6月、7月、8月にベトナム旅行を計画している人は、ベトナムの避暑地として人気の「ダラット」を旅先にしてみてはいかがですか。日本人の間ではあまり知られていない観光地ですが、欧米人旅行者やベトナム在住日本人の間には昔から高く支持されている高原リゾート地です。
ここではネイチャーリゾートとして知られるダラットの魅力や6月~8月の過ごし方を紹介します。
6月、7月、8月のダラットの天気・観光事情
ダラットのベストシーズンは乾季となる11月から4月までとされていますが、避暑地としてダラットを旅先にするのであれば、雨季の6月、7月、8月の時期でも十分楽しむことができます。日本では真夏のシーズンとなりますが、ダラットでは1日を通じて安定した気温となります。ダラットではこの時期1日複数回のスコールが降りますが、雨が止んだあとは涼しい風が吹き、過ごしやすい陽気がやってきます。
ダラットの平均気温は18~19度。観光に最適なシーズン
6月~8月のダラットの平均気温は18~19度となります。朝と夜は長袖が必要なくらい冷え込むことがよくあるので、場合によってはダラット市場で上着を買うのもいいでしょう。日中から夕方までは半袖で観光できますし、ダラット市街地にはカフェがたくさんあるので、突然雨が降ってきても雨宿りする場には困りません。
お洒落カフェでダラットを堪能
ダラット市内はダラット市場とスアンフーン湖を中心に町が広がっています。ダラット市場周辺にはお土産に最適な雑貨店やツアーデスク、ホテル、レストランなどが数多くあります。ダラット市場からスアンフーン湖に向かう道中にはお洒落なカフェも多いので、市内観光を中心に滞在を考えている方は、日本にいるときから現地で訪れたいカフェの所在地をメモしておくことをおすすめします。
ネイチャーリゾートを楽しむコツ「タクシーをチャーター」
ダラット観光は大きく分けて「市街中心」と「郊外」を楽しむことができます。市街地中心は以下の過ごし方を満喫できます。
- お洒落カフェ巡り
- ダラット名物・山岳グルメを堪能
- ダラット市場散策
- スアンフーン湖周辺散策
- ダラット教会見学
上記はいずれも徒歩での観光が可能ですが、ガイドブックにも載っているダラット駅やクレイジーハウスはタクシーで行くことになります。
一方で近年は郊外に見どころとなる観光スポットが増えてきました。
- 広大な茶畑
- イチゴ狩り
- 動物ふれあい広場
- 自然景勝地
- 美しい山岳ビューレストラン
上記に向かう場合はタクシーをチャーターするのがおすすめです。東南アジア旅行に旅慣れている人であればバイクをレンタルして自力で行くこともできますが、途中で雨に降られると大変ですし、移動距離を考えるとタクシーをチャーターする方がトラブルなく安心できます。
「茶畑」見学に行こう!高品質の茶葉はお土産にも最適
新型コロナ後はダラット郊外に複数の茶畑が観光客向けに一般開放され、誰もが茶畑を散策できるようになっています。また、敷地内には絶景を望めるカフェや食堂もオープンしていますし、お土産用にここで収獲された茶葉も売られています。
多くの日本人は知らないと思いますが、実はベトナムの茶葉は日本も輸出されています。特にここダラットで栽培された茶葉はベトナム全国でも最高品質の位置づけのため、是非お土産に買っていってください。
ダラットでおすすめしたい2種のホテル
ダラット市内には数多くの外国人旅行者向けのホテルがありますが、ご覧のようなクラシカルな平屋のホテルと、ホテルチェーンが経営する大規模施設に分けることができます。前者は日本でいう旅館のような古き良き雰囲気が漂い、立地や親しみのある接客サービスが魅力です。若い方や友人同士の旅行者におすすめできます。
一方でご覧のような大型ホテルも近年は立て続けにオープンするようになりました。敷地内にゴルフ場、プール、フィットネスジム、複数のレストラン等を完備しているため、ホテルライフを楽しみたい方におすすめです。
近年は避暑地であるダラットを目指す日本人ゴルファーの姿も多く、ダラットのゴルフ場を予約できる日本語サイトも複数存在します。基本はどこのゴルフ場もホテルの敷地内となるので、ゴルフ目的のダラット旅行者はホテルも一緒に手配するのがいいでしょう。
まとめ:6月、7月、8月のベトナム旅行はダラットに行こう
今回は6月から8月のベトナム旅行にダラットをおすすめしました。日本では真夏の陽気が降り注ぐこの時期は、ベトナムのダラットに訪れてみてはいかがでしょうか。ベトナムといえば常夏のイメージがあるかもしれませんが、高原地帯のダラットは6月、7月、8月は日本よりも過ごしやすい観光日和が続きます。