フーコック島はベトナム最西端の離れ小島。近年は日本人旅行者の間でも注目を集めているアイランドリゾートエリアです。とはいっても、まだまだその他のリゾートエリアと比べると旅行客は少ないですし、田舎らしさも残っています。今回は、そんなフーコック島で誰にも邪魔されないバカンスを過ごしたい方におすすめの宿泊施設をご案内します。
アクセス
ココパームはユーンドン市を北西に走った場所。タクシーで15分~20分程度で着きます。この周辺にはマンゴーベイなどの高級宿泊施設が並んでいて、ココパームはその一角に佇んでいます。おそらく周辺には10以上の宿泊施設があり、そのほとんどは中級から高級。しかし、ビーチに面している宿泊施設は、ココパームを含めてそれほど多くありません。
オンランビーチの目前に佇む「ココパーム・リゾート・フーコック」
ココパームは全部屋がバンガローとなっています。独立小屋のレセプションでチェックインをしたあとは、スタッフが自分たちの部屋まで案内してくれます。ココパームの敷地内は緑の芝生になっていて自然豊か。大きな甕やバナナたヤシの木などが南国を演出してくれています。
ウッド調の清潔な客室
内装は温もりが感じられるウッド調ながら、清潔な作り。自然をコンセプトにしたバンガローはちょっと汚さが目立つのが残念なところでしたが、ココパームは非常に綺麗に整っています。部屋の間取りも広く、クローゼットにポット、ミニバーと最低限のアメニティは揃っています。
ただし、歩いてすぐの範囲にコンビニなどはないので、市街地で飲食を買ってからココパームに戻るようにしてください。また、海が近いので湿度が高いため、もし部屋にいながらにしてべったりした汗をかくようなら、冷房をドライにすると快適になります。
夜はベランダの席に座って、お酒を飲みながら海のさざ波の音に耳を立てるのもムードがあっていいですね。大切な人と愛をささやきあうのもいいですし、おひとり様はひとり晩酌も味があっていいものです。ただし、蚊が多くいますので、虫よけスプレーがあると便利です。
また、敷地内から海までは最短で歩いて10秒程度。夜の海を歩くのもロマンティックです。ただし、周辺は明かりがないので、かなり暗いです。
ココパームの3つの過ごし方
ココパームに滞在中、市街地に繰り出したり、バイクやツアーで観光名所を回ったりと、通常の観光は少々もったいないです。せっかくフーコック島の中でも、誰もが羨むベストエリアに宿泊しているのですから、この周辺で過ごすのがいいでしょう。
楽しみ方 その1:砂浜でスパ体験
ココパームの敷地内の芝生と砂浜の境に建つ木造の小屋。ここでは目前の海を眺めながら、優雅にリラクゼーションスパを体験することができます。まるで機内雑誌に紹介されているような、非現実的な優雅な光景を自ら体験することができます。
楽しみ方 その2:海を眺めながらとる食事は格別
あわただしく過ごすのは、このリゾートアイランドトリップには似つかわしくありません。もし恋人家族友人といった複数で訪れたならば、彼らとともに談笑する時間を大切にしてみてください。ココパームのレセプションの脇にはオープンエアのカフェレストランが併設しています。
南国の島でヤシの実にストローを刺して、海の傍で語り合い、笑い合う時間は写真には残らないかもしれませんが、いつまでも脳裏の残る貴重なものとなります。案外後になって思い出すのは、名所巡りよりも、こんな他愛のない時間だったりするものです。また、ここではドリンクだけはもちろんのこと、きちんとした食事もできます。ランチやディナーはここでとるのもいいでしょう。ベトナム料理からシーフード、アジアン料理、西洋料理までそろっています。
楽しみ方 その3:ビーチでバカンス
砂浜に寝そべって日焼けする欧米人を見ると、遠い場所へ来た感じがします。オンランビーチは砂浜も広く、ゴミが落ちていないほど清潔です。ココパームから歩いてマンゴーベイまで行くことができ、道中の砂浜には御覧のように欧米人客が各々過ごしています。
ただし、それほど人は多くないため、自分たちだけの時間を過ごすことができるのも魅力の一つ。ビーチアイランドらしい静かで自由な海水浴を楽しむことができます。また、マリンスポーツはジェットスキーやシュノーケリング、ダイビングなどが盛んなほか、ツアーに申し込めば、船に乗って釣りもすることができます。
優雅な時間を過ごすならココパームがおすすめ
ココパームを宿泊先に選ぶのであれば、旅行の観光プランは事前に計画しておきましょう。最低1泊は今回紹介したような、1日ここでのんびりと過ごす時間を作ってほしいものです。
名称:ココパーム・リゾート・フーコック(Coco Palm Resort Phu Quoc)
住所:Ong Lang Beach. Phu Quoc
電話:(+84)7739 87979