ダナンで象徴とも言えるミーケービーチは、ビーチリゾート地としてのダナンを牽引する最大の観光スポットです。「世界の最も美しいビーチ6選(フォーブス誌)」にも選ばれたミーケービーチは、世界遺産ホイアンまでどこでも泳ぐことができるスケール大きい海と砂浜が特徴。
そんなミーケービーチとその周辺で半日から1日程度過ごすことができたら、南国バカンスには申し分ありませんね。今回紹介する「バイザシースパ」は、ミーケービーチ傍に建てられた新たな観光スポットです。
アクセス
場所はダナンのミーケービーチが広がる「ボーグエンヤップ(Vo Nguyen Giap)通り」。お店のすぐ近くにはベトナム王でも紹介している海鮮食堂の「カーボイサン」や日本人旅行者に人気の4つ星「アラカルトホテル」などがあります。ミーケービーチの中心部でもあるので、ダナン大聖堂のある市街地までもタクシーで10分少々と立地は抜群です。
2019年にオープンした複合施設「バイザシースパ」
2019年にオープンしたバイザシースパ。御覧のような南国らしさとモダンを掛け合わせた外観が特徴。通り沿いには4つ星5つ星といった高級ホテルが並んでいて、日本人旅行者も多く行き交っています。ボーグエンヤップ通りは確かに旅行者で最も賑わう通りの一つですが、並ぶお店はいわゆるローカル食堂が多く、なかなか旅行者がほっと一息いれて落ち着けるお店は少ないのが残念なところ。バイザシースパは数少ない空調完備の雰囲気ある施設となります。
シーフード&ベトナム名物は屋内レストランで
バイザシースパではカフェとレストラン、スパを楽しむことができます。カフェ&レストランスペースは1階オープンエア、屋内、屋上ルーフ―トップエリアの3つに分かれていますが、おすすめは屋内となります。「海や椰子の木を眺めながら食事したい」と思う方もいるかと思いますが、現実をいうと、海傍のレストランのため、潮風が強く吹き付けてきます。最悪料理が風で飛んでしまう可能性もあるので、落ち着いて食事をするならば屋内が無難。
また、大人のムードの中でアルコールを嗜みたい場合は、バーカウンターを利用するのもおすすめです。バイザシースパは夜22時まで営業していますので、1日の観光を終えたあとに足を運んで、カクテルやウィスキーを一杯するのもいい思い出になることでしょう。
カフェはオープンエアで南国気分!
海水浴を楽しんだあとや、スパを満喫したあとなど、一休みしたいときは屋上のルーフトップ席を選んでください。心地良い風が吹きつける中、トロピカルジュースを飲むのは南国バカンスの楽しみの1つ。もちろん昼間からビールを飲むことだってできます。
料理は海鮮からベトナム料理、西洋料理まで揃っています。一品400~800円くらいの予算感で食べることができます。ダナンにはまだまだ旅行者向けのベトナム料理レストランが少なく、名物を食べたい場合は宿泊先のホテルレストランで高いお金を払うか、ローカル向けの食堂や屋台に挑戦するのが普通。もう少しお手頃価格でしっかりとした料理を食べたい、という方は、バイザシースパで食事をしてみてください。きっと満足しますよ。
2時間以上のスパコースを堪能!
そしてハイライトとなるスパ・マッサージですが、アラカルトはボディ&フットマッサージ、フェイシャル、ラッピング、ネイルなどがあり、いずれも1時間2000~3000円前後で体験することができます。ただ、せっかく物価安のベトナムに来たのだから、日本ではなかなか体験できない2時間以上の長時間パッケージを選んでほしいところです。
スパコースでは檜の風呂、スチームサウナ、檜のサウナを無料で利用することもできます※コースによって異なる。檜のサウナは日本でも定番なので、一度や二度は経験されたことがある人も多いかと思います。ですので、ここではスチームサウナを体験してみてはいかがでしょうか。スチームサウナは低温サウナとも呼ばれていて、温かい蒸気で発汗作用を促すベトナムで古くから親しまれているサウナです。
マッサージはホットストーンとオイルマッサージがベトナム式として知られています。ホットストーンはマグネシウムを含んだ丸い玄武岩を使い、オイルと一緒に肌に滑り込ませるようにマッサージします。最初はちょっと熱いですが、徐々に肌になじみ心地良く感じるでしょう。
ミーケービーチの1日観光で利用して
カフェ、レストラン、スパの3つを利用するのであれば、半日以上はここで入り浸ることができます。ミーケービーチの海水浴を加えれば、バイザシースパとその周辺観光で1日楽しむことも可能。是非一度足を運んでみてください。
<DATA>
名称:バイザシースパ(By The Sea Spa)
住所:226 Vo Nguyen Giap St
営業時間:10:00~22:00