近年右肩上がりで日本人旅行者数が増加している東南アジアのベトナム。治安がよく、距離も近いことから人気を博し、2019年には旅行者数80万人を突破。日本人の旅先としても6~7位につけています。そんなベトナムでは現地で市内及び郊外のツアーに参加するのが観光の重要な楽しみ方の1つですが、ハイシーズンとなると、どのツアーも定員でいっぱいとなります。十数人の参加者とぞろぞろ足並みを揃えて歩くのはちょっと嫌だ、という人も少なくはないですね。
そこでおすすめしたいのがプライベートツアー。今回はプライベートツアーのメリットやデメリットをご紹介します。
メリット① 自分たちだけで車を占有できる
プライベートツアーは予め決められた旅程があるものの、参加者は自分たちだけ。車とドライバー、ツアーガイドを貸し切るのと同義となります。例えば目的地に向かっている道中に「お腹が痛いから薬を買いたい」、「コンビニでちょっと買いたいものがある」といったちょっとした寄り道であれば、ガイドにお願いしてきいてもらうことができます。混載ツアーの場合は他の参加者の目もありますし、ツアーガイドも旅程を遂行することに必死なので、なかなか気が回りません。
メリット② 郊外ツアーでは移動中に仮眠もできる
例えばハノイ発のハロン湾ツアーは片道3時間半の道のり。ダナン発フエの日帰りツアーも3時間以上かかります。ベトナムには電車がありませんし、まだ多くの場所で高速道路が未整備なので、時間をかけて下道で行かなければなりません。混載ツアーであれば、隣の人の方にぶつからないように肩を小さくして眠る必要がありますが、プライベートツアーであれば、全席が自由席。伸び伸びと座席を使うことができます。
デメリット① 費用が高くつく
自分たち1組だけで車とガイドを貸し切るため、混載ツアーよりも費用は2倍程度高くなるのが一般的。ただし、ツアーには食事もついていますし、1日を通して出費するのはドリンク代くらいです。個人で市内を回るとあれやこれやとどんどん出費がかさんでしまし、プライベートツアーの費用を軽く上回ってしまうこともしばしばありますので、費用対効果は非常に高いと言えます。
デメリット② 参加者が自分たちだけ
ツア―の醍醐味は「一期一会の参加者との会話」と考えている人も少なくありません。バスや車の車内でベトナム旅行の情報交換をすることができるのも、混載ツアーならではの楽しみ方ですね。しかし、プライベートツアーは自分たちだけなので、そういった楽しみ方はできませんし、ガイドが喋らなければ車内はしんと静まり返っています。「大人数でわいわい」が好きな方は混載ツアーを選んだ方がいいかもしれません。
PHトラベルはプライベートツアー専門の旅行会社
PHトラベルはベトナム現地の老舗旅行会社で、ハノイ、ダナン、ホーチミンの3都市に支店を置き、日本人スタッフも在籍しています。旅行会社の中では珍しくプライベートツアーを専門としているため、他の大手旅行会社のプライベートツアーと比べても値段はリーズナブルなのが売り。ツアーガイドも参加者の対応に慣れたベテラン揃いですし、何より日本語が堪能。心強いパートナーとなってくれることでしょう。
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【ダナン】
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混載とプライベートツアー両方体験して比較してみるのも
一見するとプライベートツアーの方が優雅な旅が期待できそうですが、混載も海外旅行らしい時間を満喫できるので捨てがたいです。そんな場合は、両方楽しんでみて自分はどちらに合っているのか確かめてみるのはいかがでしょうか。どちらもベトナム旅行を120%満足させてくれる時間を保証してくれるはずです。