もし、ベトナム旅行中、日本食が恋しくなったらどうしますか?
もし、一緒に来た両親が「ベトナム料理は口に合わない。味噌汁が飲みたい」と言ってきたらどうしますか?
もし、ビジネスでお客さんが「堅苦しくない日本食に連れていってくれ」と要望してきたら、どこに連れていきますか?
そんなときに、迷わず候補にピックアップしたいレストランが、今回紹介する「スシバー」です。
ベトナムにおける日本食ブーム
ホーチミンにはレストラン、屋台合わせてすでに数百店舗の日本食店があると言われています。ベトナム人にとって、日本食はすでに単なる外国料理ではなく、非常に身近にある料理に変化しつつあります。
そして、日本食をホーチミンに浸透させた先駆者が、「スシバー」なのです。
大人気のスシバー
スシバーは2015年10月現在ベトナム全国に8店舗を展開しているチェーン店。在住外国人や日本人旅行者もさることながら、現地のベトナム人客でこれほど席が埋め尽くされている日本食レストランは、ベトナム広しと言えどもここだけ。
日本人がスシバーに行くとき
短期滞在の旅行者でも、お年寄りの多くは日本食レストランに行きたがります。旅行は好きだけど、普段食べなれないものを食べるのが酷という方もいます。
また、中長期滞在で日本食が恋しくなるときもありますし、ビジネスでベトナムに来た方にとっては、特段ベトナム料理を食べなきゃという欲求もありませんので、もっともストレスがかからない日本食に走る傾向にあります。
一風変わった料理がおすすめ
スシバーでは、定番の寿司や刺身、丼物、定食、惣菜が充実しているほか、日本では食べる機会がない、一風変わった日本料理も用意しています。その一つがレインボーロール寿司。マンゴーやアボガドがのった奇抜な巻き寿司ですが、これが日本人の舌にも合い、病みつきになるおいしさがあります。
ベトナム人のための開放的な空間
写真のこちらは、スシバー2号店(ゼンプラザ店)。スシバーの特徴の一つが、「ガラス窓の明るい空間」です。日本食レストランがやりがちな高級感を演出するのではなく、誰もが気軽に入れるよう内外装に工夫がされています。
一見するとお洒落なレストランなので、カジュアルなムードの中、和気藹々と食事をとることができるのが嬉しいところです。
とはいえ、最初にお通しを配られたり、冷たいおしぼりを貰える日本のホスピタリティはそのまま提供してくれます。ゼンプラザ店は、昼時になると多くのベトナム人客や日本人客でごった返すことに。これほどベトナム人に支持されている日本食料理店はそう多くはありません。
また、カウンターテーブルも用意されているので、一人での来店も歓迎してくれます。通常のテーブル席も座ることができますが、一人の場合は、返ってカウンターの方が落ち着くこともありますよね。
和を貴重にした個室も完備
団体、接待用の個室席は、落ち着いた佇まい。引き戸を閉めれば外部のざわめきもシャットダウンできるので、ゆっくりと仕事の話ができます。
お酒も充実
料理を紹介
サーモンがブーム
ベトナム人の間では、現在サーモンが大流行。生魚は食べられないという方も、なぜかサーモンは食べられるほど。ベトナム人は醤油にこれでもか、というほど大量の七味唐辛子を入れて、ドロドロの液体にし、そこに刺身をつけます。そんなベトナム流の食べ方も、一度体験してみるのもいいかもしれませんね。
ライスペーパーで巻いた巻き寿司。日本とベトナムのコラボ料理もあります。また、その他キャビアの軍機巻きなどもあります。旅行者の方や出張者の方は、あえて変わった料理をチョイスしてみるのがいいでしょう。
ホーチミン市内のスシバー店舗
スシバー1号店: 2 Le Thanh Ton St. Dist.1
スシバー2号店:1F ZEN PLAZA 54-56 Nguyen Trai St. Dist 1
スシバー3号店: 54 Nguyen Dinh Chieu St. Dist 1
スシバー4号店:2F Saigon Court-149 Nguyen Dinh Chieu St.Dist.3
スシバー5号店: Lot C6B02-2, New South Urban City, Tan Phu ward, Dist.7
スシバー6号店: Ground Floor, KUMHO LINK - 39 Le Duan St.Dist.1