ベトナム中南部のバンメトートでは、市内から車で1時間ほど走った郊外エリアが人気。ガイドブックにも載っていない景勝地などもありますので、事前にできるだけ多くの情報収集を心がけることをおすすめします。今回紹介するのは「ダライヌア滝」と呼ばれる自然スポット。
バンメトート観光で押さえておきたい観光地の一つなので、しっかりと情報をチェックしておきましょう。
アクセス
ダライヌア滝はバンメトートの市街地から車で40分程度。入り組んだ道を走り、山の麓にあるので、初めて行く人は道に迷いがちです。車をチャーターする際も、運転手にこの場所を知っているかどうかを確認するといいでしょう。ちなみに日本のウェブサイトやガイドブックにはあまり紹介されていないところでもあります。
ゲストハウスも利用可能
ダライヌア滝は自然派スポットで観光地化はそれほどされていません。しかし、敷地内には少数民族の家屋をイメージしたロングハウス調の宿泊施設があったり、滝へ行く入口手前には簡素な休憩施設兼レストランがあります。
レストランでは山岳料理を食べることができるほか、生はちみつやマカダミアナッツ、コーヒー豆といったバンメトートの特産品も売っています。
ダライヌア滝に行こう
レストランで休憩したあとは、いよいよ入口をくぐってダライヌア滝に向かいましょう。滝まではゆっくり歩いて15分程度。道中は自然に囲まれた道を歩くことになります。道は舗装はおろか整備もしっかりしていないので、ヒールやサンダルはおすすめしません。歩きやすい運動靴、スニーカーを持参するようにしましょう。
右も左も自然に囲まれて、マイナスイオンをたっぷりと受容することができそう。滝へ向かう途中にはいくつもの小川を見ることができます。どの川もとても高い透明度で、小魚やカニなどもみることができます。道は一本道ですが、岩場を越えてルートを外れることもできてしまいます。特に道しるべはないので、興味本位で道を外れたりしないようにしましょう。
ダライヌア滝を見学
徒歩10分から15分くらい散策すると、開けた場所に到着します。ダライヌア滝の到着です。高低差はおよそ30mで、その様子は荘厳。豪快な滝の音としぶきが当たりを満たし、まさに壮大な自然の力を感じることができます。
ダライヌア滝の特徴は、遠くから見ても雄大な自然の底力を見ることができるだけではなく、滝の裏側に回ったり、滝の上の上流に回ることもできます。滝の上流では現地人が釣りをしている光景を見ることも。
日本の忙しい社会に疲れた人は、ダライヌア滝へ
いままで小さな滝しか見たことがなかった方や、日本で多忙を極める毎日をおくっている社会人の方にとっては、ここダライヌア滝はバンメトートの数ある観光スポットの中でも一押しの場所です。
もし大自然の中で静かな自然をひたすら感じたいという旅行者がいたら、是非ダライヌア滝に足を運んでみてください。