高校、大学、短大、専門といった学生たちが計画する卒業旅行。社会人になる前の最後の休みを利用して、気の合う友人たちと思い出に残る旅を計画したいところ。ベトナムは毎年日本人旅行者が増加にある注目の国。中でも最大の観光都市となる南部ホーチミンは、年間35万人以上の日本人が訪れます。
そこで、今回は学生の卒業旅行でホーチミンへ訪れたさいの楽しみ方をご紹介。学生ならではの計画を立てましょう。
男女で楽しむクッキングクラス!
学生旅行では男性同士、女性同士なども考えられますが、「料理教室」は男女の旅行でおすすめしたいオプショナルツアー。現地のツアーデスクで申し込むこともできますし、高級ホテルで独自で催行している場合もあります。調理実習感覚で男女で楽しむことができるので、人数が多ければ多いほど盛り上がります。
先生はベトナム人ですが、英語ができる場合もありますし、別途日本語ガイドをつけることも可能。大人になったらなかなか気恥ずかしくてできない思い出も、学生の内にしっかりと満喫しておきましょう。
愛の告白にもおすすめ「夜景観賞」
ホーチミンには美しい夜景を鑑賞できるスポットがいくつかあります。個人で行くこともいいですし、ツアーに参加するのもおすすめ。旅行会社のPHトラベルの夜景観賞ツアーは貸し切りとなるので、自分たちだけの時間に浸ることも可能。思い出作りを重要視する学生には最適ですね。男女で行くならば、愛の告白の場としてもいいかもしれません。「今度は2人で来よう......」と誘ってみては。シチュエーションは申し分ありません。
女性同士の卒業旅行なら「スパ」は絶対外せない
ホーチミンはとりわけ女性旅行者が多い観光都市です。町を歩いていても、女性複数で市内観光している光景もよく見られます。卒業旅行であれば、特別な思いを込めて旅を計画しているかと思うので、ちょっと贅沢な時間を過ごすのもいいでしょう。
ホーチミン市内にはスパが多いので、ここで贅沢マッサージを受けるのはいかがですか。3人、4人で行けば一部屋を貸し切ることも可能なので、他の客に邪魔されることもありません。
ドンコイエリアでショッピング
ショッピングというと女性の嗜みかもしれませんが、ここは異国の地ベトナム。男性だって買い物くらいしたいと思います。男性同士、女性同士、男女と性別問わず、学生の卒業旅行ではドンコイエリアに一度は行くべき。お洒落な雑貨店を歩きながら、友人同士でどの雑貨を買おうか迷うのも楽しみ。また、ドンコイエリアは他にもレストランやスパ、カフェなども数多くありますし、ずっと先に進むと見えてくるサイゴン川では、川沿いを散歩することもできます。
学生旅行ならでは。メコンデルタのバス旅
南部メコンデルタは、ホーチミンから車で90分走ったところ。メコンデルタ地方は中央直轄市と12の省で構成されている地方地域。ジャングルクルーズと呼ばれるメコン川の川下りなどは、その玄関口であるミトーはベンチェーといった町で開催されます。学生旅行ならば、それらのツアーに参加するのもいいですし、バスで自分たちだけで行くのも楽しみの一つ。カントーの水上市場やチャウドックの水上家屋などは、日本にいては絶対に見ることができない風景です。ちなみに、カントーやチャウドックへ行くならば、要1泊なので、日本にいるうちからホテルの手配やタイムテーブルで細かく計画することをおすすめします。
卒業旅行ならではの観光プランを立てよう
ホーチミンは日本から約5~6時間と近いので、社会人になってからでも十分行く機会があります。しかし、卒業旅行で行くホーチミンの旅は一生に一度きり。素敵な思い出になるように、日本にいるうちから、ホーチミンで絶対にやりたいことやテーマを決めておくのがいいでしょう。