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2022年ベトナム観光地情報!コロナの影響が少ないところはどこ?

2020年よりはじまった新型コロナも2022年に入ると大分落ち着き、お盆や年末年始にコロナ後初めての海外旅行を計画している人も多いことでしょう。ベトナムも2022年の春先頃から外国人観光客への規制が解かれ、徐々にコロナ前の観光ムードに戻りつつあります。日本人旅行者に対しては、既にコロナ前と同様に15日以内のビザ免除が適用されています。

そこで、今回は2022年度中にベトナム旅行に訪れる旅行者に向けて、日本人に人気のベトナム観光地の現地事情をコロナの影響を踏まえてご紹介します。
ベトナム旅行を今時点で検討している旅行者は、観光先選びの参考にしてみてください。

ベトナム最大の観光都市「ホーチミン」はツアーとスパを楽しむのがおすすめ

バックパッカーの聖地ファングーラオにて

日本人にとってのベトナム最大の観光地は南部ホーチミン。コロナ前までは年間40万人を超える観光客が訪れる一大観光都市でした。ホーチミン旅行では「グルメ」、「スパ」、「ショッピング」といった町歩きが観光のポイントとなりますが、2022年度中のホーチミン旅行であれば、「スパ」と「グルメ」に重点を置くのがおすすめです。雑貨店はまだ閉店しているところも少なくありませんが、スパやレストランは現地人も足繁く通うため、コロナによる大きな打撃は受けていません。

メコンツアーで立ち寄る仏教寺院

もしホーチミンに滞在中、「あまり行くところがない」と悩んだら、是非参加してほしいのが「現地オプショナルツアー」です。現地ツアーであればコロナの影響を受けませんので、以前と同様の満足行く時間を満喫することができます。

ちなみに、おすすめはメコンツアー。大自然のメコン川をボートで疾走したり、夜にホタル観賞をしたりと、日本で蓄積したストレスを解放することができます。
ホーチミンはベトナム最大の商業都市となりますが、車でわずか90分でネイチャートリップを楽しむことができるのは大きな魅力となります。

ベトナムの首都「ハノイ」は世界遺産と旧市街を歩こう

ハノイ中心部。夜は特に活気に満ちている

ホーチミンと肩を並べる年間観光客数を誇るベトナムの首都ハノイ。相変わらず日本人に人気の都市となりますが、コロナが原因で旅行者向けの雑貨店やレストランは一時閉店が続いている状況です。年末年始であれば再開している可能性もありますが、もし2022年度中にハノイ旅行を計画しているならば、おすすめしたい市内観光が「旧市街と博物館巡り」です。

旧市街はもともと欧米人に人気の観光エリアで、すでに欧米人観光客は戻ってきているため、以前の賑わいを取り戻しつつあります。スパやレストランも続々と営業再開しているので、日本人旅行者も満足行く時間を送ることができるでしょう。

また、博物館は市と国が管理しているため、こちらもコロナの影響を受けておりません。教会やホアンキエム湖といった不動の観光スポット巡りもおすすめできます。

世界遺産チャンアンのボートトリップ

ハノイでは「タンロン遺跡」、「チャンアン複合景観(ニンビン省)」、「ハロン湾」の3つの世界遺産を楽しむことができますが、その内のハロン湾はクルージング船が減っていて、現在再建に向けて旅行会社と協議中です。そのため、コロナ前と変わらない観光を望むのであれば、タンロン遺跡とチャンアン複合景観がおすすめです。タンロン遺跡は市内にありますし、チャンアン複合景観はハノイ市内から車で2時間。大自然の中でボートトリップに心癒されることができます。

ベトナム中部リゾート「ダナン」はホイアンとビーチが人気

ホイアン「グエンタイホック通り」

ダナンは2010年代以降に人気となった、ホーチミンとハノイに次ぐ第三の観光都市。2022年もその人気は衰えず、筆者の所管ではハノイやホーチミンよりも日本人旅行者が多い印象を受けます。とはいえ、ダナン市内ではコロナ以前に栄えたレストランや雑貨店は相次いで閉店しているため、グルメは大衆食堂、ホテル内レストラン、ホイアンのいずれかで楽しむといいでしょう。

ダナン市内中心の「ロン橋」にて

一方で夜の部であれば、ダナン市内でも十分楽しむことができます。ダナン市内ハン川にかかるロン橋では、毎週末に鉄橋の龍の口から火と水を噴くイベントが開催されています。コロナ前までは土曜と日曜の2日間でしたが、現在は観光誘致のため金曜~日曜の3日間に拡大されました。

その他、ロン橋を渡った先にある「DHCマリーナ」や「ソンチャナイトマーケット」も引き続き再開しているので、ベトナムらしい南国ビーチの夜を過ごすことができるはずです。

ベトナムのリゾートアイランド「フーコック島」では豪華ホテルライフを満喫!

フーコック島のオンランビーチにて

フーコック島は2010年代には「ベトナム最後の楽園」などと呼ばれていましたが、現在ではホーチミンとハノイ、ダナンに次ぐ4番目に日本人観光客が多いリゾート地へと発展しました。
フーコック島はもともとコロナの影響をそれほど受けていないエリアで、ベトナム国内で最初の観光再開を果たした観光地でした。

また、フーコック島の観光スポットは「ビーチで海水浴」、「ヌクマム工場・コショウ畑見学」、「サンセット鑑賞」、「イカ釣りツアー」などのため、コロナ以前と変わらない滞在となるのがうれしいところです。

また、コロナ期間中にも関わらず、複数のリゾートホテルがフーコック島にオープンし、その内の一つはカジノ併設のヴィンパール系列のホテル(国内最大手のリゾート開発会社)。広大な敷地内にはカジノのほか、動物園&サファリパーク、遊園地、ウォーターパークなども営業中。カップルハネムーナーからファミリー層まで人気となっています。

2022年にベトナム観光を満喫するポイント

ハノイ中心に広がるホアンキエム湖

2022年にベトナム旅行を計画している方は、現地ツアーや世界遺産など、コロナの影響を受けていない観光スポットを旅程に組み込んでみるのがおすすめです。また、5つ星ホテルやリゾートホテルに宿泊して、ホテルライフを満喫するのもいいでしょう特にダナンやフーコック島のリゾートホテルは施設が充実しているので、1日中ホテルに籠っても飽きません。

ベトナムに出発するギリギリまで現地の最新情報を入手しておくのも後悔しない滞在をおくるポイントとなるでしょう。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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