初めてニャチャンに訪れる人に向けて、現地のホテル事情を紹介。どのようなホテルに泊まるのがいいのか、どのエリアがおすすめなのかを具体的にご案内します。
初めてのニャチャン旅行ではどこのエリアでホテルを探すべき?
ニャチャンは古くから東南アジアのビーチリゾートとして世界に認知されていましたが、日本においては中部ダナンの印象が強く、ニャチャンはあまり知られていません。
そのため、「ニャチャン旅行に行きたいけど現地情報が少ない」と感じている人も多いでしょう。そこで、以下では初めてニャチャンに訪れる人に向けて、おすすめのホテルエリアを紹介します。
ニャチャンのホテルエリアで一番のおすすめは「チャンフー通りエリア」
まず、初めてのニャチャン旅行者全員におすすめできるのがチャンフー通り/Tran Phuエリアです。広大なニャチャンビーチに沿って南北に走る通りです。特にレタントン通りとのT字路周辺エリアが中心繁華街となるので、多少ホテルは割高になりますが、海と町散策どちらも徒歩圏内で行えておすすめです。
リーズナブルなホテルなら「フンブオン通り/グエンティエントゥアット通り」で探そう
チャンフー通りと並行して走る、町中に1つ2つ入った通りがフンブオン通り/Hung Vuongとグエンティエントゥアット通り/Nguyen Thien Thuatは、客室から海が見えるかは微妙なところですが、町の中心地にあり、4つ星ホテルでも5000~8000円程度で泊まれるのが魅力です。徒歩圏内で海も行けるほか、カフェ、レストラン、お土産店、ナイトマーケットもすぐ傍なのが魅力です。
ニャチャン郊外に泊まりたいなら2つのエリアから選ぼう
一方で繁華街ではなく郊外に泊まる選択肢もあります。郊外のメリットは「静かな南国バカンスを満喫できる」ことと「リゾートホテルに宿泊できる」ことです。
一方でホテル周辺は何もないので、町散策は難しいです。もし町散策したい場合は、タクシーでニャチャンの中心市街地まで移動する必要があるのがデメリットとなるでしょう。
ニャチャンのホテルがある郊外エリアは多き分けて2つあります。
ニャチャン郊外ホテル①:北部エリア
まず「リゾートホテルに安く泊まりたい」という人におすすめなのが北部エリアです。ホンチョン岬やポーナガルよりも北に進むと、幾つかリゾートホテルがあります。海傍に立っているためプライベートビーチが楽しめます。ヴィラタイプが多いので、宿泊者数が多いほど1人あたりの料金は安くなります。
ニャチャン郊外ホテル②:離島エリア
ニャチャン南部には大きな船着き場があり、そこから離れ小島のホテルに行くことができます。離れ小島は「ホンタムリゾート」、「ヴィンパール」といった人気のホテルがあります。離島のため1日ホテルの敷地内で過ごすことになりますが、南国バカンスを実感できる素敵な余暇を過ごすことができるはずです。
広大なリゾートホテルならカムランエリアもおすすめ
また、日本人にはまだほとんど知られていませんが、「カムラン」もおすすめです。ニャチャンからタクシーで30分ほど南下した場所にあるエリアで、近年は「アルマリゾート」、「モーベンピック」といった5つ星のリゾートホテルが並ぶようになりました。
敷地内には複数のホテル、パターゴルフ場、テニスコート、バーベキュー場、カフェ、スパ、映画館などがあり、その多くが無料で利用可能。
2泊はカムラン、もう2泊をニャチャンで過ごす旅行スケジュールはいかがでしょうか。
ニャチャンでホテルを予約するときの注意点
ニャチャンのホテルを予約するときは、以下の点に注意が必要です。
1.朝食の有無とスタイルを確認する
ニャチャンのホテルプランを見ると、朝食が含まれていないプランや、ビュッフェでなくセットランチのみのところも少なくありません。自分の希望に合った朝食スタイルを探してみてください。
2.ホテルかコンドミニアムかを確認する
近年はホテルがコンドミニアムの部屋をベトナム人に分譲し、その部屋オーナーが旅行者に貸出しているケースが多いです。この場合、同じ4つ星、5つ星ホテルであっても、朝食がなかったり、プールやキッズクラブなどホテルの無料施設を利用できなかったりとデメリットがあります。その分宿泊料金は安いのですが、不便を強いられるのが嫌な人はホテルであることを確認してから予約しましょう。
まとめ:ニャチャンを楽しむならホテル選びは最重要
今回はニャチャンのホテルエリアからホテル選びの注意点を紹介しました。ニャチャンのようなリゾートエリアで余暇を過ごすときは、ホテルでどう過ごせるかが非常に重要です。
ニャチャンに限らずベトナムのホテルは宿泊料金が安いので、できれば4つ星、5つ星の高級ホテルに宿泊してみてください。