ホーチミン旅行者向けホテルエリアの選び方を紹介。ホーチミンは日本人に人気の観光地ですが、大きな町のためどこに滞在するかが重要です。ここでは初めてホーチミンに訪れる旅行者向けに、ホテルエリアの選び方を解説します。
初めてのホーチミンならドンコイ&グエンフエエリア一択!
初めてホーチミンへ訪れる旅行者は、中心市街地となる「ドンコイ&グエンフエ通り」エリアでホテルを探すのがおすすめです。グルメ、スパ、ショッピングのすべてを満たすことができる繁華街となり、4つ星、5つ星の高級ホテルの多くがこのエリアに集まっています。
一方でベトナム国内でも随一の地価を誇るエリアとなるので、宿泊料金は他と比べると割高です。ただし、3つ星4つ星であれば1万円以内で泊まれるところもあります。
ベンタイン市場周辺エリアでホテルを探すポイント
ドンコイと並ぶ日本人に人気の観光スポットのベンタイン市場ですが、この周辺には幾つかの4つ星ホテルと5つ星は「ニューワールド」があります。
ただし、ベンタイン市場周辺のホテルはどちらかというと欧米人やマレー・インド系の旅行者の宿泊先として知られており、ドンコイのホテルと比べるとサービスの質はそれほど高くありません。
ベンタイン市場とドンコイエリアは徒歩10分の距離なので、予算の範囲内であればドンコイのホテルがおすすめです。
ホーチミンの観光のメッカは「1区」。すべてがココにある!
ホーチミンのホテルエリアを決める上で、まず確認してほしいのが「1区」という住所です。英語表記:District.1.ベトナム語表記:Quan1.となり、ドンコイ、ベンタイン市場、統一会堂、中央郵便局といった主要観光スポットが集まる繁華街となります。
ただし、1区も広いため、ホテルを探すのであれば、やはり上記で紹介したドンコイ&ベンタイン市場周辺で見つけるのがおすすめです。
ホーチミンでホテル探し。1区以外ならどこがおすすめ?
ホーチミンの1区以外でホテルを探すのであれば、近年人気上昇中なのが「タオディエン地区/トゥードゥック市」です。古い情報だと「2区」と表記されることもありますが、現在2区は合併されてトゥードゥック市に名称変更しています。
トゥードゥック市内にあるタオディエン地区は、西洋の町並みが広がるエリアで、高級レストランやお洒落カフェが建ち並んでいます。面積は広くないので半日ほどかけて散策とお店巡りをするのが良いでしょう。
5&6区中華街チョロンでホテル探しはおすすめしない理由
一方で旅行者に根強い人気のある中華街チョロンですが、観光では良いのですが滞在することはおすすめしません。中華街は現地のベトナム人も気をつけるほど治安が良くなく、また日本人旅行者は服装ですぐに分かるので、ターゲットにされやすいので注意が必要です。
ホテルはチョロンの玄関に「ウィンザープラザホテル」と「エクアトリアルホテル」があり、こちらが日本人旅行者に支持されています。
ホーチミンでローカルにとっぷり浸かるなら「ゴーバップ区」
ホーチミンのゴーバップ区は空港北部エリアにあり、ドンコイエリアまでは車で40分の距離となります。ホーチミン市のベッドタウンとして知られており、ベトナムらしいのどかな町並みが広がっています。作られたベトナムではなく、ありのままのホーチミンと現地人の生活を垣間見たい旅行者は1泊2泊してみるのも良いでしょう。
ただし、日本人が満足できる清潔なホテルはありませんので、車で10分程度のところにある空港周辺で探すのがおすすめです。
ホーチミンでホテルエリアを探すときのポイント
ホーチミン旅行でホテルエリアを選ぶ際は、基本的に1区がおすすめです。また、1区内でもドンコイ&ベンタイン市場周辺以外はローカルな町となるほか、観光スポットまでタクシーが必要なので注意してください。ホテルの住所をオンラインマップで検索し、ドンコイエリアまでどのくらいの距離があるのかを調べてから予約するのもおすすめです。
1区バックパッカーエリア(ファングーラオ)をおすすめしない理由
1区中心にあるバックパッカーエリア(ファングーラオ)は、ベンタイン市場から徒歩10分程度で行けるため、観光にも打ってつけのホテルエリアではあるのですが、夜遅くまで騒音が酷いので、東南アジアの旅行に慣れている人でない限りあまりおすすめできるエリアではありません。
まとめ:ホーチミン旅行では旅の目的に合わせてホテルエリアを考えよう
今回はホーチミン旅行者向けに、おすすめのホテルエリアと区に関する旅情報をお届けしました。旅行者の移動手段は専らタクシーとなるので、1区以外のホテルに泊まると、移動費もかさんでしまいます。チョロンやその他のローカルエリアは泊まるのではなく、半日散策くらいがちょうどいいので、基本は1区のドンコイ&グエンフエエリアに宿泊するのがおすすめと言えるでしょう。