2月~5月上旬までホーチミンは乾季の時期となり、アウトドア旅行におけるハイシーズンとなります。ホーチミンは郊外に魅力あふれる自然観光地がたくさんあるので、是非この期間に足を運びたいところ。そこで、今回はホーチミン郊外にあるカンザーまで車をチャーターして行ってみたいと思います。自力でバイクに乗って行くこともできますが、こちらは旅慣れた上級者向け。今回はビギナー旅行者でも気軽に実行できるプランをご紹介します。
車をチャーターする方法
ホーチミンにおいて車をチャーターする方法は2つ。1つは旅行会社のオプショナルツアープラン。もう1つは自分でタクシードライバーと交渉する方法です。おすすめは旅行会社を通すこと。後者の場合はまず英語ができるドライバーを見つけなければなりませんし、料金交渉においては場所、距離、ガソリン、時間が絡んできますので、旅行初心者がそれらを踏まえた上でぼったくられないように交渉するのは少々困難。
旅行会社ならPHトラベルが断然おすすめの理由
旅行会社を通すならば、まず車のチャータープランを用意しているところを探さなければなりません。そこでおすすめしたいのが「PHトラベル」。現地に根付く日系企業で、信頼できる熟練ガイドが楽しくアテンドしてくれます。車もセダンではなくワゴンとなるので、長時間の移動も快適です。こちらもタクシーチャーターにはない魅力ですね。
フェリーに乗って一路カンザーへ
ホーチミンからカンザーへ行くためには、こちらのフェリーに乗って行きます。日本のように中に小奇麗なレストルームや売店、レストランなどがあるわけではなく、船の中央をくりぬいて車やバイクを乗るスペースを設けている単純な構造です。対岸まではおよそ15分程度で、その間は車内で待機していてもいいですし、外に出てサイゴン川の風景を眺めるのもいいでしょう。
午前中にカンザー到着!マングローブの森へ
午前9時頃に出発すれば、カンザーに到着するのは10時半頃。カンザー最大の名所といえばマングローブの森ですが、こちらを最初に行くのが効率的におすすめです。マングローブの森ではモーターボートに乗って雄大な河川を周遊したり、手漕ぎボートに乗って雑木林の湿地帯を抜けたりして楽しむことができます。いくつか観光スポットがあり、場所によっては見晴らしのいい高台に上ったり、ワニ釣り体験ができるスポットもあります。車内でガイドといろいろ話し合ってみるのがいいでしょう。
昼食のおすすめは2か所
もし昼食場所を自分で選択できるならば、おすすめしたいのが4月30日ビーチとハンユン市場。両スポットは徒歩で行けて、また午後に行くモンキーアイランドとも近いので、できるだけ時間を割いてここでゆっくりとしたいところ。4月30日ビーチは海水浴には不向きですが、海周辺は屋台通りになっていて、数十のグルメ屋台が並んでいます。傍には屋根付きの食事スペースがあり、そこで食事をとることができます。
もしこの場所が気に入ったら、一泊するのもあり。ツアーガイドに相談すれば問題なく対応してくれます(事前に現地解散の可能性があることは伝えた方がベター)。ビーチ傍には「カンザーリゾートホテル」があり、ハイシーズンでもない限り予約なしでも泊ることができます。ディナーは正面のハンユン市場かホテル直営店でとることができます。
午後はモンキーアイランドを楽しもう
カンザー観光におけるもう1つの名所が、こちらのモンキーアイランド。約300メートルほどの一本道には数百匹の猿が放し飼いされていて、まさに猿の楽園。それ以外にも雨季の時期にはボー%