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ハネムーンで行きたいエリア5選

ベトナムは一昔前までは、まだまだ旅行先としてもそれほど知名度がない国でした。しかし、ここ数年は右肩上がりで日本人旅行者が増加中。中にはハネムーンで来たという日本人も少なくありません。ちょっと前にはハリウッドスターのブラッドピット&アンジェリーナジョリー元夫妻がハネムーンでお忍びでベトナムにやってきたことは非常に有名です。

そこで、今回はハネムーンとしてベトナムに訪れる旅行者に、一押しの観光エリアを厳選して5つご紹介したいと思います。

1、美しいサンセットを鑑賞。「フーコック島」

この景色を見るためだけに訪れる価値がある

こちらはフーコック島のサンセットの景色。フーコック島はベトナム西部にあるカンボジアとの国境に面している離れ小島。一昔前までは外国人にとって知名度はなく、メコンデルタを旅するバックパッカーの終着地点として密かに知られていた程度でした。しかし、最近はホーチミンから国内線で1時間弱で行くことができるため、ビギナー旅行者でも気軽に行けるようになりました。フーコック島では離れ小島らしい優雅なビーチライフをおくることができます。また、タイランド湾沖に沈みゆく日没の風景はベトナムで最も美しいと言われています。

二人寄り添って歩き続けたい

フーコック島にはこれといった観光名所は多くありませんが、恋人と一緒に歩きたくなる散歩道がたくさんあります。ホテル周辺を歩くだけでも潮の風がそよいでビーチリゾート気分を盛り立ててくれますし、漁船が停泊する海辺を当てもなく散歩するのも、またロマンティック時間です。夜はボートに乗ってイカ釣り体験をしたり、ナイトマーケットで海鮮を頬張ったりと、日本の社会とはかけ離れた滞在を保証してくれます。

2、宿泊付きの豪華クルージング!「ハロン湾」

客船に乗ってハロン湾を周遊

世界中から注目されているベトナムの世界遺産といえば、「ハロン湾」。名前くらいは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。ハロン湾はハノイから車で南下したところにある広大な湾。日帰りであれば高速ボートに乗って周遊することもできますが、今回はハネムーン。特別な日ですから、贅沢に豪華大型客船に乗って宿泊クルージングツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

鍾乳洞

ハロン湾での楽しみ方は2つ。1つは湾内にある鍾乳洞の見学です。かつては海賊がアジトにしていたこともあると言われている鍾乳洞を探索することができます。また、湾内に立つ水上家屋やそこで暮らす人々の生活風景を見学することも可能です。

もう1つの楽しみ方は、船内です。客船のレストランで豪華な食事をしたり、甲板から自然が織りなすハロン湾の景色を眺めたりと、思い出に残る時間をおくることができます。また、早朝に甲板に出てヨガ教室に参加するのも観光客に人気。霧がかった幻想的なハロン湾に浮かぶ船上で、憩いのひとときをおおくりください。

3、ノスタルジー香る町「ホイアン」

ホイアンの町並み

こちらは筆者の一押しの場所。1999年に世界遺産に認定された「ホイアン」。ベトナム中部の観光エリアで、ビーチリゾートのダナンと一緒に行くことができます。ただ、ハネムーンでおすすめなのは、ホイアンの歴史市街地近郊に宿泊することです。歴史保護地区までは徒歩もしくは自転車で行くことができます。日中はホイアンの旧家を訪ねたり、オープンカフェで談笑するなどして時間を過ごしましょう。タクシーで10分ほど行ったところにあるクアダイビーチに足を運んでみるのもいいですし、ダナンのビーチを満喫するのもいいでしょう。

ホイアンの夜は幻想的なムードに包まれる

筆者がホイアンを推す理由は、ホイアンの幻想的な夜を満喫してほしいからです。ハネムーナーに申し分ない時間を過ごすことができます。夜はランタンの軽やかな明かりが町を照らし、また、日本橋付近では灯篭流しを体験することができます。かつて日本の朱印船も往来したトゥボン川沿いで屋台グルメを食べたり、橋向こうで毎夜開催されるナイトマーケットで雑貨を愛でたり、一夜通して素敵な時間を満喫することができます。

4、オンザビーチのホテルに泊まろう。「ムイネー」

ホーチミン在住外国人には非常に人気のエリア

ムイネーはベトナム中南部、ファンティエットという町の一部分を占めるビーチエリアです。ロシア人に人気の旅行先として知られていて、また、サーファーの間では、カイトサーフィンの国際大会の開催場所としても注目されています。そのムイネーがハネムーンにおすすめの理由が「ホテル・オンザビーチ」です。どういうことかと言うと、旅行者のほとんどはメインストリートであるグエンディンチウ通り沿いのホテルに宿泊することになるのですが、その通りは海に面していて、ホテルはバンガロータイプが主。部屋から出ればすぐ目の前に砂浜と海が広がる、そんな憧れのシチュエーションを体験することができます。

白い砂丘

こちらは白い砂丘"ホワイトサデューン"と呼ばれる観光名所。ムイネーにはイエローサデューンとこの2つの砂丘が最大の名所となっています。イエローサデューンはグエンディンチウ通りからほど近く、またそりによる砂滑りなどが楽しめるのですが、人がたくさんいるのが難点。ここホワイトサデューンは郊外に位置しているため、観光客の姿もそれほど多くありません。しかし、同通り沿いにあるツアーデスクで車を手配することができるので、ビギナーの方でも行くことができます。ここではバギーもしくはジープに乗って砂丘を疾走することができます。

5、やっぱり外せない!「ホーチミン」

雑貨通り「ドンコイエリア」

最後はやっぱりベトナム最大の観光エリア「ホーチミン」。観光インフラは充実していますし、気候は熱帯。日本とは何もかも異なる異文化を隅々まで体験することができるでしょう。ホーチミン旅行では、主に「エンタメ」、「スパ」、「グルメ」、「ショッピング」が観光の柱となります。ハネムーンであれば、多少は贅沢したいもの。メインストリートであるドンコイエリアの5つ星ホテルに宿泊し、ディナークルージングやアクロバティックショー、アオザイショーといったエンタメを鑑賞して盛り上がりましょう。また、高層ビルの屋上で営業するスカイバーは高級バー。ホーチミンの美しい夜景を眺めながらカクテルを飲むことができます。

女性だけではなくカップルで

東南アジアといえばスパを楽しみにしている女性も多くいますね。ベトナムではスパやマッサージは非常に身近な存在のため、現地人もよく利用しています。格安マッサージを梯子するのもいいですが、せっかくの新婚旅行なのだから、高級スパのパッケージコースを旦那さんと申し込んでみてはいかがでしょうか。2時間から3時間程度の長時間コースで、至れり尽くせりの至福の時間を満喫することができます。高級スパではカップルで申し込んだ場合は、プライベートルームに切り替えてくれるところも多くあります。より特別感を味わうことができるでしょう。

ところ変われば楽しみ方が変わる

今回紹介したエリアは、いずれもその地域ならではの楽しみ方があります。だからこそ、計画は綿密に、事前によりたくさんの現地情報収集を心がけるのが成功の秘訣となります。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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