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ホーチミン旅行でベストなお土産を選ぶならココ!おすすめ雑貨店5選

ホーチミン旅行に来たら、やはり外せないのが「雑貨ショッピング」です。これを目的に来越した旅行者も多いはずですし、スパとグルメと並ぶホーチミン観光における3大カテゴリーの一つでもあります。しかし、市内を見渡すだけでも雑貨店の数は数百に上り、どこのお店で買い物するのが最善なのか分かりかねます。そこで、今回紹介するのが、筆者おすすめの5つの雑貨店。

雑貨店を探すポイント

キャンドルは品質高いお土産に入る

数多くある中から良質な雑貨店を探すポイントはいくつかあります。基本的に定番といえる小物やストラップ、マグネットなどのチープ雑貨は市場で買うことができますし、雑貨店と比べて品質もそうそう変わるものではありません。良質な雑貨店というのは、『オリジナル雑貨を扱っている』、『自社工房がある』、『店独自のテーマ(こだわり)を持っている』がポイント。雑貨店の従業員に「オリジナル品はありますか?」と聞いて、口をもごもごするようであれば、仕入れに気を遣っていない証拠なので、別の店にした方がいいかもしれませんね。

おすすめ雑貨店①:洋服&バッグを買うならココ「ハウスオブサイゴン」

バッグのデザインもセンスよし

最初に紹介するのは、「ハウスオブサイゴン」。1区中心を東西に走るレタントン通りにあり、ベンタイン市場から徒歩5分程度の場所にあります。こちらはハイセンス雑貨を売りにしたこだわりある雑貨を扱っているのが特徴。自社工房を持っていて、バッグと洋服はすべてオリジナル品。デザインから縫製、刺繍まで一貫してベトナム人職人の手によって一つ一つ丁寧に仕上げます。

オリジナルデザインが目立つ。試着も可

洋服コーナーは広く設けられていて、同店の自信作が陳列しています。特徴は他の雑貨店やアパレルショップにありがちの"派手さ"を抑えているところ。ベトナム人は派手なデザインが好きで、生地全体を覆うほどの大きな刺繍にスパンコールが散りばめられたゴージャスなデザインを好みます。ここでは日本人のトレンドに合わせたデザインを考えいるため、ワンポイントの控えめの柄です。日本でも普通に着れるデザインの服を扱う店は少ないので、ここはそう言った意味でも貴重。

おすすめ雑貨店②:旅行者の目線に立ったデザイン性に富む雑貨が多い!「ギンコTシャツ」

ベトナムの習慣や文化をユニークに表したイラスト

「ベトナムはいい素材がたくさんあるのに、センスがある服がない」と考えて、自らがデザインに携わり店を立ち上げたのが同店のはじまり。それ以降ホーチミンを拠点に観光エリアの中心に店舗を伸ばし、現在では多くの外国人に支持される雑貨店になりました。洋服はベトナムの習慣や文化、象徴する風景をイラストにしてプリントしたものが人気で、これぞベトナム土産といった風。もちろん素材もしっかりしているので丈夫ですし、洗濯してもトラブルはありません。

これぞサイゴン時代

フランスに統治されていた1960年代以前の風景を収めたノートブックやトートバッグ、マグカップなども人気の一品。ベトナムはラオスやカンボジアと同様フランスに100年の間植民地時代をおくっていて、その間は「フランス領インドシナ」と呼ばれていました。現在でもコロニアル建築の建物が残り、人々はフランス人が残したパンやコーヒーを嗜み、民間の習慣にもしっかりと根付いています。そんな古き良きフランス時代を懐古できるイラストがプリントされた雑貨は、ここでしか売っていないオリジナル品。

おすすめ雑貨店③:帽子を買うならココ!日本人がデザインする雑貨店「ハル」

小ぢんまりとした店内

市場では売っていないオリジナルデザインの帽子と洋服を扱う雑貨店。日本人デザイナーが手掛けているので、日本でも日常に活躍してくれる素敵なアイテムがずらりと並んでいます。定番雑貨に飽きたお洒落女子はこちらで選んでみるといいでしょう。

