2019年も残すところあとわずかとなりました。日本では秋から冬の入口。徐々に肌寒く、町を歩く場合はジャケットやコートが必要になってきます。「この時期にベトナムで海水浴ができる場所はあるの?」、「11月のベトナムでおすすめの観光地は?」という質問も多く見受けられます。そこで、今回は2019年11月のベトナム現地情報と旅行情報をご紹介します。
2019年11月の3連休でベトナム旅行!
2019年11月の日本は祝日が2日あります。
11月3日......文化の日
11月23日......勤労感謝の日
連休となるのは振替休日のある11月3日。金曜か火曜に有給をつければ、3泊4日の海外旅行をすることができます。ベトナムは日本からわずか6時間程度で直行便も多数就航しているので、弾丸旅行もしやすいのが魅力です。日本とはまるで違う気候、環境、雰囲気を肌で感じたい方は、是非ベトナム旅行を計画してみてください。
11月のベトナムの気候
11月のベトナムで最高気温が30℃を越えるのはホーチミンのある南部地域のみとなります。ホーチミンはハノイやダナンと異なり熱帯気候となるため、年間を通して猛暑日が続きます。それでも雨の日や早朝は気温が下がり、20℃台前半となりますので、長袖は持っていった方がよさそうです。
ハノイ
最高気温26℃/最低気温18℃
ダナン
最高気温26℃/最低気温22℃
ホーチミン
最高気温31℃/最低気温23℃
ハノイでは11月だけ「秋」と呼ばれる
ベトナムといえば、雨の降る雨季と晴れ間が続く乾季に区別することができます。しかし、北部ハノイだけは"四季"があると言われています。とはいえその四季は日本のように明確に実感することはできませんし、感覚的なものでもありますが、一般的に11月はハノイに訪れる束の間の「秋」となります。
11月はハロン湾クルーズに行こう
ハノイの秋は日本の秋と同じような服装で行くといいでしょう。半袖でも歩けなくはないですが、日によっては冷え込むこともあります。また、ニンビン省やハロン湾、サパといった山岳自然地帯は強く冷たい風が吹きつけますので、防寒具は必須となります。ジャケットを持っていくといいでしょう。
秋(11月)はハロン湾観光のベストシーズンとも言われています。雨量も少なく、また冷えた湿った天気がハロン湾に霧をかけて、幻想的な風景を見ることができます。数億年の歳月をかけて形成された湾と大小の奇岩、鍾乳洞などを船上で見学することができるほか、クルーズによっては船上の豪華ディナーや早朝のヨガなどを楽しむこともできるようです。
11月に海水浴をしたいなら、ニャチャンへ行こう
ビーチリゾート地といえば、近年日本人に大きな注目を浴びている中部ダナンですね。しかし、11月のダナンは雨季&台風のピークとなるため、海水浴はちょっときびしそうです。もしビーチを目的に旅行を考えているのであれば、中南部ニャチャンがおすすめです。
中南部は南部と同じ気候なので、11月のこの時期はまだ雨が残ります。ただし、雨の前後は海水浴が可能です。また、仮に海水浴が難しい場合は、ポーナガル塔や離島巡り、博物館見学といった海以外の楽しみ方もあります。2019年時点では日本とニャチャンは直行便がありませんので、ホーチミンを経由して行くのが近道。滞在の半分はニャチャン、残りはホーチミンといった2都市観光も計画できるのも魅力です。
雨を想定した観光プランを
11月にベトナム旅行を計画するならば、滞在中1度か2度は雨に降られることを覚悟した方がいいかもしれません。ですので、予め雨が降ったときの観光プランを練っておくのがおすすめ。自然エリアの観光は雨が降ると身動きとれなくなりますので、基本は市内観光に重点を置くのがいいでしょう。