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ベトナム旅行でショッピング。覚えておきたい10か条

ベトナムは雑貨天国とも呼ばれています。日本人の間では1990年代に一大ブームが訪れ、ハノイやホーチミンといった日本人旅行者が多く集まる都市には、雑貨が並ぶ雑貨通りもできあがったほど。今回紹介するのは、ベトナムでショッピングする際に覚えておきたい10個の事。お土産を買うのはベトナム定番の市場にある雑貨店だけではなく、ショッピングセンター、スーパー、市場と形態はさまざま。より有意義な買い物を実践するために、是非心がけておきたいところです。

1、市場で値切り交渉は必須

ベトナムの代名詞的存在にもなっている市場

市場で買い物をする際は必ず値切り交渉をするようにしてください。最近は値段のついたラベルを商品に貼っているお店も多いですが、これは旅行者に対する小細工。「この値段で買ってくれたらもうけもんだ」と思っての値段であると認識してください。一方、値切り交渉ができない場合は、大きく「FIX PRICE」と記載されています。いわゆる「定価」という意味です。

ただし、相手も生活がかかっているので、無茶な値切りをすると、返って怒らせてしまう可能性もあります。二度三度値切ってみても交渉に応じてくれないようであれば、それが正規の値段だと理解した方がいいでしょう。

2、市場で品質は求めない

チープ雑貨は市場で丁度いい

ホーチミンの定番、ベンタイン市場には、約4000もの店がひしめきあっていると言われています。そんな市場では商品は野ざらしになっていますので、雑貨類は色褪せ、陶磁器はヒビが入っていたり、刺繍はほつれていたりします。そんな雑貨をお土産として大切な人に渡すわけにはいきませんね。 市場でおすすめの雑貨は、1ドル(100円)未満のいわゆるチープ雑貨です。仲の良い友人や家族、親戚にばらまくお土産としては十分でしょう。市場でベトナムらしさを感じながら、値切り交渉をして買い物をする。ベトナム旅行の醍醐味を体験していってください。

市場でおすすめの雑貨は、1ドル(100円)未満のいわゆるチープ雑貨です。仲の良い友人や家族、親戚にばらまくお土産としては十分でしょう。市場でベトナムらしさを感じながら、値切り交渉をして買い物をする。ベトナム旅行の醍醐味を体験していってください。

3、市場で食品は買わない

梅の種。日本でもお馴染みの乾物菓子だ

市場で食品を買うのは要注意。できれば避けてほしいところです。市場で買える食品は果物やドライフルーツ、ココナッツなどですが、いずれも保存管理が悪いので、風味がとんでいます。ドライフルーツを市場で買うときは、必ず試食をさせてもらいましょう。ただし、市場で買える乾物類は、市内のスーパーでも買うことができます。お土産に持ち帰るのであれば、そちらがおすすめです。ちなみに、市場で買うと、パックに詰めてもらうようなことはなく、ビニール袋に入れてもらえるだけです。

4、市場にスリがいることを認識する

会計のときに、「財布がない!」とならないように

市場はスリの多発地帯でもあります。スリが犯行に及ぶ瞬間は2パターン。

1つは市場内の雑多な通路を歩いているときです。人で通路が埋まっているときに、それに紛れて財布をポケットから抜きます。

2つ目は買い物の最中です。こちらが店員と交渉して夢中になっているときに財布を狙います。

前者はズボンのバックポケットに入っている財布を狙い、後者はトートバックなどチャックがないバッグを狙います。スリは全員プロなので、こちらはまったく気づくことができません。財布は常に肌や手に触れるところにしまっておきましょう。

5、値切れない店も多い

雑貨目当てでベトナムに訪れる女性旅行客も多い

ベトナムの店すべてが市場のように値切れるわけではありません。特に近年はぼったくり被害に遭う外国人が多いことから、政府自治体ともにFIXPRICEを推奨していて、ひどいぼったくりに対しては店に何かしらの処分を下すことも検討しています。

