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自宅でできるベトナム料理!調味料をお土産に!

ベトナム旅行のお土産は毎年新しい雑貨やお菓子、ブランド品が出ているので、現地に行く前にしっかりとチェックをしたいところです。そして、昔から旅行者に人気のお土産の1つが「調味料」。スーパーに行くと大勢の日本人旅行者がカゴにベトナム調味料を入れている光景を見ることができます。しかし、その場の雰囲気に身を任せて大量に調味料を買ったはいいけれど、いざ使うとなると、どのように調理していいか分かりませんよね。そこで、今回は旅行者におすすめしたい調味料、および簡単な使い方をご紹介します。

女子うけする調味料!ムオイ・オッ(Muoi Ot)

コンビニでも買える

まずご紹介するのは、こちらの商品。ムオイ・オッは日本語にすると「塩唐辛子」。色にバリエーションがあり、それぞれ風味は異なりますが、基本的な使い方はどれも同じとなります。1個100円以下で買えるのも魅力ですし、手の平サイズなのでたくさん買ってもかさばりません。日本の料理だとあまり唐辛子を使うことはありませんが、ご安心ください。こちらの使い道はちょっと違います。

おすすめの使い道

おすすめの使い道は「果物にかける」です。ベトナム人は未熟のマンゴーによくかけていますが、これは日本では手に入らないので、他のリンゴやナシなどにちょっとつけて食べてみてください。スイカに塩をかけるのと同じ感覚で、いつもと違ったスパイス効いた味を楽しむことができます。

ベトナム人に倣った使い方をしてみて「粒コショウ(Tieu)」

ブラック&ホワイトペッパー両方充実している

おそらくご存知の方はほとんどいないでしょう。実はベトナムはコショウの生産量、輸出量ともに世界第一位。世界の市場の3分1を占めるとまで言われているほどです。スーパーに行けば、納得の種類を見ることができるでしょう。ホワイトペッパー、ブラックペッパーともに種類は豊富です。

おすすめの使い道

おすすめしたいのは挽いているものではなく、粒コショウです。ベトナム人はこの粒コショウをよく使います。使い道は簡単で、日本でいう魚のに煮付けや豚の角煮などに粒コショウを入れて一緒に煮込みます。もちろん粒のまま食べることができます。唐辛子とはまた違うピリッとした味付けとなります。

ベトナム人はいろいろな料理に使います!「ターメリック(Bot Nghe)」

ターメリック/ウコンとも言う

ターメリック(うこん)は健康食として知られていますが、ベトナム含むアジアでは料理の風味付けに使う一般的な調味料です。ベトナムではバインセオ(ベトナムお好み焼き)やミークワン(麺料理)など黄に色付けされている料理のほとんどにターメリックが使われています。日本の料理ではあまり使い道がありませんが、簡単な使い道もありますので、是非お試しください。

おすすめの使い道

おすすめの使い道は、「ターメリックライス」です。ベトナムでは一部のお店でコムガー(チキンライス)でターメリックを使っています。調理法は簡単で、炊飯器にご飯と水、ターメリック、バター、コンソメを入れて普通に炊くだけです。これだけで一気に風味豊かなエスニック料理のできあがりです。

万能の健康食「ココナッツオイル(Dau Dua)」

ココナッツオイルは日本でも数年前にブームになりましたよね。ココナッツオイルは脂肪が多いと言われていますが、実はこれは中鎖脂肪酸と呼ばれる大変貴重な栄養です。中鎖脂肪酸が含まれている食材はココナッツオイルくらいなので、いまでも健康に気を遣う方やアスリートはココナッツオイルを手ばなしません。

おすすめの使い道

ココナッツオイルはコーヒーや紅茶、煮物などに入れて使います。そのまま飲んでもいいのですが、油なのでちょっときついかもしれませんね。また、牛肉や鶏肉に直接塗ってフライパンで焼くのもおすすめです。

ベトナムを象徴する調味料「ヌクマム(Nuoc Mam)」

ヌクマムは日本人にも人気が高い

ヌクマムは日本人の間でも知られていて、スーパーでもよく見かけます。しかし、100mlくらいの小瓶で500円前後と値段がかなり高いのがネック。ベトナム旅行の際に買いだめするのもありです。ヌクマムを買うときはラベルに記載の濃度を確認してください。25~45%前後が一般的です。また産地も必ず表記があり、ファンティエットやフーコック島産のヌクマムがブランド価値が高いです。

おすすめの使い道

使い道は2つ。1つは原液のまま使います。炒め物や煮物などにそのままふって使います。少量でかなり塩辛くなるので、使い過ぎに注意してください。次はつけダレとして使う方法です。つけダレとして使う場合は、砂糖、レモン汁、水を入れて味を調節してください。こちらは春巻きや麺類に使うとおいしいです。

ベトナムの醤油はコレ「ヌクトゥン(Nuoc Thuong)」

こちらも種類が多いので、いろいろ見てみよう

ベトナムの調味料として最も有名なのはヌクマムかと思いますが、こちらのヌクトゥンもベトナム人にとっては同じくらい馴染みがあります。ヌクトゥンは日本でいう醤油で、ヌクマムのように野菜炒めに使うだけで気軽にベトナム料理を作ることができます。

おすすめの使い道

野菜炒めに使うのが日本人には合います。日本の醤油と比べると塩辛さはなく、多少のとろみと甘味があるのが特徴となります。所管としては豆腐によく合い、揚げ豆腐をキャベツやキノコと一緒に炒めて、最後にヌクトゥンをかけるのがいいでしょう。

ベトナム料理は日本人にも合う

ベトナム料理は日本の和食と同じように、食材そのものの味わいと鮮度を大切にします。そのため、ベトナム料理に使用する調味料はどれも日本人の舌に合うといえます。もちろんクセのある調味料もたくさんありますが、ここで紹介した調味料はどれもおすすめできます。是非ベトナム旅行のお土産に買っていってください。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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