ホーチミンから車で1時間半ほどで行くことができる郊外のカンザー。旅行者にとってはマングローブの森やモンキーアイランドがある観光地として知られています。今回紹介するのは、そのカンザーで観光客向けの海鮮市場「ハンユン市場」です。獲れたての魚介が並び、指さしで選び、調理までしてもらうことができます。
アクセス
ホーチミンからタクシーもしくは旅行会社で車をチャーターして行くことができます。マングローブの森やモンキーアイランドを越えた先には4月30日ビーチがあり、そのすぐ傍となります。基本は観光客が利用する市場となります、かなりローカルな香りがしますので、ホーチミン市内のベンタイン市場とはまた違った雰囲気を楽しむことができるかと思います。
日用雑貨も販売
市場の中はすべて魚介をうるお店ですが、入口付近と外回りには、日用品や調味料、飲料、お菓子などを売るお店も数十並んでいます。ハンユン市場の目の前はカンザー唯一のリゾートホテルがあるので、ここの宿泊者の利用が主のようです。ちなみに、このリゾートホテルは日本人にもおすすめできます。
お土産に買っていきたい干物
旅行者がお土産として買っていくとしたら、干物などはいかがでしょうか。日本では見られない魚も多いです。1キロ500円程度と安いです。日本人は干物といえばグリルするのが一般的かと思いますが、ベトナム人はディープフライ。つまり揚げて食べるのが普通のようです。
ランチとディナー、どちらがおすすめ?
旅行者は通常ランチで利用するかもしれませんね。距離的にはモンキーアイランドを見学したあとに立ち寄るのがおすすめ。ただし、すべての観光を終えて日が沈んだあとに行くのもいいですし、正面のホテルに宿泊してディナーで行くのもおすすめです。いずれも屋外で食べることになりますが、ランチの時間帯はやはりかなり暑いので、汗をかきながら食べることになるかもしれません。一方ディナーでは幾分涼しいですが、なぜかランチ時よりも魚介の値段が高くなります。
新鮮な魚介が揃う
市場内には数十の海鮮を扱うお店がありますが、値段も種類もそれほど変わりませんので、第一印象でお店を決めるのもいいでしょう。値段はキロ単位で決められていて、指さしで欲しい数だけ選ぶことができます。観光客は多いですが、スタッフはベトナム語のみなので(値段くらいは英語で話してきます)、調理法などはお任せにするといいでしょう。
一方、活きた魚介ではなく、すでに下ごしらえがされているものを買うこともできます。こちらは調理後のイメージがつきやすいので、はずれはないはず。いずれの店も貝料理が多いですが、しっかりと火が通っているのを確認して口に運んでください。また、牡蠣は生でも食べられるとお店は言いますが、あまりおすすめはしません。
注文したら、あとは席に着くだけ
料理を注文したら、あとはテーブル席に戻って待つだけ。お店の人が持ってきてくれます。また、テーブル席は一律150円くらいのテーブルチャージがとられます。席についていると、管理しているお店の人がメニューを持ってやってくるので、ジュースやビールくらいは頼んであげると良心的です。
<DATA>
名称:ハンユン市場(Hang Duong)
営業時間:6:00~22:00※店舗によって異なる
アクセス:ホーチミン市内から車で1時間半ほど