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ニャチャンビーチまで歩いて行ける!「チャンクアンカイ通り」

ベトナムのニャチャンは広大な南シナ海が広がる一大ビーチリゾート。特に欧米圏からの観光客が多く、日本人旅行者の数がまだ少なめなのは、それほど認知度が高くないため。しかし、近年は東南アジア随一のビーチエリアとして、知られてきている印象も受けます。そこで、今回はニャチャンビーチまで歩いて行ける、立地抜群の通り「チャンクアンカイ(Tran Quang Khai)通り」をご紹介します。ホテルをまだ選んでいない方は、この通り沿いのホテルを探してみるのもおすすめです。


今回はチャンクアンカイ通りをご紹介します。

アクセス

交差点にある道路の看板

交差点には決まって御覧のように道の名称の標識があります。写真上のこちらは「Duong Tran Quang Khai」とあり、「Duong=道」を意味します。チャンクアンカイ通りはニャチャンビーチと並行して走るチャンフー通りとの交差点から行くことができ、一本町中に入る道となります。チャンフー通りからチャンクアンカイ通りに入ると、道中はフンブオン通り、グエンティエントゥアット通りの交差点に交わります。いずれもメインストリートです。


外国人観光客が多く行き交う

通りは現地住民と外国人観光客が多く行き交います。交通量は多いですが一方通行のため、歩道を歩いていればそれほどバイクに気を付ける必要もありません。通りは80mほどの短い距離で、周辺のホテルからビーチまでは徒歩3分圏内。水着の格好でビーチまで行くことも可能。市街地で水着の格好で歩くというのは、日本人からするとちょっと抵抗があるかもしれませんが、ここはベトナム。なんら問題ございません。

中級ホテルが並ぶ

3つ星以上のホテルにはたいていプールがついている

通り沿いもしくは周辺には3つ星から4つ星のホテルがいくつか並んでいます。3つ星であっても日本人が納得できるファシリティサービスはあり、朝食ビュッフェと屋上プールは基本あります。また、ホテルによってはカフェバーやスパ、ルームサービスもあるので、ホテルライフも楽しみたい方は4つ星以上がいいかもしれません。



ただし、注意点はバスタブ。基本は高級ホテルであってもシャワーのみのところが多く、バスタブ付きの部屋はスイートなど高額の部屋のみという場合がほとんどです。滞在中、お風呂に浸かるのは諦めることも検討した方がいいかもしれませんね。

ツアーの申し込みもできる

水着姿で立ち寄る観光客が目立つ

ツアーデスクも何軒か通り沿いにて営業中。多くのツアーデスクでは英語、ロシア語、中国語表記はあるものの、日本語は見ません。ホーチミンやハノイと異なり、日本人旅行者数の少なさがうかがえますね(最近は右肩上がりで増えているようですが)。



現地で申し込めるおすすめのツアーは、アイランドツアーや釣り、マリンスポーツなど。泥温泉やヴィンパールランドといったテーマパークへのチケット代行も行っていますが、これらは現地で簡単に買うことができますし、車の手配はホテルでもできます。ニャチャンにす数十の離島があり、そこまではスピードボートで行くことができます。個人で行くのは少々難しく、また島によってはツアー船のみ就航というところもあります。

日用雑貨はミニスーパーで

店員が談笑しているのほほんとした時間

市内にはAマートというコンビニがいくつかあり、そこで日用雑貨はあらかた手に入れることはできます。チャンクアンカイ通りには、Aマートの代わりに御覧のようなミニスーパーがありますので、ここで生活に必要なものは調達しましょう。規模はAマートよりも大きいので品揃えも抜群。特にウォッカやブランデーといったアルコールの種類は群を抜いています。

果物屋。現地の子供たちが買っていくのはシント―と呼ばれるスムージー

こちらは果物屋。マンゴーやパイナップル、ココナッツにスイカ、バナナなどベトナム、南国を象徴する果物が並んでいます。また、ブースア、ジャックフルーツ、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツなど日本では見かけない果物もありますので、是非試食してほしいところ。また、たいていの果物屋では、御覧のように屋台を置いて絞りたてのフレッシュジュースやシント―と呼ばれるスムージーを販売しています。特にスムージーはベトナムならではの飲み物なので楽しんでいってください。

洋服や水着などを販売している

個人商店のアパレルショップでは、水着や洋服などを安く買うことも可能。サングラス、浮き輪、帽子、ライフジャケットなどビーチ用品もたくさん扱っているので、こちらも要チェック。ちなみにベトナム人の中には、ライフジャケットを浮き輪代わりに来て海を泳ぐ人もいます。

レストランもバーもシーフード食堂も

バーベキューレストラン

ベトナム料理を食べたい方は、市街地のダム市場周辺でお店を探すのがいいでしょう。この通りや周辺には、ベタベタなベトナム料理レストランというのはほとんどなく、たいていは西洋料理、焼肉、シーフードのいずれかとなります。それもやはり欧米人向けの町づくりといえます。日本人は「ベトナムに来たんだから、滞在中はベトナム料理三昧」と考える人が多いかと思いますが、欧米人はどちらかというと、ベトナム料理にとらわれることなく、「好きなものを食べる」印象を受けます。


この通り周辺のレストランは夜23~24時と夜遅くまで営業していますので、夜の散歩がてらお店に入ってビールを一杯、なんて時間もリゾートライフらしくていいかもしれませんね。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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