2024年の9月シルバーウィークは、9月14~16日、9月21~23日と3連休が2回あります。有給休暇をつけて4~5日間の海外旅行を計画している人もいるでしょう。
ベトナムは日本から直行便で5~6時間で行くことができ、東南アジア諸国の中でも短時間で行ける国として人気があります。
ここでは2024年9月のシルバーウィークにベトナム旅行を計画している人に向けて、現地観光のポイントや注意点を紹介します。
2024年9月のシルバーウィーク期間。現地の気候・天候事情
ベトナムは南北に長い国土を持つため、地域によって気候が異なります。シルバーウィークとなる9月中旬から下旬は北部ハノイと南部ホーチミンは雨季、中部ダナン&ホイアンは乾季が終わり雨季に入る入口となります。
いずれの地域も雨が降ることは想定すべきですが、熱帯気候の雨は通り雨が多く、降っても小一時間でやむためそれほど気にする必要はありません。
2024年9月シルバーウィークでベトナムビーチエリアを目指すならどこ?
2024年9月のシルバーウィークにベトナムのビーチエリアを目指すならどこがおすすめなのでしょうか。
日本人旅行者に人気のビーチエリアは「中部ダナン」、「中南部ニャチャン」、「南部フーコック島」が挙げられます。
いずれも熱帯気候のため、晴れている時間は気温が高いため海水浴やホテルのプールで泳ぐことができます。
9月のシルバーウィークにおすすめのビーチエリアはダナンとニャチャンになります。9月のダナンはまだ雨の日が少ないので、滞在中ほとんどの時間で晴れることも期待できます。ニャチャンの観光エリアは広いため、海水浴が駄目でも遺跡探索など他の観光スポットを満喫できます。
一方でフーコック島は雨が降ってしまうと途端にやることがなくなってしまうので、シルバーウィークに行く場合は雨が降ったときの行動計画をしっかりと考えておくようにしましょう。
9月のシルバーウィークのベトナム旅行。ハノイとホーチミンはどっちがおすすめ?
9月のシルバーウィークにハノイかホーチミンのどちらに行こうか迷っている人も多いでしょう。どちらも気候は雨季となりますが、日中の最高気温は30度を超えるため、晴れた日は南国らしい観光ができます。
一方でハノイ旅行を検討している人の中で、「ハロン湾を目的としている」、「ニンビン省のボートツアーに行きたい」という場合は天気に注意が必要です。
通常の雨であれば船が欠航することはありませんが、台風が来ていると船が出ませんので、市内観光に切り替える必要があります。それが不安ならホーチミンを目指すのもいいかもしれません。
ホーチミンなら郊外観光を計画しよう
ベトナム旅行の旅先をホーチミンに決定したならば、郊外エリアの日帰り観光を検討してみてはいかがでしょうか。5日間の旅行日数であれば丸3日の現地滞在が可能なので、1日日帰りツアーに参加してホーチミンから行ける郊外観光を体験してみてください。
その中でも2024年に話題となっているのが「ムイネー」です。これまで寝台バスで6時間掛かっていたため、短期旅行者にとってはなかなか現実的ではありませんでした。しかし、2024年に高速道路が開通し、2時間半~3時間で行けるようになったことで、ムイネー観光が非常に盛んになっています。
ムイネーでは砂丘のジープ乗り体験やシーフード料理、妖精の渓流散歩などがツアーに含まれていて、いずれも南国バカンスを満喫できるひとときとなります。
9月シルバーウィークのベトナム観光の注意点は「台風」だけ
ベトナムでは9月から11月の間が台風シーズンとなります。内陸であるハノイはそれほど台風の心配はありませんが、沿岸部の中部ダナンや南部ホーチミンは注意が必要です。
台風が来ていればネットの天気予報で数日前から分かりますので、日本を発つ前に必ず確認しておきましょう。ただし、台風は例年10月と11月に多いので、9月のシルバーウィーク期間中はそれほど心配はしなくてもいいかもしれません。
まとめ:9月のシルバーウィークのベトナム観光。現地ツアーを駆使して楽しもう
今回は2024年9月のシルバーウィークのベトナム観光について紹介しました。当日の天候や手持ち無沙汰に不安な旅行者は、現地ツアーに参加することでより充実したベトナム滞在が保証されるでしょう。