日本人旅行者に人気の中部世界遺産観光。ホイアン、ミーソン遺跡、そしてフエの3都市周遊ツアーも人気ですね。今回紹介するのは、その内のフエ。最後の王朝があった王宮跡や歴代皇帝の廟が世界遺産に登録されています。

「滞在時間がないから、半日でフエやベトナムの魅力を知りたい」という方ならば、現地旅行会社PHトラベルが催行する「世界遺産フエ半日観光ツアー」に参加するのがおすすめです。

ドンバ市場でベトナム世界に浸かる

まず最初に行くのは「ドンバ市場」。PHトラベルは他の旅行会社と異なり、専用車で行くのが魅力。遅刻する参加者を待ったりすることもありませんし、ガイドを独り占めすることができます。車窓からフエののどかな景色を眺めながら、一路ドンバ市場へ。

ドンバ市場は現地人が通うローカル市場。野菜、生鮮食品、日用品、洋服、アクセサリーとなんでも揃うのが市場の魅力です。

トラベルガイドブックには、「ドンバ市場に来たらノンラーをお土産に買ってみては」と紹介されていました。ノンラーはベトナムの三角菅笠。全国共通の形をしていますが、実はここフエが特産地。ドンバ市場で買えるノンラーは、さらにベトナムの誇る手工芸品である刺繍がついています。こちらはお土産用ですね。1個数百円で買えるので、滞在中はこれを被って観光するのも旅行らしいです。

その他に楽しんでほしいのは、市場の雰囲気。日本にはない東南アジア独特の熱気を感じ取ってください。また、ここでお土産雑貨を買うのもいいでしょう。ただし、値段交渉は必須です。ローカル市場ではありますが、旅行者は特段珍しくはないので、皆さんを見たら高値をふっかけてくるでしょう。

天女の伝説が残るティエンムー寺

続いて足を運ぶのは1601年創建の「ティエンムー寺」。新市街と旧市街を隔てるフォン川沿いに建つ仏教寺院で、道教との混在寺院が多いベトナムでは、釈迦のみ祀る由緒正しき寺。辺りを見渡すと合掌して参拝するベトナム人観光客や現地人でにぎわいを見せています。また、奥の本堂へ上がると、修行僧の子供や少年と僧侶の読経の様子や生活の様子を見学することができます。

ティエンムー寺には老婆の仙女伝説が残り、世界遺産ではないものの観光客が立ち寄る場所として定番スポットとなっています。また、ティエンムー寺を見学したあとは、寺の目の前を流れるフォン川の前で記念撮影もしていってください。

ちなみに、ティエンムー寺の前にはフォン川を周遊するボートもとまっています。これから阮朝王宮に行くので乗ることはできませんが、こちらのボートは新旧市街地を往復しているので、ツアーを終えたあとに乗ってみるのもいいでしょう。

最後は世界遺産の阮朝王宮を見学

最後は世界遺産の阮朝王宮を見学。阮朝王宮は1802年〜1945年の間に歴代皇帝が居城していた王宮。ベトナム最後の王朝として、歴史上非常に大きな意味を持つ歴史遺産です。

敷地は非常に広く、フラッグタワーや美術館、博物館、お土産店なども配置されているほか、シクロや馬車に乗って移動することも可能。

ただし、王宮跡の大半はベトナム戦争で焼失してしまったため、現在残っているのは一部のみ。ただし、無形遺産に登録されている宮廷音楽を鑑賞したり、当時の王宮を再現した３DやVR映像を楽しんだりと、観光客を飽きさせないイベントも随時実施しています。

PHトラベルでは博識なベトナム人ガイドがエスコートしてくれるので、阮朝時代の様子や王宮の歴史などを詳しく教えてくれます。

PHトラベルだからこその満足度

PHトラベルでは「専用車」と「ベテランガイド」が売り。プライベートツアーだから自分たちだけの思い出つくりができます。ミニバスに載せられてぎゅうぎゅうの混載車で行くのとは、贅沢感は雲泥の差。半日から楽しめるフエ観光はPHトラベルを選んでみてはいかがでしょうか。