市場ではほとんどが値段交渉をすることができますが、雑貨ショップでは、おおよそ2割~3割程度しか値段交渉はできないでしょう。もし数十、数百と大量に買うのであれば交渉はできます。また、スタッフは市場と異なりアルバイトが大半なので、値引きできる権限を持っていないことも値引きを断られる理由の一つです。また、当然のことながらブランド店も値切ることはできません。

6、お洒落な雑貨は日本語スタッフ常駐のお店に多い

陶磁器は色塗りの質が店によってだいぶ異なる

ハノイであればニャートー通り、ホーチミンであればドンコイ通りパスター通りに日本語ができるスタッフがいる店が多くあります。この手のお店は、日本人客の集客に努力をしているので、品質はさることながら、デザインにも力を入れています。日本人のファッションセンスはベトナム人からするとかなり個性的に映っています。そして流行の流行廃りが早いのも熟知しているため、最近はどの店もオリジナルのハイセンス土産を置いています。ですので、かわいいカラフルなお洒落雑貨を探したいのであれば、日本人客を重要視しているお店を探すのが近道だと言えます。

7、オーダーメイドは自分の寸法を予め計っておく

オーダーメイド土産もベトナム名物の一つ。なにより安い

アオザイなどのオーダーメイドをお土産と考えている方も多いでしょう。縫製は刺繍と同じく、ベトナムが古くから得意としている民芸の一つ。日本で注文するよりもはるかに安い料金でオリジナルの洋服を作ってくれます。ただし、オーダーメイドは既製品と異なりトラブルもあります。その代表が「サイズが合わない」こと。注文時にしっかりと寸法は計ってくれますが、なぜか合わないことがあります。それを避けるために、寸法は事前にこちらでも図っておくといいでしょう。

8、スーパーへ行くときは昼時と夕刻ははずす

地場最大手の小売り店「コープマート」

スーパーマーケットはベトナムではコープマート、ビッグC、ロッテマートなどがあります。近年では日系のイオンもハノイとホーチミンにオープンしています。旅行者にとってはスーパーマーケットでの買い物も旅行で楽しみたいところです。生活用品の入手はもちろん、お土産になりそうなコーヒー豆はインスタント食品、ライスペーパーに調味料なども充実しています。

しかし、スーパーマーケットは昼時と夕刻時は非常に多くの現地人で混雑します。この時間レジは行列ができますし、割り込む現地人で溢れていますので、なかなか会計ができません。割り込まれると嫌な気持ちにもなりますので、買い物時は外すことを強くおすすめします。

9、ショッピングセンターはブランド品を買うときに有効

フランスのブランド「デュランス」

香水や化粧品、バッグのブランド品を買うのであれば、ショッピングセンターやデパートがおすすめです。スーパーマーケットにテナントで入っているのは正規販売店ではないので、コピー品の可能性が高いです。また、市場に並んでいる有名ブランド品はほぼ100%がコピー品です。ベトナム人やアジア諸国の人たちは、コピー品に対して日本人ほど抵抗がないため売れるのですが、もちろんこれは違法。日本へ持ち込むこともできませんので注意ください。ブランド品は必ず正規販売店でご購入ください。

10、化粧品は安くない

資生堂やコーセー、メナードといった日系も進出済みだ

海外でブランドの高級化粧品を買う方も多いかと思いますが、基本は空港内の免税店で買うようにしましょう。ベトナムのデパートにも化粧品フロアが設けられており、日系の化粧品をはじめ、エスティーローダー、ランコム、ディオールなど海外の人気ブランドも揃っていますが、指定店以外では免税は受けられません。

免税されなければ、日本で買うのと値段はほぼ同じなので、旅行者があえてベトナムで買うメリットはあまりないかと思います。

まとめ

ベトナムでショッピングをするための10か条はいかがでしたでしょうか。すべてが安く、どこで買ってもいいというわけではないことが分かります。より満足いく買い物をするためにも、是非一読してみてください。

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