ハノイ観光ではツアーに参加して要所を回るのが効率的でおすすめです。ハノイ市内近郊にあるバッチャン村は、お土産として名高いバッチャン焼きの発祥の村として知られていて、日本人旅行者の間で根強い支持があります。そのバッチャン村へは個人で自力で行くよりもツアーで行く方が断然お得。今回はツアーで行く場合の見どころなどをご紹介します。
自力で行く場合とツアー参加。値段はどっちがお得？
まずツアーで行く場合は、半日ツアーでおよそ3500～5000円の間で行くことができます。5000円代のツアーは混載ではなくプライベートツアーとなる場合が多いので、車とガイドが含まれる個人旅行として観光散策することができます。もちろん現地ではガイドがしっかりと案内してくれるので、参加者はガイドと一緒に町歩きを楽しむだけです。
一方で自力で行く場合はタクシーと交渉する必要があります。ホアンキエム湖とバッチャン村の往復料金はおよそ2500円程度。ただし、現地で観光中はタクシーに待っていてもらう必要があるので、その間のカフェ代やチップも別途支払う必要があります。これだけを見ると、自力の場合は最大で半値程度で行くことができますが、何よりも心配なのが「観光中にタクシーが勝手に帰ってしまう」ことです。実はよくあるトラブルの1つで、事後払いによって回避することはできますが、「最初に払ってくれ」と強く言われたらなかなか断れませんよね。自力で行く場合はリスクもあることは覚悟しておきましょう。
ツアーガイドがおすすめのお土産店に連れて行ってくれる！
ツアーで行く場合のメリットは、トラブル知らずで安全な観光ができるのと同時に、日本語堪能のガイドが旅行のパートナーについてくれることです。バッチャン村に来たからには、ここでしか買えないお土産も見つけたいところです。しかし、バッチャン村には数十のバッチャン焼きを扱う陶器専門店があり、それらを回りきることはできません。
もしかすると通常よりも高い値段で買わされることもあるかもしれませんし、ハノイ市街でも普通に売っている物を買ってしまうこともあるでしょう。ツアーに参加すれば、ガイドが知っている安いお店、ここでしか買えないバッチャン焼きを売っているお店などに案内してもらうことも可能です。
陶芸体験に参加することができる
こちらは事前申し込み制となりますが、ツアーに参加すると陶芸体験をすることが可能です。混載ツアーの場合は他の参加者次第となってしまいますので不可の場合もありますが、プライベートツアーであれば、事前に相談しておけば旅行会社の方から申し込みを代行してくれます。陶芸教室ではろくろを自分で回すことができるほか、作った陶器は絵入れから焼きまでやってくれます。
バッチャン村には幾つか大規模のお土産店があります。個人で行くと見つけられずにスルーしてしまう可能性がありますが、ツアーに参加すればまず間違いなく連れて行ってくれます。お土産店によっては陶芸教室を開催していたり、陶磁器の製作現場を見学することができるので、バッチャン村観光ではマストで行きたいところです。
観光の所要時間は個人もツアーも同じ。効率的に回れるツアーが断然おすすめ
ツアーで行くと観光の所要時間が長くなりがちですが、バッチャン村ツアーに関しては所要時間はおよそ4時間と半日で市内に戻ってくることができます。これは個人で行っても大体似たような時間はかかるので、見どころだけを案内してくれる分、ツアーの方がおすすめと言えます。
バッチャン村行きのプライベートツアーを催行している旅行会社を紹介
バッチャン村行きのプライベートツアーを催行している日系の旅行会社は実はそれほど多くありません。ハノイに拠点を置く日系のPHトラベルは、プライベートツアーを主に取り扱っている名の知れた旅行会社です。バッチャン村行きの半日ツアー、もしくは版画の村ドンホー村と併せた1日ツアーを催行しています。旅行者だけではなく、帰国までの空き時間ができた出張者といったビジネスパーソンにもおすすめできます。