初めてのベトナム、初めてのホーチミン、初めての東南アジア旅行者は、何かと不安がつきものです。女性であればスパを一度は体験したいものですが、聞くところによるとぼったくりや盗難が多いし、チップを支払い方もわからない。せっかく癒しの時間にもかかわらず、小さなトラブルで台無しにはなりたくありませんよね。
今回紹介する「ユリスパ」は、そんなビギナー旅行者にもおすすめの安心・安全のスパ。2016年にオープンしたばかりなので、とても清潔・綺麗なスパです。
アクセス
ユリスパは2015年まではドンコイ通りの端の方にある建物の上階にありました。そこで口コミから日本人旅行者の間で注目されるようになり、2016年にはマックチブオイ通りのど真ん中に移転。マックチブオイ通りはドンコイ通りと交差する通りで、ドンコイエリアを構成する目抜き通りの一つです。
ユリスパはアパレルショップ「CHANDRA」を入って奥の階段を上がった先です。2階から4階すべてがユリスパのフロアとなります。CHANDRA自体ピンクの外観で目立ちますし、頭上にはユリスパの看板がありますので、見落とさないようにしてくださいね。
レセプションでメニューの説明を受ける
レセプションは御覧の広さ。ソファ席に座ってお茶を飲みながらメニューの説明を受けましょう。メニューはボディ&フットマッサージ、フェイシャルにネイルまで揃っています。時間がある方はトータルケアを受けられるパッケージメニューがいいかもしれません。3時間以上ならベトナムの名物料理の軽食もつきます。
予算も抑えられていて、通常のボディマッサージ(30分)で44万ドン。チップ込みの価格なので、ホーチミンの銀座と呼ばれるドンコイエリアでは決して高くありません。
日本人旅行者に特化しているから安心
ユリスパの客層はほとんどが日本人旅行客。だからこそ、日本人旅行者が安心してスパを楽しめるようサービスにもこだわっています。例えば、ユリスパの料金はすべてチップ込み。ビギナー旅行者は、チップをいつ、だれに、どのタイミングで、いくら払えばいいかわ分かりませんね。スパが終わりに近づくにつれて、チップどうしよう......と気に病んでいては十分癒されません。
また、メニューはもちろん日本語表記。日本語が喋れるスタッフがレセプションで対応しますので、言葉の心配もいりません。さらに予め予約しておけば、ホテル⇔スパ間の無料送迎サービスもあります。まさに至れり尽くせりの対応です。
待ち望んでいた解放感。サウナ&ジャグジー付き
一般的にサウナとジャグジー双方を完備しているところは高級スパとしてくくられますが、ユリスパでもこれらは楽しむことができます。ユリスパの場合は男性と女性がフロア別に分かれている点も高評価。サウナは通常のヒノキタイプとスチームタイプの双方を楽しむことができます。デトックスをしたあとにマッサージを受ければ、血行もよくなり効果は倍増です。
プライベートルームも多数用意
プライベートルームを多数完備しているのもユリスパならではの特徴です。具体的には2ベッドルームが2つ、3ベッドルームが1つ、そしてバスタブつきのVIP(2ベッド)ルームが1つ。基本は事前予約制です。
恋人と一緒にリラクゼーションを受けることもできますし、ベッドの間はカーテンで仕切られますので、友人同士でも恥ずかしくありません。1時間以上のメニューを選ぶ方は、事前に予約してプライベートルームを確保しておくと安心ですね。
フェイシャルでアンチエイジングエステを
一般的にエステといえば美肌効果を求め、スパやマッサージはリラクゼーション効果を期待します。そう考えると、フェイシャルのこちらはエステの範囲内。パッケージメニューのパッションコースでは泥パック、百合コースでは贅沢なローヤルゼリーをパックして顔に保湿と美肌成分を角質奥まで浸透させます。
ホーチミンは湿度が高いので乾燥の心配はありませんが、けたたましい排気ガスを顔に浴びれば肌繊維が傷つきます。その場合は保湿や美肌成分などを用いたフェイシャルケアが重要となります。
現実を忘れられるひと時を約束してくれる
せっかく異国のスパを訪ねたのだから、日本の日常を忘れて、現実離れしたいところ。ユリスパのオーナーも同様の考えで、俗世から離れた時間を体験してほしいと願っています。ですので、ユリスパのスパルームは努めて静か。周りの騒音はシャットアウトされます。
そしてホスピタリティを理解しているベトナム人セラピストの技術は随一。誰もがリピートしたくなる、そんなスパとなっています。
<DATA>
名称:ユリスパ(Yuri spa)
住所:18 Mac Thi Buoi St. Dist.1
営業時間:9~23時