ベトナムのダナンに訪れる出張者も年々増えてきました。しかし、出張者の多くは朝から夜まで仕事のため、まとまった空き時間が取れないようです。しかし、せっかくベトナムに来たのだから、少しでも異国情緒を満喫したいと思いませんか。そこで、今回はダナン出張者に向けて、ちょっとした空き時間に楽しめるベトナムらしい過ごし方をご紹介します。
マッサージ&スパ体験
日本ではあまり考えられないかもしれませんが、ベトナムには町の至るところにマッサージ店や小奇麗なスパがあり、女性はもちろん男性が息抜きに通うのも普通です。ダナンにおいても、観光エリアから離れたビジネスタウン、工業団地周辺であってもたくさんのマッサージ店があります。仕事の合間や昼休憩、仕事終わりにふらっと立ち寄って、30分から1時間程度のマッサージを気軽に受けることができます。日本ではちょっとイメージできないベトナムらしい過ごし方の1つです。
高級レストランで舌鼓を打つ
食事をそこらへんで済ませるのもいいですが、少しでも旅行気分を盛り上げたいのであれば、ちょっと奮発して高級店に行ってみてはいかがでしょうか。一人予算3000円程度あれば高級ベトナム料理店に行くことができますし、予算5000~7000円ほどあれば、フレンチのコース料理に舌鼓を打つこともできます。また、市街観光エリアに戻ってくることができれば、旅行者向けのチャムの伝統舞踊を鑑賞しながらディナーを楽しめるお店もあります。
仕事終わりはホテルライフを楽しもう
仕事終わりはホテルに戻ってホテルライフを満喫するのもおすすめです。5つ星の高級ホテルであれば、ナイトバーやシーサイドレストランは夜遅くまでやっていますし、スパでリラクゼーションをするのも贅沢です。海沿いであれば浜辺を歩いたり、夜の海を眺めるだけでも南国情緒に浸ることができます。客室のバルコニーでシティ&オーシャンビューを望みながらアルコールに酔うのもいいですし、ルームサービスを頼んで客室でパーティーするのも旅行ならではです。
「どうしても海水浴がしたい」という場合は、海沿いのホテルに宿泊するのがいいでしょう。ミーケービーチは17時頃にパラソルやデッキチェアはたたまれてしまいますが、海沿いのホテルを利用すれば、ホテルが設営しているデッキチェアを利用することができます。また、11月から2月頃まではダナンも涼しくなりますが、それ以外のシーズンであれば、夕方以降も水温は高く、海水浴を楽しむことができます。
ダナン市街のナイトマーケットに繰り出そう!
ダナン市街には2019年にオープンしたソンチャナイトマーケットが有名なナイトスポットとなります。観光エリアのど真ん中にあり、イルミネーションを楽しめるロン橋と鯉の滝登り像の正面に広がる大規模マーケットとなります。100を超える夜店が並び、お土産雑貨、日用品、グルメなどあらゆる屋台が出ているので、歩くだけでもお祭り気分を満喫できます。
五行山でプチトレッキングを楽しむ
ダナン市街とホイアンの中間地点にある五行山は、旅行者に人気の観光スポットです。プチトレッキングを楽しむことができる以外にも大理石を売るお店を覗いたり、寺院見学、洞窟内部に造られた仏像を拝見したりと、見どころはいくつもあります。一通りの要所を回っても所要時間は約90分程度なので、こちらもちょっとした空き時間に行ける観光スポットと言えます。
現地人と肩を並べて路上カフェ体験
ベトナムと言えば路上カフェ。フランス統治時代に持ち込まれたカフェ文化は、現在では民間に溶け込んでいて、人々の習慣の一部となっています。路上カフェではコーヒーやジュース、簡単な食べ物を楽しむことができ、もちろん値段は格安です。ダナンはホーチミンやハノイよりも過ごしやすい風が吹くので、ついつい長居してしまうかも。一人で訪れるのもいいですし、会社のベトナム人従業員においしい路上カフェを紹介してもらうのもおすすめです。
出張者がダナンを楽しむ一番のポイントは「事前計画を立てる」こと
1~2時間程度のちょっとした空き時間を有意義なものにするためには、行き当たりばったりではなく事前に空き時間をどのように過ごすのかを考えておくのが重要なポイントです。ダナンはまだまだ発展途上の町なので、オフィスが郊外にある場合は、周辺に立ち寄れるお店がまったくない、といったこともあります。市街地までの移動時間を考慮しつつ、行きたいお店は予め住所をピックアップしておくといいでしょう。