帽子は一つ一つデザインセンスに溢れている

帽子はベレー帽タイプやボーラーハットが多くあり、いずれもボタンや花といった柄飾りが施されているキュートな仕上がりです。帽子は手に取ってすぐに試着することができるので、鏡を見ながら自分のファッションセンスを研ぎ澄ましましょう。「こういうのがベトナム雑貨らしいよね」と思えるようなデザインと品に巡り合うことができるかと思います。

<DATA>
名称:ハル サイゴン(Haru Saigon)
住所:87 Le Thanh Ton St. Dist.1
営業時間:8:00~20:00

おすすめ雑貨店④:ベトナムの伝統陶磁器ならここで!「オーセンティックホーム」

専門の職人とデザイナーを抱えているから他店とは一味違う

ベトナムの伝統工芸品である陶磁器を扱う専門店。現地のベトナム人からも支持されて、店の経営者がオーダーメイドでも注文する姿をよくうかがうことができます。同店では専門の職人とデザイナーをそれぞれ雇っているため、デザインも質も他店と一味違います。昔ながらの伝統細工ですが、手法は尊重しつつもデザインはモダンさも取り入れた新しいもの。

艶と質感が違う

シンプルながらもベトナムでは幸運とされるシンボルのトンボや菊、蓮などを施し、古き良き伝統を再現。誰に贈るにも最適なお土産となります。茶碗から湯飲み、平皿に深皿、箸置きにとっくりなどさまざまあるので、一通り買って食卓に並べれば、日本に居ながらにしてベトナムの思い出に浸ることができます。またエスニック好きにも最適ですね。

<DATA>
名称:オーセンティックホーム(Authentique Home)
住所:71/1 Mac Thi Buoi St. Dist.1
営業時間:9:00~21:00

おすすめ雑貨店⑤:水牛の角を素材にしたアクセサリーが充実!「エムエイチクラフト」

店内は壊れやすいものが多いので注意

ドンコイ通り傍のトンタッティエップ通りに建つ老舗の雑貨店。メインの客は外国人観光客ですが、それとは別にベトナム全国のレストランやホテルに卸売りもしています。陶磁器がメインで、品々はどれも完成度が高く、先に紹介したオーセンティックホームと比べると伝統を忠実になぞった作品が多い様子。2階建ての店内には所狭しと陶磁器細工が置いてあり、ちょっとした宝物探し気分を楽しむことができます。

日本人にも人気が高いアクセサリー

中でもおすすめなのが、「水牛の角を素材にした雑貨」です。ベトナムは昔から今も水牛は彼らにとって少々特別な存在。あるときは家畜として、あるときは田をひき、またあるときは子供のお守をする家族。水牛の角を見るとすぐに分かるのですが、大理石のようなマーブル模様を持っているのが特徴。この角を素材に調度品であれば箸やスプーン、フォークなど、服飾品であればネックレスや腕輪などに細工されます。どれも日本ではなかなか手に入らないものばかりですし、ベトナムを象徴する雑貨土産にもなりますので、最低1つは手に入れておきたいところです。

<DATA>
名称:エムエイチクラフト(mh craft)
住所:33 Ton That Thiep St. Dist.1
営業時間:8:00~21:00

色とりどりの雑貨をお土産に

お土産雑貨を買うにあたって重要なのは、「誰に買うのかを最初に考える」ことです。バラマキ土産であればそれほど考える必要もなく、単純に安くベトナムらしいものでもいいでしょう。しかし、家族や恋人、会社の上司など大切な人への贈り物の場合は、相手と自分の関係、年齢、立場などを考慮してお土産を選ばないと、ときにはありがた迷惑になってしまうこともあります。相手が喜んでくれることを想定して、素敵なベトナム雑貨を見つけてください。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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