ベトナム南部ホーチミンに旅行を検討している人の多くは現地に滞在できる日数は3日~5日。ベトナム最大の商業都市を巡るには少々時間が足りなさそうです。
そこで、今回は「ホーチミン市内観光」の満足度を上げてくれる人気のツアーを紹介します。効率的に観光したい短期旅行者には特におすすめです。
短期旅行者は現地ツアー参加がおすすめの理由
日本人旅行者は欧米人と比べると旅行日数が少なく、4~5日間の旅程といっても、飛行機の時間によっては丸一日滞在できるのは2~3日程度が普通です。そのため、できるだけ効率よく回り、自由時間(個人行動)を多めに作るのがホーチミンを楽しむコツとなります。
ホーチミン市内観光ツアーの選び方とポイント
ホーチミン市内観光ツアーを探す際は、「定番観光スポットを巡るツアー」か「ツアー会社オリジナルのプランを巡るコンセプトツアー」のどちらを選択するかが重要なポイントです。前者はガイドブックにも載っている定番スポットとなり、自力で行くと1日がかりですが、ツアーを利用して効率良く回ると半日で楽しめます。また、ホーチミンの定番スポットは博物館や仏教・教会が多いので、歴史を知る意味でも日本語ガイドは必須と言えます。
一方で後者は旅行会社(ツアー会社)が考えた独自プランで、「ホーチミンお洒落カフェ巡り」、「ホーチミン屋台グルメを梯子ツアー」など、テーマに沿ったベトナムローカルを楽しめるのが特徴です。どちらも捨てがたいので、パートナーとよく相談して決めてください。
初めてのホーチミン旅行者の鉄板「半日市内観光ツアー」
ホーチミン市内観光の王道ルートといえば「サイゴン大教会」、「中央郵便局」、「統一会堂」、「戦争証跡博物館」など。一昔前はベンタイン市場も含まれていましたが、市場は自分で自由に観光したい人が多いことから、昨今は上記4か所が定番スポットとなっています。
初めてのホーチミン旅行者はベトナムローカルを旅する前に、とりあえずガイドブックで紹介されている観光スポットは押さえておきたいと考えます。上記ホーチミン市内観光は半日で終えることができるので、午後は自分たちで自由なスケジュールを組み立てられます。
1日満喫したい人向け!「ホーチミン市内観光日帰りツアー」
1日ガイドに付き添ってもらって至れり尽くせりの充実した観光を楽しみたい人は、1日(日帰り)市内観光ツアーがおすすめです。半日ツアーで訪れる場所はホーチミン市内中心部となりますが、午後は西方にあるベトナム最大の中華街「チョロン」へ訪れます。
ホーチミンのドンコイやグエンフエエリアがプチパリと呼ばれる美しい町並みが印象的な一方、車で20分ほど郊外へ走っただけで、そこは別世界。最大の問屋街でもあり、朝から夜まで国内外のバイヤーが往来するエリアとなります。また、カトリック教会「チャータム教会」や道教と仏教が混在した「ティエンハウ寺」なども見どころです。
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混沌としたベトナム中華世界「チョロン半日観光ツアー」
チョロンはベトナム最大の中華街・問屋街となり、日本人旅行者にも根強い人気があります。日本の横派や神戸の清潔な中華街と比較すると、かなりカオスな町並みが印象的です。初めてのホーチミンだと、なかなか観光しづらいエリアでもあるので、安心と安全を買う意味でも現地ツアーに参加するのがおすすめです。
こちらの現地ツアーでは露店巡りや教会・寺院巡りなどチョロン観光の王道を巡ります。現地ツアーに参加してチョロンの町並みが気に入ったら、次回は自分たちで来るのも良いでしょう。
ホーチミンの人気ナイトスポットに行く「夜景観賞ツアー」
ベトナム最大の商業都市として栄えているホーチミンは「夜も眠らない」と言われています。高層ビルやショッピングセンターは毎晩ライトアップされ、発展途上国の繁栄を誇示しています。
夜景観賞ツアーではホーチミンの夜景を眺められる人気のバーにご案内。高層タワーの上階から眺める夜景はホーチミン旅行のハイライトとなることでしょう。
まとめ:初めてのホーチミンなら王道ルートがおすすめ
今回は初めてのホーチミン旅行者向けに、比較的王道ルートを回るツアーを紹介しました。とはいえ、新型コロナ後はチョロン方面へ行くツアーが極端に少なくなりましたし、夜景観賞ツアーは催行会社によって案内する場所がぜんぜん違います。是非お気に入りのツアーを見つけてお申込みください。