の条件に限りビザ免除を受けることができます。

1、6か月以上の有効期間を有するパスポート
2、日本国籍を有する
3、ベトナムを出国するためのチケット
4、前回のベトナム出国から30日以上が経過している
5、15日以内の観光目的

1、2、5は単純な旅行であれば問題なくクリアできる項目です。3は帰りのチケットがあればそれを提示すればOKです。もし個人旅行で帰りのチケットをまだ持っていなければ、こちらのスケジュールを入国審査官に伝えれば、チェックなしでまず入国させてくれるはずです。

4、は2015年の新法に伴い追加された項目です。あまり該当する方はいないかと思いますが。ただし、こちらもさらに追加緩和され、この場合も帰りのチケットを持っていればチェックなしで入国することができます。

アライバルビザもあるが......

15日以上ベトナムに滞在する方は、60日の観光ビザを取得することができます。基本は事前に日本にあるベトナム大使館、領事館で申請することによって取得できますが、入国審査の傍にあるアライバルビザ受付窓口であっても入手することができます。俗にいうアライバルビザですが、ベトナムの場合はいろいろトラブルの報告もあるので、できるだけリスクを背負うことは避けて日本で取得することがおすすめです。

入国審査ー税関審査

ピックアップバッゲージ

1、入国審査

2、ピックアップバッゲージ

3、税関審査

4、到着ゲートーWelcome to Vietnnam

入国審査を通過したら、階段を下りて預け荷物をピックアップしてください。チケットに貼ってある荷物のタグと照合されますので、こちらも確認を。荷物を受け取ったら最後の関門である税関審査があります。

ここで気を付けたいのは、申告物の有無です。もしある場合は、税関申告書に記入して、職員に渡さなければなりません。
・5000ドルを超える現金
・22度未満2リットル以上のアルコール
・22度以上1.5リットル以上のアルコール
・タバコ200本以上
・500万ドン相当以上の物

上記に該当するものに関しては、すべて申告書に記載しなければなりません。
もし申告しないで通過しようとし、持ち物検査やX線で見つかった場合は、税金に加えて罰金も加算されますのでご注意ください。

到着ゲート

ここでの換金は必須

税関審査を越えたら、無事到着ゲートへ抜けることができます。ただし、市内まで行くためにはタクシーもしくはバスで行くこととなります。ツアーならば現地係員がいるのでいいのですが、個人旅行の場合は、必ず両替する必要があります。両替所は複数並んでいますが、レートはどれも似たり寄ったりなので、空いているところを選んでいいでしょう。

>>ホーチミン/タンソンニャット国際空港から市内までのアクセス方法

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