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ベトナムの「ニャチャン」はファミリーで楽しめるエンタメがたくさん!

一昔前までは国内旅行組が多かった子連れのファミリー層ですが、近年は海外旅行を満喫する人も増えてきました。日本とは全く異なる異文化を体験できるのは、大人だけではなく子供にとっても貴重な思い出となるでしょう。

そんなファミリー層に東南アジアのベトナムは非常に人気。そこで、今回は筆者がおすすめする「ニャチャン」をご紹介。小さな子供から大人まで一緒になって楽しめるエンタメが盛りだくさんです!

ベトナム中南部のビーチエリア「ニャチャン」

ニャチャン中心にある市民センター

ニャチャンはベトナム中南部のリゾートエリア。ベトナム人よりも外国人観光客が多く、メインエリアはニャチャンビーチが広がるチャンフー通り周辺。とはいっても、このチャンフー通りは7kmにわたって続く長い通り。そして、その通り周辺すべてがリゾート化されているのが、ニャチャンの最大の強みとなります。

日本から直行便は出ていないので、ハノイやホーチミンといった都市から国内線に乗り換える必要があります。

ニャチャンがファミリーに人気のわけ

ニャチャンビーチ

よくホーチミンやハノイに来た日本人旅行者が、ふと漏らす言葉あります。それは「子供が楽しめる場所が少ない」。「ショッピングやスパは子供向けじゃないから、どこへ行けばいいのか分からない」といったもの。確かに両都市とも博物館や雑貨店、スパなどは充実しているものの、小さな子供が楽しめるエンタメは少ないですね。

そこで、筆者が自信を持ってすすめたいのが、ここニャチャンです。

いつも多くの人でにぎわうニャチャンビーチ

ビーチリゾートのニャチャンは市街地に大きなビーチが広がります。チャンフー通り沿いの5~7kmに渡る砂浜はどこでも泳ぐことができますし、通り沿いにはいたるところに旅行者向けのレストランやカフェ、ツアーデスクなどが並んでいます。

子供の喜んでいる顔を見たければ、とりあえずニャチャンビーチを楽しんでみてください。ただし、ニャチャンは南国の町。子供の熱中症や日焼けには十分気を付けたいところ。日貸しでパラソルつきのデッキチェアを借りることができますので、海に入っていないときは、ここで休憩させるといいでしょう。

子供と大人が一緒になって楽しめる「泥温泉」へ行こう

人気のエンタメスポット「アイリゾート」

近年ベトナム各地でブームとなっている「泥温泉」。「マッドスパ」と呼ばれるこちらはニャチャンが発祥と言われています。ニャチャン市内には複数の泥温泉施設がありますが、いずれも温水プール、レストラン、スパなどが併設している複合施設となっています。

リゾートタイムを満喫できる

その中でも人気なのが「アイリゾート」。泥温泉は公衆浴場、プライベートの2種あり、また冷水と温水を選ぶこともできます。さらにプールも複数種類用意されていて、子供が遊べる遊具があるプールもあります。お母さんはスパでゆっくりと、お父さんは子供とプールを楽しむ、なんてシチュエーションも可能。

1日遊べる子供のエンタメ「ヴィンパールランド」

ⒸVinpearl Land

こちらは「ヴィンパールランド」。ベトナムの最大の投資会社であるビングループが作ったエンタメスポット。驚くべきは、ニャチャンビーチ近海にある離れ小島を丸々一つ買い取ってテーマパークに仕立てた巨大な施設であるということ。施設まではケーブルカーもしくは高速ボートで行くことになり、行く道中も観光気分を満喫。

ⒸVinpearl Land

ヴィンパールランドは複数のゾーンに分かれています。観覧車やジェットコースターがある「アウトドアファン」、水族館や各種イベントフロア、ゲームセンターなど室内施設が充実している「インドアプレイ」、さまざまなプールで遊べる「ウォーターパーク」などです。特にウォーターパークは大きな波のうねりを楽しめる「ツナミ」やウォータースライダーなどがある他、傍に広がる海も歩いて行くことができ、泳ぐことができます。

離島ツアーで参加者とワイワイ!

わくわくする時間がはじまる

最後に紹介するのはこちらの離島ツアー。旅行会社やツアーデスクから申し込むことができ、毎日催行しています。20人ほど乗れるボートに乗って、ニャチャンビーチ沖の離島を複数回る一日ツアーです。ミエウ島、ムン島、モッ島などがあり、沈没船を模した水族館や大亀へのエサやり、アイランドビーチでの海水浴。シーフード料理を堪能したりと、楽しいこと尽くめ。

ミエウ島で楽しめるエサやり

離島ツアーは朝から夕暮れまでの1日ツアーとなります。途中はシュノーケリングを楽しんだり、船上で歌を唄ったりと子供から大人まで楽しめるプログラムが多数用意されています。

ニャチャンに旅行される方は2泊か3泊程度が多い様子です。1日はフリータイムで市内観光をされて、2日目は泥温泉かヴィンパールランド、3日目で離島ツアーを体験してみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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