ハノイ観光の中心に広がるホアンキエム湖。その湖から徒歩5分ほど歩いたところに佇むのがハノイ大教会。別名「セントジョセフ教会」と呼ばれる格式高いカトリック教会です。1日数回のミサには毎回多くの教徒が集まり祈りを捧げます。

今回紹介する「アウチウ(Au Trieu)通り」は、その教会横を奥に歩いたところに広がるエリア。複数の路地も含めてアウチウ通りとなるので、このエリア内のホテルやレストランに向かいたい場合は、よく住所を確認しながら歩いてください。

アクセス

場所はハノイ大教会のすぐ横の道。奥へ抜ける一本道があり、リークオックス通りとの交差点からり1番地がはじまります。お目当てのお店がある場合は、住所一番頭にある番地を最初に確認してください。番地は一見不規則に並んでいるようにみえますが、実は右側と左側で偶数番と奇数番に分かれています。並び順を把握するのが、最短で目的地へいく大きなポイントです。

お洒落雑貨＆カフェが並ぶ

教会沿いの通りには御覧のような間口の広いお店がたくさん並んでいます。外からでも中の様子を見ることができるのは魅力ですね。すぐ傍のニャートー通りは日本人に人気の雑貨店が多く、こちらはどちらかというと欧米人客が多い印象です。ベトナム伝統の手工芸品を売るお店がたくさんあるので、買わずとも覗いてみるだけでも価値があります。

欧米人に人気の「パスターストリートブルワリー」。教会に沿って建つお店の中では一番目立つ（大きな）カフェレストランです。店内は昼間でも薄暗く、ムードはたっぷり。暑い日は冷房の効いた屋内席がいいですが、風のあるときは屋上のルーフ―トップ席がおすすめ。

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名称：パスタ―ストリートブルワリー(PASTEUR STREET BREWING)
住所：1 Au Trieu St.
https://vn.pasteurstreet.com/

ブラックボードには生演奏のスケジュールが記載。ジャズやポップスなどを聴きながら、同店オリジナルのクラフトビールを楽しむことができます。もちろんビール一杯から鑑賞することができるので、敷居も高くないですし、異国の雰囲気を満喫できる素敵な夜になることでしょう。

アウチウ通りの路地中。現地住民の住居と観光客向けの建物が同居している不思議な雰囲気が漂うエリア。路地中にはホテルもたくさんあり、日本人旅行者も少なくありません。ゴーフィン通りと同じくバックパッカーが多いエリアであるものの、ホテルは3つ星レベルが多く、意外としっかりしていて日本人も満足できます。

小さなプラスチックチェアに腰を下ろして屋台や食堂グルメを談笑しながら食べる。ベトナムの住宅街ではどこでも見れるありふれた光景がここにもあります。興味がある旅行者は、彼らに倣って椅子に座ってみてください。陽気なおばちゃん、おじちゃんが注文をとりにきてくれます。

日本人に有名なレストラン「チュサ」

路地中にあるレストラン「チュサ」は、トリップアドバイザーで常に上位にランクインしている人気のレストラン。日本人旅行者にも知られていて、愛想のいいスタッフや創作ベトナム料理が魅力。実はこのお店だけではなく、周辺には数々の人気カフェやホテルもあるので、よくチェックしてみると、「あ、このお店もアウチウ通りにあるんだ」とびっくりすることもあるでしょう。

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名称： チュサ（Chusa）
住所：22 Au Trieu St.
https://chusa.vn/

ハノイの魅力が詰まった人気エリア

アウチウ通りは隈なく歩いても15分から30分ほどで一周することができます。ただ散歩するだけもいいのですが、せっかくなので、このエリア内にあるカフェやレストランに入ったり、雑貨店で買い物していってみてください。