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世界が認めるホイアン!旅行者注目の5つのアワード受賞

ベトナムには全国で計8か所、無形遺産を含めると10か所の名所がユネスコ世界遺産に登録されています。日本人にとって、ベトナムで最も有名と言える観光地の「ハロン湾」もその1つ。

今回紹介するのは、近年日本人旅行者が増加している中部地方「ホイアン」です。日本だけではなく、世界で注目されていて、ニュース番組や旅行サイトなどで、数々のアワードを受賞。そこで、ここではホイアンが過去受賞した大きなアワードを5つご紹介しつつ、受賞理由となった魅力をお届けしたいと思います。これを知ったら、次の海外旅行はホイアンで決まりです!

アワード① アメリカCNN「世界のリラックスできる場所16選」

ホイアン旧市街の風景

まずはこちら。CNNといえば、聞いたことがある方もいるかもしれません。アメリカに本拠地を置くニュースチャンネルを持つテレビ局です。日本ではまだ普及していませんが、東南アジアではほぼすべての家庭がケーブルテレビを繋いで、世界各国の衛生テレビを見ることができます。

CNNは24時間放送していて、ニュースだけではなく、世界各国の旅行や文化なども積極的に紹介しています。そのCNNは、2018年に公開した「世界のリラックスできる場所16選」にホイアンを選出しました。

鎧戸を使ったお洒落なカフェ

ホイアンの旧市街は16世紀から19世紀まで交易で繁栄した町。現在でも当時の面影を見る古き町並みが印象的です。日本の東京や大阪といった大都会に暮らしていると、時間は風のように過ぎ去っていきます。そんな忙しい時間の合間を見つけて、ホイアンに足を運んでみてください。

まるで時間が止まったかのような錯覚をおぼえるほど、穏やかな風景に出会うことができます。時計を必要としなく、ただただ観光を楽しむ。カフェで読書をして時間を潰したり、名物を食べながらトゥボン川を眺める。たったそれだけの行為で、たちまち心身ともに癒されていくから不思議です。ちなみに、CNNでは他にも南仏プロヴァンスや日本の伊勢神宮も選出しています。

アワード② ラフガイド「東南アジアで魅力的な観光地10選」

ホイアンで見かける雑貨屋さん

海外旅行好きの方なら間違いなく知っている、超人気ガイドブック「ロンリープラネット」。世界のガイドブックの25%のシェアを占めているというから驚きです。そのロンリープラネットに対抗するガイドブックといえば、イギリス発の「ラフガイド」。こちらも100か国以上を押さえているマンモス級の出版社。

そのラフガイドが2018年に発表した「東南アジアで魅力的な観光地10選」にてホイアンが選ばれました。日本人にとってはもちろん、ホイアンの町の様子は欧米人から見ても異色。東南アジア旅行らしい時間を心から満喫できるとのことです。

ランタン祭りの幻想的な様子

また、同じくラフガイドは「世界の忘れられない夜の風景」にホイアンのランタン祭りを選んでいます。ランタン祭りは毎月旧暦の14日に行われるイベントで、人工的な明かりが消え、ランタンの小さな明かりのみがホイアンを照らす幻想的なお祭りです。

英語では「フルムーン・フェスティバル」と呼ばれていて、満月の下でホイアンの伝統的なイベントに参加、及び最高に美しい夜景に出会えると紹介されています。また、同アワードには日本の築地市場も選出されています。

アワード③ Travel + Leisure「世界の魅力的な都市10選」

ホイアン旧市街の博物館

続いてはアメリカ大手旅行誌「トラベル&レジャー」にて、毎年公開されている世界の魅力的な都市10選が2018年も公開。こちらは世界都市ランキングとアジア都市ランキングに分けることができ、2015年には日本の京都が世界都市&アジアランキングで1位を獲ったことでも知られています。

そして2018年には、ベトナムのホイアンが世界都市で8位、アジア都市で5位に選ばれました。

ホイアンのホテル

また、さらに同誌公開の「旅費がかからない世界都市ランキング」でもホイアンが選出。ホイアンは12万ドン(約600円)の入場券で5つの名所を見学可能。また、世界遺産都市にも関わらず、それほど物価も高くありません。

ホテルは1000円程度で宿泊できるミニホテル、ゲストハウスも充実しているほか、星付きの豪華ホテルであっても5000円程度から宿泊が可能。お財布に優しい観光地でもありますね。

アワード④ momondo「一人旅で行きたい観光地13選」

女性なら雑貨ショッピングだけでも十分楽しめる

デンマークに拠点を置き、現在はイギリスをメインに世界各国の格安旅券比較サイトを運営しているモモンド。そのモモンドが公開した「一人で行きたい観光地」にてホイアンが選出。

ベトナムはもともと個人旅行が人気の旅先で、一人旅の旅行者が多くいます。今回はアワードという目に見える形で証明されたようですね。

ホイアン旧市街の町角にて

もし女性の一人旅であれば、雑貨店を梯子して、かわいいベトナム雑貨を愛でるのもいいでしょう。また、グルメ旅もおすすめ。ホイアン名物を頬張りながら、ベトナムコーヒーを啜る、そんな時間もいいものです。

男性であれば、手漕ぎボートに乗って、トゥボン川を渡り陶磁器や木彫りの村を散策してみるのはいかがですか。また、現地ツアーに参加して近くの農村にミニホームステイをするのも外国人に人気があります。

アワード⑤ Touropia「ベトナムのベストシティ10」

ベトナムきってのベスト都市として選ばれた

最後はアメリカ旅行サイトの「Touropia」から。ベトナム国内のベスト都市10を公開し、ホイアンはハノイとホーチミンに次ぐ第3位。4位はダナン、5位はダラットと人気の観光地が連なる中、旧市街の小さな町が3位に選ばれるのは快挙。しかも4位のダナンはタクシーで40分のところ。旅行者は両都市楽しむことができます。

また、同サイトが2014年公開した「世界の運河10選」にも、ホイアンのトゥボン川とその近海が選出されています。トゥボン川は交易時代には毎日多くの商船が往来していました。江戸時代には日本の朱印船も派遣されていました。

世界に誇るホイアンの町をこの目で確かめよう

ホイアンは単なる世界遺産ではなく、観光地として世界が注目していることが分かります。どれも大手旅行会社や出版社が公開するアワードばかりで、いずれも「西洋とアジアが調和したエキゾチックな町並み」、「幻想的な夜の風景」というフレーズを見かけます。

是非次の海外旅行はホイアンに決めてみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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