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ベトナムではオプショナルツアーと個人旅行どちらが得?

ここ数年でベトナム旅行は増加の一途をたどり、2018年には70万人以上の日本人が観光に訪れました。今後もベトナムの発展に伴いさらなる観光客の増加が期待されるのですが、今現時点(2019年2月)では、ベトナムを観光するさい、ツアーに申し込むのと個人で行くのと、どちらがお得で、どちらがおすすめなのでしょうか。

現地オプショナルツアーの参加方法

ホーチミン発のメコンツアー

日本から申し込むツアーをパッケージツアーと呼ぶのに対して、渡航先現地で楽しむ観光をオプショナルツアーと言います。ベトナムでも市街中心地には多数の旅行会社やツアーデスクが営業していますし、辺りに見当たらない場合は、宿泊ホテルで受け付けていることも多々あります。

ファングーラオのツアーデスク

また、日系であればウェブサイトから申し込むこともできますし、大抵の場合はホテル名を伝えれば、当日はホテルまでピックアップしてくれます。ホーチミンであればドンコイエリアとレタントン通り、ベンタイン市場周辺、ファングーラオ地区に。ハノイであればハノイ大教会周辺と旧市街。ダナンであれば各宿泊先ホテルにオプショナルツアーに申し込める旅行会社が集まっています。

ベトナムにおける個人旅行の楽しみ方

ネイルもベトナムでは人気

ベトナムでは個人旅行も楽しむことができますが、オプショナルツアーに用意されているものを自力で行くことはかなり困難です。ベトナムではいまだ電車がないため、郊外、市外に行くためには車をチャーターしたり、自力で長距離バスに乗らなければなりません。バンコクやシンガポールのように1人ですいすいと行くことはできませんので、ご注意ください。

雑貨ショッピングは女子旅の秘訣

個人旅行の楽しみ方は、主に「ショッピング」と「スパ」、「グルメ」の3つが基本となります。いずれもオプショナルツアーでは行かないスポットですし、決められた時間内に急かされるより、自分の都合でじっくりと楽しみたいですね。ホーチミンであればドンコイエリア、ダナンであればチャンフー通りかホイアン、ハノイであれば旧市街が買い物スポットとなっています。

オプショナルツアーの楽しみ方

タイニン省カオダイ教総本山

一方、オプショナルツアーの場合は郊外エリアがメインとなります。ハノイであればサパ、ニンビン、ハロン湾。ダナンであればミーソン遺跡、フエ。ホーチミンはタイニン省、ブンタウ、メコンデルタなど。いずれも個人で行く場合は車を1日チャーターする必要があり、ツアーに参加するよりもかえって高くついてしまうこともざらにあります。

オプショナルツアーが断然お得!

ハロン湾のツアー

ベトナム旅行では他の諸外国と異なり、個人で行ける範囲は基本的に市内に留まります。旅慣れた人であれば、自分でバスを乗り継いだり、タクシードライバーと交渉してチャーターすることもできますが、往々にしてツアーで行くより1.5倍から2倍近く高くつくことになりそうです。

旅行会社選びは慎重に!

ベトナム旅行ではオプショナルツアーがお得だということがわかりましたが、その際の旅行会社やツアーデスクは慎重に選んでください。いまはウェブサイトを通して予約することもできますので、実際窓口に足を運ぶ必要は必ずしもありません。しかし、現地にしっかりと根付いている旅行会社でなければ、トラブルが生じたときに何も対応をしてくれません。旅行会社は日系を選ぶことをおすすめします。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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