近年はダナン市内の観光インフラも充実していきており、ホイアンやフエといった世界遺産には行かずに、ダナンに留まりリゾート観光を満喫する旅行者も増えてきています。そのダナンの市内観光で押さえておきたい名所の一つが「コン市場」。
ベトナムではいまだ住民に欠かせないローカル市場をご紹介します。
アクセス
ダナンの中心市街地に真ん中にある「ハン市場」からもアクセスが旅行。ハン市場から通るフンブオン通りをそのまま直進するだけ。ただ徒歩だと20分ほどかかるので、タクシーで行くのがおすすめです。
道路を挟んだ正面はビッグCというスーパーが入る大きなショッピングセンターがあり、それに負けず劣らずの大きな屋内市場がコン市場となります。
外回りもお店が溢れている
コン市場は現地人向けのローカル市場。ハン市場もローカル市場ではありますが、こちらはより現地人に偏ったお店で固められています。市場外周は御覧のように日用品雑貨店で溢れかえっています。
ベトナムにコンビニができたのはここ数年の話。それ以前はこのような個人商店が現地人にとってのコンビニの役割でした。そして、現在でもまだそれは変わらず、ダナンのようなコンビニがまだ少ない地域では、個人商店が幅を利かせています。
アクセサリーをお土産に買ってみては
コン市場の中は雑多な雰囲気で、数百のお店が所狭しと並んでいます。人の通りも多いので、人込みをかき分けて歩くこととなります。貴重品は肌身離さず、スリには気を付けてください。市場はロの字構造になっているので、ずっと同じ道を歩いていれば元居た場所に戻ります。
コン市場に訪れる旅行者に人気なのが、アクセサリーです。ブレスレッドやネックレスが人気で、特におすすめしたいのが真珠。ダナンでは真珠の養殖も盛んに行われていて、天然物ではないため安く買えるとのこと。ただし、本物か否かは見極めが必要です。
値段交渉をしてみよう
旅行者もご想像の通り、市場では定価がありませんので、買い物は値段交渉がある程度必要となります。まずはお店の人に値段を聞いて、そこから値引き交渉に入ります。ただし、ダナンはそれほどぼったくりの値段を提示されたりすることもないため、値段交渉も一度や二度で大丈夫そうです。もちろん事前に大体の相場を把握しておくのは大切ですが。
ダナンが観光地として人気が出始めてから、まだ幾何も経っていません。そのため、市内のどこでもお土産店を見つけられるわけでもないのが現状。ばらまき土産など、安物のお土産やローカルナイズされたものは、基本的に市場で買うことになりそうです。コン市場は卸売りの側面もあるため、まとめ買いすればそれだけ大幅に値引いてくれることでしょう。大量購入は是非コン市場を利用していってください。
見ごたえがあるローカル市場
ハン市場と比べるとローカル色が強いため、東南アジアが初めてという旅行者にとってはかなり見ごたえがある内容となっています。お土産として買っていきたい雑貨が見つかるかはさておき、ベトナムらしい観光スポットなので、ダナン観光の初日に訪れたい場所です。