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ハノイに来たら訪れるべきスポット ベスト10

ハノイ旅行者の中には1泊、2泊程度の弾丸旅行を計画している方も多いです。本来ハノイ旅行では、遠方のサパやハロン湾、ニンビン省といった山岳景勝地が醍醐味でもありますが、忙しい日本の現代社会に生きる旅行客はそれほど時間が取れない様子。そこで、今回はハノイ市内に点在する観光名所を10個紹介します。この10個をできるだけ制覇してみましょう。

1、ホアンキエム湖

夕暮れは郷愁漂う雰囲気が流れる

ホアンキエム湖はハノイ市の中心にあり、名実ともにハノイ観光の拠点となります。旅行者の多くはこのホアンキエム湖周辺に宿をとることでしょうし、雑貨店に博物館、エンタメといった名所・スポットもこの界隈に点在しています。日中は年配の方の憩いの場として、夜はカップルや子連れのファミリーの散歩スポットとして活躍します。湖に浮かぶ祠堂には亀とレロイ王の剣にまつわる伝説があります。

2、タイ湖

晴れた日は美しい鎮国寺の塔が水面に映る

ホアンキエム湖をさらに北上すると見えてくるのは、ハノイで最も美しく、そして最も広い湖といわれているタイ湖。西湖とも記述されています。湖沿いには鎮国寺や西湖府といった歴史ある仏教寺院があり、いずれも旧暦の15日や旧正月の期間は行列ができるほど人で埋め尽くされます。また、タイ湖の湖畔には5つ星ホテルや安宿ホテル街、在住外国人の住む高級ヴィラが建つエリアなどがあります。

3、旧市街

素朴な町並みが広がる旧市街の情景

旧市街はかつてハノイがタンロン城に首都を置いていたときの時代に栄えた一大商業都市です。通りの名前の多くは「ハン」という名前がついていますが、これは「商品」という意味。さまざまな商品を売っている組合が36あったことから、近代以降はハノイ36通りとも呼ばれるようになりました。現在でも実際多くのベトナム人がここで生活をしていて、散歩中には彼らの素朴な生活を垣間見ることができるでしょう。もしローカルな雰囲気に浸りたければ、旧市街北部のドンスアン市場に行ってみるのがいいでしょう。

4、女性博物館

1~2年前から世界で注目されはじめた

ホアンキエム湖南部にある女性博物館。ベトナム人女性の精一杯生きる力強い様子を見学することができます。ベトナムの大部分を占める農村部に暮らすベトナム人女性が仕事に勤しむ姿はベトナムの歴史を如実に映しています。また、ベトナム人だけではなく山岳地帯に暮らす少数民族の女性もクローズアップされています。赤子を胸に抱いて働くその姿勢はたくましく、女性だけではなく男性にも立ち寄ってほしい博物館です。

5、ホアロー収容所

残虐な拷問に耐え切れなかった捕虜もいる

抗仏時代にフランス人がベトナム人捕虜を収容していた監獄。脱獄防止のための高い塀は冷たく、どことなく重苦しい雰囲気が漂っています。館内は捕虜の模型や雑居房、独房などがあるほか、当時捕虜の使用していた衣類や食器などが展示されています。アメリカCNNでは「東南アジア諸国で最恐の観光スポット」としても紹介されたことがあります。博物館系の名所では外せない観光名所といえるでしょう。

6、タンロン遺跡

現在も発掘調査中。今後に期待がかかる

ハノイ市内で唯一の世界遺産。11世紀から19世紀まではここに王朝が置かれていました。その後政権は阮朝へと変わり、中部フエの王宮に城は移されました。タンロン遺跡は現在も発掘中で、年々公開範囲は拡大されています。当時の城下町は旧市街まで広がっていたと言われているから驚きです現在はいくつかの楼閣に上ることができます。

7、ホーチミン廟

ホーチミンの遺体は午前中の限られた時間のみ拝見できる

ハノイは政治の町とも言われています。それを証明するかのような、白い服を着た衛兵の方々や、軍服を着た公安警察の集団を政府直轄敷地内でみることができます。ここはホーチミン廟。革命家ホーチミン氏の遺体が眠る場所。その近くにはホーチミンが生前執務をしていた内閣府や高床の家、車などがあるホーチミンハウスに歩いていくことができます。さらに廟裏手にはホーチミンの功績をたたえたホーチミン博物館に、一柱寺といった歴史名所もあります。タンロン城も近くなので、併せて立ち寄るのが効率的です。

8、民族学博物館

休館日には気を付けよう

市内でも比較的遠方にあるこちらの博物館は、ベトナムを構成するベトナム人であるキン族を含む54の民族の生活様式と文化、慣習を紹介しています。少数民族の冠婚葬祭のビデオ映像もあり、いち博物館に展示されている展示物としては、非常に希少価値が高いです。同じベトナムであっても言葉、習慣、文化、風俗が異なるのは、日本に住んでいるとなかなかピンとこないものです。エスニック香るこちらの博物館は、歴史に興味がない人でも楽しめるはずです。

9、水上人形劇

演目は十数あるので、一つを見逃しても大丈夫

ナイトスポットの定番ともなっている水上人形劇は、現在でこそ中部ダナンや南部ホーチミンでも鑑賞できますが、もとはハノイから始まりました。北部農村の雨ごいや民衆の娯楽の遊具だったのが、現在では重要な観光資源へと発展しました。水上人形劇は十数の演目からなり、それぞれに関係性はないので、一つ見逃しても大丈夫。プログラムはパンフレット(日本語あり)で確認することができます。演目の内容はベトナムの農村に古くから伝わる伝統、習慣、文化、伝説、神話など。

10、ナイトマーケット(旧市街)

雨天決行のナイトマーケットは現地人も楽しみにしている

ハノイのナイトマーケットは毎週金曜~日曜に開催されるウィークエンドマーケット。旧市街南部から北部ドンスアン市場に向かって、一本道沿いには何百という屋台が出ています。キュートなベトナム雑貨やB級屋台グルメなどお楽しみは盛りだくさん。ハノイはホーチミンのようにどこにでも雑貨店があるわけではないので、お土産はここで集中して買い物するのもいいでしょう。また、屋台では焼き鳥がたくさんありますが、これはハノイ独特のもの。知る人ぞ知るハノイ名物と思って心行くまで堪能しておきましょう。

バランスいい計画を

ハノイ市内の観光スポットは、そのほとんどが徒歩で向かうのは困難です。いずれもタクシーが必要となるので、赴くスポットは事前に計画して効率のいいルートを考えるようにしましょう。また、博物館が多いハノイですが、博物館に偏らずに万遍なく名所を巡るようにしましょう。もちろん道中のカフェやスパでの小休止も貴重な時間となります。

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