カンボジア旅行に行く人のほとのどは世界遺産のアンコールワットが目的の大半を占めるようです。しかし、世界遺産はアンコールワット以外にもたくさんありますし、寺院見学だけで滞在を終えるのはちょっと物足りないと思いませんか。
今回はカンボジア旅行で押さえておきたい観光スポットを10個ご紹介します。
目次
① アンコールワットの朝日
アンコールワットはお馴染みの観光地ですが、ここでおすすめしたいのは「朝日鑑賞」です。日の入りは時期によって異なるので、現地ガイドの指示に従いましょう。入口までしか入ることはできませんが、十分すぎるほどの幻想的な光景を目の当たりにすることができます。
② ベンメリア遺跡
まるで神話やおとぎ話に出てくるような荒廃した寺院。無造作に大小の石が放置されていますが、当時の切削技術の高さをうかがい知ることができます。市街地からは少し離れていますが、ツアーでは欠かせない観光地の1つです。
③ バイヨン遺跡
アンコールトムの最初に見学できるバイヨン遺跡。最大の観光地であるアンコールワットよりも美しく、高い建築技術が使われていると言われるバイヨン。内部にはベトナムのチャンパ王国との抗争を描いた壁画もあります。
④ タプローム
ガジュマルの大木の前で記念撮影ができるタプローム。アンジェリーナジョリー主演のトゥームレイダーのロケ地としても使われ一躍有名に。当初は仏教寺院でしたが、その後ヒンズー教として改築された説が有力。
⑤ バコン
市街地東部にあるロリュオス遺跡の1つ。時代はアンコールワットよりも以前にも関わらず、その高い建築技術は世界の学者が注目しています。ロリュオス遺跡には複数の遺跡が現存していますが、その中でもバコンは最も見ごたえがある遺跡です。
⑥ トンレサップ湖
市街地から車で20分ほど走ったところにあるトンレサップ湖は、カンボジアの心臓と呼ばれる広大な湖。乾季と雨季では面積が6倍以上に異なり、多くの淡水魚が生息。ツアーでは美しい湖の他、水上で暮らす人々の生活もうかがうことができます。
⑦ プラダック村
市街地北部にあるプラダック村は、パームシュガーの村と呼ばれている観光地。通り沿いにはパームシュガーを売る屋台が10以上並び、また籠バッグなど手編みの民芸品も買うことができます。パームシュガーはベトナムと同様オウギヤシが原料。すっきりとした甘さはお土産にぴったり。
⑧ オールドマーケット
オールドマーケットはパブストリートに隣接している大型屋内市場。旅の拠点ともなるので、滞在中は幾度となく立ち寄ることになりそう。内部は現地人向けの日用品からお土産雑貨店、食堂などがあります。
⑨ パブストリート
名前からすると怪しげな通りに思えますが、実際は子供からお年寄りまで楽しめるシェムリアップ最大の繁華街となります。お土産店、レストラン、カフェ、ナイトバー、食堂、屋台、マッサージ店とあらゆるお店が揃っています。滞在中は毎夜繰り出したくなるナイトスポットです。
⑩ アンコールナイトマーケット
パブストリートから繋がっているアンコールナイトマーケットは、市内に点在するナイトマーケットの中でも最大級の規模。深夜営業のお店がずらりと並んでいるので、夜更けにビールを一杯、といった南国の夜の楽しみ方もできます。もちろんお土産店は数百と軒を連ねているので、選び甲斐があります。
遺跡巡りはほどほどに
「カンボジア=遺跡巡り」という観光ルートが定着していますが、実はシェムリアップには遺跡以外の見どころもたくさんあります。カンボジア旅行を計画している方は、遺跡巡りはほどほどに、それ以外の楽しみ方もじっくりと検討してみてください。