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クラシカルなカフェへようこそダラットの「Vカフェ」

ホーチミンからバスで約6時間から7時間、標高1400mを上ったところに広がるのはダラットの町。まだあまり日本人には認知されていませんが、ホーチミン旅行の郊外エリアとして立ち寄れます。1泊2日から楽しむことができ、ホーチミンの喧騒を忘れ、ひっそりと心を癒されたい方におすすめです。

今回紹介するのは、ベトナム人から愛の聖地と人気高いダラットにある「Vカフェ」。おひとりさまでも歓迎してくれる、温もりたっぷりのカフェをご案内します。

アクセス

ひっそりとした雰囲気がただよう

Vカフェがあるのはブイティスアン(Bui Thi Xuan)通り。ダラット市場をダラット観光の中心に置くと、その裏手を進んだ道となります。ダラット市場の外周(石段を上がった)はファンボイチャウ通りが走っていて、ツアーデスクや安ホテルが並ぶ旅行客のメインストリートとなります。その通りを最後まで進むと、4つに分かれる交差点に当たります。この交差点からブイティスアン通りが続いていますので、あとは道なりに沿って歩くだけです。ちょっと坂になっているので苦労するかもしれませんが、Vカフェから見える景色も絶景です。

クラシックな内装

時間が静かに流れる

昼間は窓から太陽の光が差しこんで、店内を白く照らします。天気がいい日はテラス席もおすすめです。ダラットはホーチミンのような蒸し暑さはありませんので、日中でもテラス席で心地よい風を受けながら食事をとることができます。

オールドチックな時間で異国を感じる

時代は中世ヨーロッパといったところ。ベルベット色のテーブルクロスに、漆塗りのアンティークめいたチェア。まるでフランスの上流階級のような気品があります。しかし、店内は小ぢんまりとしています。愛想のいい従業員が手を挙げて挨拶をしてくれて、にっ、と笑みを浮かべてメニューを差し出してくれます。一人だとなかなかレストランに入りづらいという方もいるかと思いますが、ここは一人だろうと、団体だろうと、来る客を漏れなく受け入れてくれます。

ちなみにトリップアドバイザーでもこのレストランは4つ星。欧米人をはじめ、多くの旅行客から支持されています。

夜に入り浸るのはいかがだろうか

一人ならカウンター席がくつろげる

まるで映画や小説のワンシーンにあるような、そんなクラシックカフェバーがVカフェの特徴。もちろんレストランとしての利用も歓迎。昼間はアーティストの人たちが歌の練習をしている様子を見学することができます。

欧米人アーティストもいる

生演奏は毎夜19時30分から21時までの間。曲はブルースからポップス、ジャズ、ソフトロックまでさまざまです。居心地のいいメロディーを聴きながら、アルコールを飲む時間はまさに海外旅行の至福のとき。

楽器も弦楽器と打楽器を使う。ラテン音楽も

多国籍に富む料理はどれも美味

イタリア料理が多い様子

料理はイタリアンをメインに、ロシア料理、ドイツ料理、といった西洋料理がメイン。野菜はダラットでとれた新鮮なものばかりなので、サラダを一品頼んでみてください。そのほかにはビーフステーキやポテト、ハンバーガー、リゾット、スパゲティといった多国籍料理を数品頼んでみんなでシェアするのはいかがでしょうか。ちなみにビーフステーキはそれほど上質とは言えませんが、イノシシ肉やヤギ肉といった珍肉はダラットの名物でもあります。

昼間はカフェ&レストランとして、夜の帳がおりたころは、カフェ&バーとして利用したい「Vカフェ」。特に夜の時間に一度ご来店ください。ダラット旅行の思い出の夜になることでしょう。

<DATA>

名称:Vカフェ(V cafe)
住所:1/1 Bui Thi Xuan St. Da Lat
営業時間:7:00〜22:30

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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