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高校最後の卒業旅行はベトナムで決まり!おすすめの理由を紹介。

近年日本人にとっても外国は非常に身近な存在となってきました。一昔前なら高校の修学旅行といえば京都や東京が定番でしたが、現在は沖縄、北海道はもちろん、アジア旅行を選択する高校も少なくなくなってきました。また、修学旅行で行かなくとも、仲間内で計画する卒業旅行で海外を選ぶケースも多いです。

多くの学生にとっては最初の海外旅行となるので、渡航先は慎重に選びたいところ。そこで、今回は高校最後の卒業旅行でベトナムをおすすめする5つの理由をご説明したいと思います。

1.移動距離が短く、直行便も多い!

行き方はさまざま

まず言えることは、「移動距離が短い」ということ。日本人にとっての旅先としてメジャーなタイやインドネシア、マレーシアといった東南アジアの国々よりも、実はベトナムは日本から近いです。東南アジア諸国の中では、フィリピンに続く短距離で、約3600km。所要時間は約5時間~6時間程度。

大抵の飛行機には座席にテレビがついているので、映画を見たり、音楽を鑑賞したり、ゲームをして、飽きたらひと眠りして、起きたら到着、といった移動時間となります。初めての海外旅行ならば、飛行機にも慣れていないので、できるだけ所要時間は短い方がいいですよね。

ホーチミン空港内の様子

近年ベトナムと日本は非常に交流が盛んとなっているため、年々直行便の路線や本数も増えてきています。特に東京(成田・羽田)と関西(大阪)とベトナムのハノイ、ダナン、ホーチミンは直行便が1日複数便出ているのが魅力。

もちろん旅慣れた方であれば、乗り継ぎ便も利用価値大です。ただ、高校生のほとんどは海外旅行に慣れていないですし、英語を話すことにも不慣れ。最初の旅行であれば、直行便を選ぶといいでしょう。

2.飛行機もホテルも安い!

Ⓒwiki

一昔前までは、ベトナムと日本の直行便といえばJALやANA、ベトナム航空くらいで、いずれも他の東南アジア旅行よりも若干高くついていました。しかし、2015年頃から徐々に他の航空会社も参戦し、現在では格安航空会社(LCC)で知られるジェットスターが大阪とハノイ、ダナンを直行便で結び、旅行者は格安で行くことが可能となっています。

また、東京からでも乗り継ぎが許されるのであれば、台湾や北京、香港を経由すればぐっと航空券代を抑えることができます。旅行において最も費用がかかるのが飛行機代とホテル代。この両方を安く済ませる術を知っていると、国内旅行よりもはるかに低予算でベトナムを楽しむことができます。

ホーチミンの3つ星ボンセンホテル

東南アジアは物価が安いので、ホテルも安いと思うかもしれませんが、観光エリアは意外と高くつきます。しかし、ベトナムは世界から見ても非常にホテル代が安く、世界のホテル予約サイトである「ホテルズドットコム」が公開したランキングでは、ベトナムのハノイが世界2位(1位はカンボジアのプノンペン)に選ばれたほど。

さらに、アメリカの予約検索エンジン「カヤック」が公開したランキングでは、「5つ星ホテルが最も安い都市」にホーチミンが3位にランクインしました。ホテルや飛行機代が安いということは、パッケージツアーもそれだけ安いということ。他国のツアーと同じ料金でも、ベトナムならばホテルがワンランクもしくはツーランク上、ということもよくあります。

3.東南アジアの中でもとりわけ治安がいい

ホーチミンの中心市街の様子

初めての海外旅行者、及び高校生のような若年層の旅行者が一番現地で心配しなければならないのが、「治安」です。特に高校生はまだ未成年なので、両親を説得するのも一苦労。東南アジアのような発展途上国はよく治安が悪いとイメージされがちですね。

しかし、ベトナムの治安は全国的に非常にいいことが挙げられます。もちろんスリやぼったくりといったトラブルはありますが、暴力事件や発砲事件のような重犯罪はほとんどありません。旅行者が被害に遭うテロや反政府勢力による空港閉鎖なども報告はありませんので、安心して観光を楽しむことができます。

市街地は外国人観光客がどこも多い

「ひったくり対策のため、たすき掛けのポーチは使用しない」
「大金は持ち歩かない」
「財布はズボンのバックポケットには入れない」
このような基本的な盗難対策を怠らなければ、観光滞在中にトラブルに巻き込まれることもないでしょう。学生の卒業旅行であれば、グループで行くかと思いますので、常にまとまって行動すれば、犯罪が向こうからやってくることはありません。嵌めを外さず、気を引き締めることがなにより大切です。

4.ドアtoドアで行ける現地オプショナルツアーが豊富

PHトラベルのツアーガイド

学生旅行者に人気のハノイ、ダナン、ホーチミンは、それぞれ現地発のオプショナルツアーが豊富。市内観光だけではなく、郊外観光、世界遺産観光、さらに宿泊付きの1泊2日から2泊3日ツアーも人気があります。ハノイであればハロン湾周遊やサパの山岳地帯の登山ツアー、ホーチミンであればカントー行きの一泊二日ツアーや、メコンデルタの一般家庭でホームステイといったものが学生に人気があります。

>>PHトラベル催行のベトナムオプショナルツアー

メコンツアーの様子。毎日催行している

ほとんどのツアーはホテル送迎なので、行きも帰りもツアーガイドがホテルまで送迎してくれるのがベトナムのツアーの魅力。さらに、ハノイ、ダナン、ホーチミンの三都市に拠点を置くPHトラベルであれば、専用車でのプライベートツアーが保証されます。高校最後の卒業旅行というメモリアルな旅を、誰にも邪魔されず、そして気を遣わずに楽しむことができます。

>>PHトラベルについて

5.団体で楽しめる観光方法がたくさんある!

人数が多ければ多いほど盛り上がる料理教室

ベトナム現地では、団体で盛り上がれるさまざまな楽しみ方があります。市内観光は鉄板ですし、団体だからこそ楽しめるオプショナルツアーも豊富。4つ星以上であれば、ホテルにプールやカフェ、バーが併設しているので、男女混合で楽しむことができます。学生の女子旅であれば、スパのパッケージを満喫するのもベトナムならでは。男同士の学生旅行であっても、ベトナムはおすすめです。トレッキングをしたり、大自然をボートで疾走したり、砂丘を駆け上ったりと、観光都市によって多様な過ごし方を計画することができます。

ベトナム伝統の陶磁器

もちろんベトナム旅行の代名詞的な"雑貨ショッピング"も学生旅行におすすめです。ベトナムは東南アジアの中でもとりわけ物価が安いので、少ない予算でもお土産はたくさん買うことができます。雑貨土産も近年は発達してきていますので、女性向けの可愛い置物系雑貨以外にも、男性もついつい手に取りたくなるオリジナリティあるお土産雑貨も増えてきました。

また、ホーチミンやハノイでは博物館巡りも観光の1つ。ベトナムの博物館は入場料が50円~250円と非常に安いので、こちらも学生向けと言えます。

計画の段階から楽しみが広がる卒業旅行

みんなで集まってワイワイ言いながら計画をする卒業旅行。高校を卒業したら、大学や短大、専門に進路を決めた人もいれば、働く人もいるでしょう。会う機会は減ってしまいますので、卒業旅行は友情の証として一生の思い出となります。その大事な旅先をベトナムに決めてみてはいかがですか。後悔しない旅を保証してくれます。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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