ベトナム中南部ビーチリゾートのニャチャン。近年は日本人観光客も増えてきて、東南アジアを代表する一大リゾートに成長しました。そのニャチャン旅行で素敵なナイトライフを、と考えているならば、今回おすすめする「スカイライト」がおすすめ。地上43階のスカイデッキでは、美しいニャチャンの夜景を360度パノラマで見渡すことができ、食事やドリンクはルーフトップビーチクラブで楽しむことができます。
今回は「スカイライト・ニャチャン(Skylight Nha Trang)」をご紹介します。
アクセス
今回紹介するナイトスポット「スカイライト」は、5つ星ホテルの「ハバナ(Havana)ホテル」の最上階43階にある展望台一体型のレストランバーです。同ホテルはニャチャンビーチが傍に広がるチャンフー通り沿いにあり、市街地の中心のためどこからでもタクシーで行くことができます。
ホテルに入ったら、ロビーを越えて奥に向かいましょう。専用のエレベーターがあり、その手前には入場券売り場があります。ここで一人20万ドン(2017年5月時点)の入場券を購入します。この入場券にはワンドリンク券もついているので、最後まで無くさないようにしてください。入場券を買ったら、係員の誘導に従ってエレベーターへ。ハイシーズンや土日祝は現地人と旅行客でかなり込み合います。
ちなみに、このハバナホテルは2013年創業のニューホテル。創業当時はベトナムで初の屋上ビーチクラブができたとあって国内でかなり注目されていました。ホテルをまだ決めていない方は、こちらに宿泊するのもいいでしょう。ラグジュアリーな滞在を保証してくれます。
まずはスカイデッキでパノラマの夜景を楽しもう
エレベーターで最上階の43階まで上がった目前に広がるのは、360度のパノラマシティビュー。こちらは「360度スカイデッキ」という展望台。ぐるりと一周回ることができ、どこから見渡しても美しい夜景を見渡すことができます。夜の薄暗い南シナ海に、その傍らに広がるニャチャンの市街地。思い出に残る南国旅行のワンシーンとしては申し分ない素材となるでしょう。
ニャチャンはベトナム最大のビーチリゾートとして、主に欧米人観光客に支えられてきました。日本人にとって東南アジアのビーチといえばタイのプーケット島やフィリピンのセブ島、マレーシアのボルネオやインドネシアのバリ島などが定番どころですが、近年は「まだ日本人に知られていないビーチ」、「治安がいいビーチ」としてベトナムのビーチエリアが積極的にPRされています。ニャチャンはまだ左記のビーチエリアのような繁華街もなければ騒がしさもリゾート感も欠けています。ただ、だからこそ友人恋人夫婦、ファミリーなど年代層問わず充実した滞在余暇をおくることができるでしょう。
ガラス張りを歩く「スカイウォーク」
こちらはスカイウォークと名付けられた一角。ガラス張りの仕切りと床が特徴で、まるで宙に浮いているかのような、ふわっとした感覚を体感することができます。土足は禁止で、上がる際は係員の指示に従ってください。じっくりと夜景を見渡し、座って写真撮影などを楽しんでください。
「ルーフトップビーチクラブ」でニャチャンの夜を満喫
そしてこちらがメイン会場となるルーフトップビーチクラブ。バーカウンターと脚の長いテーブル席、そして奥にはDJブースが設置されて、24時まで騒がしい時間が続きます。イベントも不定期に開催され、国内外の有名DJを招くこともあります。最初に購入した入場券はここのバーカウンターに提出してください。お好きなドリンク(複数の中からチョイス)を一杯飲むことができます。
DJブースから避けるようにバーカウンターの裏手に回ると、DJの音もほとんど聞こえない静かなロマンティックバーが姿を現します。中央にはプールがあり、照明で煌びやかに光っているのが印象的。その両サイドはカフェバーとなっていて、テーブル席およびソファ席をともに完備。
ドリンクのみでも、スイーツのみでも利用は可能。ガラスの仕切りを一枚挟んだ向こうはオーシャンビューとなっているので、ムードはとてもロマンティック。ベトナム人は友人同士男女交えて楽しんでいるようですが、旅行者はやはり恋人夫婦が圧倒的に多い様子。
最高のディナーも
ディナーがまだの方は、ここで食事をするのもおすすめです。ホテル専属の敏腕シェフが多国籍に富むインターナショナル料理を提供してくれます。食事ができるテーブル席はオープンエアと屋内席双方数は充実していて、団体も歓迎。誠実なスタッフが漏れなく笑顔でもてなしてくれます。
<DATA>
名称:スカイライト・ニャチャン(Skylight Nha Trang)
住所:38 Tran Phu St. Nha Trang
営業時間:16:30~24:00