5月(GW)及び6月にダナン旅行を検討している人に向けて、現地観光のポイントや注意点を紹介します。これからダナン&ホイアン旅行を計画している人や、旅先に迷っている人は是非ご覧ください。
5月(GW)は最大10連休!ベトナムの旅先にダナン&ホイアンがおすすめのわけ
2024年のゴールデンウィークは最大10連休となります。1年の中で最も大きな連休となる人もいるのではないでしょうか。ベトナムで人気の旅先は北部首都ハノイ、南部ホーチミン、そして中部ダナン&ホイアンとなりますが、今回のような大型連休にはダナン&ホイアンが最適です。
ハノイやホーチミンは4~5日間でも要所を押さえた観光ができて十分楽しめますが、中部エリアはビーチリゾートのダナン、世界遺産のホイアンと2都市観光が主となるので、1週間くらいの滞在が本来ならば望ましいところです。
現地の移動手段のポイント:配車とタクシーを使いこなそう
ダナンは新型コロナ以前は流しのタクシーが多く走っていましたが、現在は配車アプリ(Grab)の躍進により、時間と場所によっては流しを見つけるのが難しくなっています。そのため、旅行者もスマホを使った配車アプリを利用するのがおすすめです。
配車アプリはGPSマップを使うので、ポケットWi-Fiをレンタルしておくか、現地のSIMカードを調達するかが必要となります。Grabタクシーはベトナムだけでなく、東南アジア全域で大きなシェアを占めているので、一度インストールして使い方を覚えておくと、どこの国でも同じように利用できるので便利です。
ダナンのホテル選びの注意点。5月6月はビーチエリアがおすすめ!
ベトナムの国土は南北に長く、地域によって気候が異なります。北部ハノイと南部ホーチミンは、5月から雨季に入り、6月になると1日数回のスコールがほとんど毎日降ります。
一方で中部ダナン&ホイアンは5月及び6月はまだ乾季の真っ只中なので、滞在中雨に降られる心配はほとんどありません。そのため、この時期のダナン旅行者は、海沿いのビーチエリアのホテルに泊まるのがいいでしょう。オーシャンビューを望める客室に宿泊すれば、南国バカンスをより満喫できるはずです。
5月6月のホイアン観光の注意点。GWはスリに要注意
ゴールデンウィークはもちろん、5月6月はダナン&ホイアンで旅行のハイシーズンを迎えるため、世界中の旅行者が集まります。特にホイアンは歴史保護地区という狭いエリアに大勢の旅行者が集まるため、ごった返した人込みを狙ったスリ犯も多く出没します。
特に灯篭流しを体験できる夜のバクダン通り沿い、及び日本橋周辺、アンホイ橋にスリ犯が多く集まると言われています。チャックのないトートバッグや、ジーンズのバックポケットに財布を入れるのは非常に危険なので注意してください。
ダナンのスパはぼったくりが多発。信頼できるお店は要予約
物価安のベトナムでは日本では考えられないくらい安い料金で高級スパを体験できるのが魅力です。ダナンはリゾート地なので、物価はそれほど安くはありませんが、それでも5000~1万円の予算で2時間のパッケージコースを楽しめますし、中にはジャグジーやサウナを完備しているお店もあります。
しかし、ダナンはここ数年で急速に観光開発が進んだためか、日本人旅行者が多いミーケービーチ周辺エリアを中心に、ぼったくりのマッサージ店が報告されています。基本料金を安く設定して、高額なチップや勝手にオプションを加算したり、また、冷房もなく蒸し暑い中でおざなりのマッサージをする悪質なお店もあります。
行き当たりばったりのお店に入るのではなく、事前にネットでリサーチして、信頼できるお店を見つけたら、予約しておくのがおすすめです。予約するだけで割引や個室手配といった特典を受けることもできるでしょう。
5月6月のダナンは海鮮食堂が大賑わい!注文には細心の注意を払おう
5月6月のダナンは絶好の旅行シーズンとなります。これが7月以降になると、夜でも蒸し暑く、9月以降になると雨季に入るため、屋外レストランの利用が難しくなります。しかし、安くて新鮮な魚介を楽しめるレストランは、往々にしてオープンエアや半屋外の海鮮食堂となります。
これらの食堂で魚介を注文する際は、基本的に「量り売り」となります。表示されている料金は一皿ではなく、kgもしくは100g単位の値段となります。例えばロブスターを注文したいときは、店員に一匹当たりの重さ、もしくは1キロで何匹食べられるかを質問することになります。
5月6月のダナン旅行を失敗しないために:現地ツアーも有効に利用する
今回は5月6月のダナン&ホイアン旅行のポイントを紹介しました。初めてダナンを訪れる人や、東南アジアの旅行に慣れていない人は、ぼったくりに気をつけなければなりません。不安な人やお年寄りや子供連れの旅行者は、現地ツアーに参加するのも良いでしょう。日本語ガイドが丁寧に要所を案内してくれるので、少なくとも残念な思いをすることはありません。