2020年7月に海外旅行を計画している方は、ベトナムを旅先に検討してみてはいかがですか。ベトナムは年間80万人以上の日本人旅行者が訪れる人気のアジア。7月になると学生旅行や一足早くお盆休みを取得した社会人が大勢訪れるようになりますので、なるべく早い段階でツアーやホテルは予約しておくのがおすすめです。
今回は2020年7月のベトナム各地の現地観光情報をご紹介します。
2020年7月は北部と南部で1日数回の雨が降る
東南アジア東部インドシナ半島に位置するベトナムは、南北に長い国土を持ち、北部は温暖、中部以南は熱帯と地域によって属する気候が異なります。7月は北部と南部で雨季の最中となり、1日数回の豪雨が降ります。スコールの最中は傘をさしても濡れるほど激しい殴り雨となりますので、できればスパやショッピングセンターなどで1~2時間ほどやりすごすのが得策です。
ハノイの7月のおすすめの過ごし方
温暖気候のハノイ含む北部では、7月と8月は1年の中でも最も蒸し暑い月となります。「町を少し歩けば眼鏡が曇る」と揶揄されるほどの湿度となりますので、暑さ対策は必須となります。アウトドア観光をメインに観光するのであれば、汗拭きタオル、ウェットティッシュ、制汗スプレーなども持っていくと便利です。また、天気と気温にもよりますが、日中は博物館やショッピングセンターで買い物、ホテルライフを満喫するなど屋内施設をメインに回り、外出するのは気温が下がる夕方以降にするのもおすすめの方法です。
世界遺産&山岳エリアは雨対策を忘れずに
北部観光では世界遺産のニンビン省、ハロン湾、山岳エリアのサパなどが日本人に人気の観光地となっています。しかし、いずれの観光エリアも1日外を歩く旅程となり、また雨が降ったときに立ち寄れるお洒落なカフェやレストラン、ショッピングセンターなども皆無です。そのため、同エリアに足を運ぶ場合は、下記のような雨対策を準備しておくことを忘れないでください。
1.折り畳み傘
2.雨合羽
3.腰に巻いて足を隠せるくらい長いスカーフ
7月は旅行者急増月!ダナンのホテル予約はお早目に
7月は中旬頃から旅行者が急増するため、ホテルや現地ツアー、航空券の予約・手配はできるだけ早いうちに済ませておきましょう。特にホテルと航空券は近々になると料金が高騰することも多いです。また、とくにダナンは4つ星、5つ星といった高級ホテルは軒並み満室となり、余るのはスイーツクラスの高級ルームばかりといった事態にもなります。
ツアーも早期予約が必要?
実はツアーも一部では早期予約が必要となります。まず、人気のツアーは大型バスを使っても定員一杯となることが多く、ハノイやホーチミンの市内観光が該当します。また、当サイトでしばしば紹介しているPHトラベルのプライベートツアー。こちらもできる限り予約が必要です。プライベートツアー、カスタムツアーと名の付く現地ツアーは、ガイドと車が不足する可能性があるので、数日前の予約だと「ガイドはいるんですが、車が空いていないです」と言われることもあるかもしれません。
ホーチミンでプチリゾートを満喫
近年はホーチミンの2区タオディエンでプチリゾートを体験する市内観光が日本人に人気があります。タオディエンは西洋の町作りがされていて、お洒落なカフェや欧米人経営のレストラン、雑貨店などがたくさん集まるエリアとなっていて、ホーチミンに暮らす駐在員奥様方にも高い人気を誇ります。中にはトリップアドバイザーでも人気の高いお店も少なくないので、タオディエン観光する場合は、ツアーに頼らずに自分で行くお店を決めるのがおすすめです。
ダナン・フエ・ホイアンは旅行のベストシーズンに!
中部地方のダナン、フエ、ホイアンは7月はまだ乾季となり、旅行のベストシーズンが続きます。ダナン&ホイアンでは絶好の海水浴日和が続きますので、南国パラダイスを心の底から満喫することができるでしょう。また、毎月旧暦14日には、ホイアンでランタン祭りが開催されます。夜の19時くらいからスタートして、カラフルなランタンが町を灯し、旧市街の随所で伝統音楽や民謡が聴こえてきます。
ダナン・ホイアンで海水浴をするなら、ダナンのミーケービーチ&ノンヌォックビーチ、ホイアンのクアダイビーチ&アンバンビーチのいずれかがおすすめ。また、ビーチ沿いのホテルに宿泊を希望するならば、ノンヌォックビーチ沿いに人気の5つ星ホテルが並んでいます。ビーチリゾートの旅行の秘訣はホテルの立地が挙げられます。静かなプライベートビーチ傍のホテルを求めるのか、コンビニやレストランが多い立地を重視するのかなどを慎重に考えて決めるといいでしょう。
ベトナムは1年を通しておすすめできる人気の観光地
ベトナム北部は5月から10月までが雨季で、中部は9月から2月、南部は5月から11月となります。また、雨季であっても雨が降っていない時間の方が多いので、それほど気にする必要もありません。1年を通しておすすめできる海外旅行先となるので、是非次の旅行はベトナムに決めてみてはいかがでしょうか。