ベトナムのホーチミンは雑貨天国と呼ばれるほど多くの雑貨店があります。取り分けお店が集中しているのがドンコイエリア。ドンコイ通りと並行して走るグエンフエ通り、縦に交差するマックチブオイ通りなどがメインストリートとなります。今回紹介する「ユエンホーム」は、ドンコイ通りとグエンフエ通りに面して建つラッキープラザというショッピングプラザ内にあります。
日本人旅行者に人気のようですが、その秘訣は他店では手に入りにくいシナモンの木彫り雑貨とユーゴックの生はちみつの取り扱い店ということ。
グエンフエ通りから行こう!ラッキープラザ
ラッキープラザはドンコイ通りとグエンフエ通りの両通りに出入口があるプラザショッピング。ユエンホームはグエンフエ通り側の入り口から入ると、すぐ左に見えます。ラッキープラザは隣にはFAHASAという巨大ブックストアがあるので、そちらを目印に探してみてください。
ちなみにお菓子お土産で人気の「サトラマート(旧タックススーパー)」も、このラッキープラザ内。階段、もしくはエレベーターで3階に上がった先にあるワンフロアのミニスーパーマーケットです。
ユエンホームの外観は一際清潔&整頓のブース内
ユエンホームの外観はこちら。入口入ったフロア内は数十の雑貨店が所狭しとひしめきあっていて、まるで市場のような雰囲気です。通路を歩けば売り子に袖をひっぱられますし、「オキャクサン、ヤスイヨ」とカタコトの日本語も飛び交い、異国気分を感じることができます。市場と違って空調も完備しているので快適です。
ブースも他のお店は2m×2mくらいですが、ユエンホームは御覧のように非常に広い面積でお店を展開しています。とはいえ店内は割れ物雑貨が多いので、バッグなどがひっかかって落とさないように気を付けてください。もともとユエンホームはセラミック製品に定評があるお店でしたが、日本人旅行者に人気が上がったのは、焼き物以外のもののよう。
エキゾチックな置物土産
仏教大国のベトナムですが、2~19世紀に栄えた中部チャンパ王国は一貫してヒンズー教でした。現在でも少数民族のチャム族はヒンズー教となります。エキゾチックなガネーシャやシヴァ、パールバティといった置物もお土産としては非常におすすめできますね。
シナモンの木彫りは一級品
こちらはちょっと見た目は変色して綺麗ではないかもしれませんが、鼻をそっと近づけてみると、なんとシナモンの香りがします。子の木彫り雑貨はシナモンの木を原料に作っていて、専門の職人が1つ1つ丁寧に作ったもの。そこら辺のお店では滅多に見かけない貴重な雑貨土産です。
ユーゴックの生はちみつも買える!
近年話題のベトナム各地の特産を扱うブランドの「ユーゴック(YUGOC)」。一番人気商品の「生はちみつ」を筆頭に数種類の商品を扱います。これまではネット注文で宿泊ホテルまでデリバリーしてもらうのがメインでしたが、最近はドンコイエリアを中心に扱い店舗も増えてきました。ユエンホームでも人気商品の「生はちみつ三種類(ランブータン、コーヒー、竜眼)※小瓶タイプ)」と「マカダミアナッツ」、「パームシュガー」を買うことができます。
一度は立ち寄りたい!オリジナル雑貨を多数用意
ドンコイ通りには数十の雑貨店がありますが、中身を見てみると、どこも似たり寄ったりの雑貨しかありません。定番といえば聞こえはいいですが、もうちょっとオリジナルのお土産が欲しいですよね。そんなときは、一度ユエンホームを尋ねてみてください。きっと手に取りたくなるお土産に出会えるはずです。