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弾丸ハノイ旅行!週末3連休で世界遺産とナイトマーケットを楽しむ!

日本の現代社会に疲れたら、少し立ち止まってまったく異なる環境に身を置いてリフレッシュしてみませんか。日本からわずか飛行機で6時間で行くことができるベトナムは、日本とはまるで異なる気候と環境を持っている南国の国。非現実的な時間をおくることができます。今回はそんなベトナムの北部ハノイに週末3連休を利用して旅行してみたいと思います。金曜の夜に発てば、土曜と日曜は丸1日楽しむことができます。海外旅行が遠いと感じている方は、是非次の3連休で下記のような旅程を実践してみてください。

金曜の深夜便にてハノイに到着

直行便よりも経由便が多く出ている

深夜便の場合は直行便ではなく経由便を使うのがいいでしょう。おすすめは大韓航空でソウル経由で行く方法。ソウル発ハノイ行きの23時の便に乗ることができれば、翌9時には到着します。もし金曜に半休でもとることができれば、夕方発深夜ハノイ着の便がいくつもあるので、選べる幅がぐっと広がります。

土曜日午前:現地ツアーに参加して世界遺産の旅へ

ハロン湾の情景

せっかくハノイに来たのだから、世界遺産はどうしても行きたいところです。世界遺産として人気のハロン湾とニンビン省はいずれも個人で自力でいくのは困難なので、現地ツアーに参加するのがいいでしょう。旅行会社によってはパッケージに含まれているところもありますし、事前予約で割引がきくところもあるので、できれば日本にいるうちから手配しておくのがいいでしょう。

ニンビン省はボートトリップを楽しめる

ニンビン省もハロン湾も早朝に行ってハノイ市内には夜に帰ってくる丸一日プランとなります。11月から2月は冷え込む場合もありますし、逆に蒸し暑いこともあります。ハロン湾のクルーズ、ニンビン省の手漕ぎボートと共に2時間強の遊覧となるので、服装や日焼け対策、防寒具は必ず準備しておきましょう。

土曜日夜:旧市街&ナイトマーケット

旧市街の夜を散歩しよう

ツア―から帰ってきた後は、疲れていればそのままホテルで過ごすのもいいですが、できれば少しだけの時間でかまわないので、旧市街に顔を出してみてください。旧市街は夜の方が人が多く、露店や食堂は深夜まで営業しています。旅行者が集まるエリアではトリップアドバイザーでも人気のベトナム料理店やアルコールを出すナイトバーなどが多くあります。

ナイトマーケットはローカルな日用品雑貨が多い

また金曜から日曜の週末にかけては、ナイトマーケットが旧市街にて開催されます。こちらも大きなイベントとなりますし、なによりもベトナムらしい思い出を作ることができます。屋台は数百と並び、雑貨や衣類、グルメなどが集まっていますので、食べ歩きをしながら歩くのも楽しみです。

日曜日午前:ホアンキエム湖周辺観光

ホアンキエム湖の様子。のんびりとした時間を楽しめる

翌日はまだ土曜のツアーの疲れが残っていると思いますので、朝から張りきる必要はありません。ホテルの朝食ビュッフェをゆっくりと堪能して、ホテルライフも楽しんでください。その後一息ついたら、ハノイ市内の観光に繰り出しましょう。ハノイ市内の見どころは、昨日に訪れた旧市街、市内に点在する博物館、市内西部にある世界遺産タンロン遺跡とホーチミンの遺体が眠る廟などが代表。

お土産ショッピングも欠かせない

ⒸAjisai

お土産を買いたい場合は、旧市街とハノイ大教会の2つのエリアを歩いてみるのがいいでしょう。旧市街は比較的安物の小物雑貨を扱うお店が多く、また少数民族の衣装やジャコウネコの高級コーヒー豆などを売るお店もあります。他方ハノイ大教会周辺には冷房つきのお洒落な雑貨店が多く、旧市街では売っていないオリジナルの雑貨やお菓子土産などを買うことができます。

>>ハノイ旅行で買うべきお土産10選

日曜日午後:バッチャン村散策

素朴な町を散策できる

午後はバッチャン村の散策はいかがでしょうか。アジアの陶器として世界に名高いバッチャン焼きは、ここバッチャン村で作られた陶器のみを指します。ハノイ市内からタクシーで行くことができますし、半日ツアーも催行しています。子供連れ家族の場合はツアーで行くのが安心かもしれませんね。バッチャン村では村中の散策はもちろん、陶器を売る雑貨店に入ってバッチャン焼きをお土産に買うこともできます。また、一部お店では陶器づくり体験も実施しているので、そちらに参加するのもいいでしょう。バッチャン村の観光自体は2~3時間程度を想定しておいてください。

日曜日夜:水上人形劇&ラングトイを鑑賞

水上人形劇の様子

いまでこそホーチミンやダナンでも見学することができますが、もとはここハノイが発祥。ホアンキエム湖傍には旅行者に有名なタンロン水上人形劇場がありますので、そちらで前売りチケットを手配しておくといいでしょう。1日複数回の公演がありますが、ラングトイも鑑賞したい場合は16~17時台の部を選んでください。

ⒸAoshow

ラングトイは元サーカス団によるベトナムの伝統と文化、習慣をアクロバットに再現した劇場仕立ての公演。ホーチミンやダナンでも開催されていて、ハノイではホアンキエム湖南部のオペラハウスで鑑賞することができます。チケットは一人5000~7000円と少々高いですが、ベトナム最後の夜として是非お楽しみください。

日曜の深夜と月曜の早朝に帰国。どちらがおすすめか

ハノイ旧市街の夜も楽しんで

週末3連休を利用してハノイへ行く旅程の場合、日曜の夜便で帰国するか、月曜の早朝から午前中の便で帰国するかを選ぶことになります。火曜に朝早くから出勤する社会人の方は、月曜の便で帰国すると、日本に到着するのが夜遅くになってしまうので、疲れが取れないまま出勤することになるかもしれません。それを踏まえてどちらの便で帰国するのかよく検討するといいでしょう。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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