はじめてのベトナム旅行ならば、ホーチミン市内の地理感覚もありません。写真を見て綺麗だと思ったホテルは、実は観光エリアから外れていたり、周辺になにもお店らしいものがなくて寂しい立地だった、なんてことはよくあります。そこで、今回はホーチミン市内の一押しホテルを紹介。ここで紹介しているホテルならば、どこに泊っても失敗はない、そんなホテルを10個集めてみました。
目次
① レックスホテル
まず最初はレックスホテル。ホーチミン市内中心、人民委員会庁舎前に立つ巨大な5つ星ホテル。社会主義のベトナムらしい国営ホテル。とはいえ日本人にも人気で、グランドフロア内のカフェやチャイニーズレストラン、生演奏を聴けるベトナム料理店など、複数の飲食店が入居。また、中庭では定期的に伝統民謡や舞踊のショーなども開催。ドンコイ通りまで徒歩1分という立地も魅力。
② ニッコーホテル
ホーチミンで唯一の日系5つ星ホテル。ご存知のニッコーホテルは日本語ゲストリレーションズ完備の日本人旅行者向け。客室も日本の間取りをイメージし、また全室ウォシュレットトイレはニッコーだけとのこと(取材時点)。ドンコイやベンタイン市場まではタクシーで行く必要がありますが、ショッピングセンターが隣接していて、ホテル直結なので買い物には困りません。
③ ルネッサンスリバーサイド
ニッコーと並んで日本人率が非常に高い5つ星ホテル。ドンコイエリアに建ち、またサイゴン川沿いという申し分ない立地も魅力。中央が天を仰ぐような吹き抜けになっていて、地上で営業しているカフェ・アクアリウムは宿泊者以外も利用する人気のファシリティ。屋上プールも魅力です。
④ グランドホテル
拡張工事を経て5つ星となったグランドホテル。一階中庭の屋外プールが人気で、プールサイドバーでドリンクを頼んで、デッキチェアに寝そべるのが旅行者の憧れのはず。客室内はコロニアル建築を尊重していて、古き良き雰囲気がうかがえます。また朝食ビュッフェは非常に品数が多いことでも有名。
⑤ ニューワールド
ホーチミン市内最大の客室数を誇る5つ星ホテル。日本人ビジネスパーソンにとっては定番の宿泊先です。1階カフェの自家製スイーツは駐在員奥様方にも定評があり、また螺旋階段を上がった先で営業しているチャイニーズレストランも人気。屋外プールではリクエストによりBBQを楽しむことも可能。ベンタイン市場から徒歩5分かからない立地のため、ドンコイよりも市場散策を楽しみたい方にもおすすめです。
⑥ シェラトン・サイゴンホテル&タワーズ
ドンコイエリア中心に建つインターナショナルホテルの「シェラトン」。日本では東京ディズニーリゾート内にあるホテルとして有名ですね。複数のカフェ&レストラン、毎夜屋上で楽しめるクラブバー、そしてカジノまで完備のマンモスホテル。ドンコイエリアを拠点に活動する旅行者向け。徒歩圏内にすべてのお店があるので、立地の良さにおいて右に出るものはありません。
⑦ マジェスティック
ドンコイ通り1番地にある国営のマジェスティックホテル。ベトナムの古き歴史を今に映す装飾は、旅行者ならば見惚れてしまうほど美しいです。客室からは正面に流れるサイゴン川を眺めることもできます。また、屋上で営業しているブリーズスカイバーとMバーはどちらも屋外カフェレストラン。夜はサイゴン川のと市内の夜景を同時に眺めることができるほか、毎夜生演奏を聴くことができます。
⑧ ウィンザープラザ
中華街チョロンエリアで一番人気を誇る5つ星ホテル。アンドンプラザショッピングセンターと直結していて、雑多なベトナムの姿を見ることができます。またホテル内のビュッフェも定評があり、世界各国の料理がブースに分かれているほか、ロブスターなども食べ放題。ドンコイエリアまではタクシーで15分から20分程度で行くことができます。
⑨ エクアトリアル
ウィンザープラザは雑多な町中にあり、かなり中華系要素が強いのですが、同じくチョロンにあるこちらのホテルは、努めてモダンな装い。無国籍の清潔な客室に広々とした屋外プール。フィットネスクラブにキッズクラブなど、ホテル内で1日過ごすこともできます。
⑩ イースティン・グランド・ホテル
旧モーベンピックとして知られている5つ星ホテル。空港から最も近い5つ星ホテルで、多国籍に富む料理を食べられる1階ビュッフェが人気。また、同ホテル直営ベーカリーで作っているパンは、有名カフェチェーン店にも卸しているほど。ホテル周辺に見どころとなる観光スポットはありませんが、ドンコイエリアから空港までは時間によって渋滞がひどいため、1泊、2泊程度の弾丸旅行者はイースティングランドホテルを利用するのもおすすめです。
初めてのホーチミンでは立地を大切に
今回ご紹介した5つ星ホテルは、いずれも立地がいいことで評判です。徒歩圏内に観光スポットや雑貨店、ショッピングセンターなどがあるので、滞在が非常に楽。ガイドブックには堂々とドンコイエリアのホテルがクローズアップされていますが、実際はドンコイに強くこだわる必要もありません。是非今回ご紹介したホテルを検討してみてください。