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リゾートとベトナムらしさを両方満喫。ニャチャン「ナイトマーケット」

中南部のニャチャンは、年間を通して毎日外国人客で賑わう一大リゾート地。辺りを見渡すと、欧米人を中心に観光客やバックパッカーが行き交い、ベトナム人よりも人口多いのでは?と思ってしまうほど。

ニャチャン旅行を120%楽しむコツは、夜をエンジョイすること。ニャチャン市街地とビーチエリアには、深夜まで営業しているレストランやバーがいくつも並んでいて、どこも旅行客御用達です。しかし、レストランは西洋料理ですし、バーは高級感ある内装なので、正直言うとベトナムらしさに欠けています。そこで、リゾートとベトナムらしさ双方感じることができるのが、今回紹介する「ナイトマーケット」です。

ビーチ沿いにあるから散歩がてら立ち寄れる

美し砂浜が続くニャチャンビーチ

ナイトマーケットがある場所は、ニャチャンビーチが傍に広がるチャンフー通り沿いです。日中はあんなに多くの外国人で賑わっていたビーチも、夜は人気が少なく、ひっそりとしています。

ただ、ホテルやレストランバーの敷地では、砂浜にテーブル席をおいて、ナイトビーチを満喫している客もちらほら見かけます。ビーチリゾートの醍醐味ですね。

ライトアップされると美観

ビーチの向かいに建つゴージャスなコロニアル建築のこちらは、市民センター。普段は閉館していますが、定期的にイベントが開催されます。また、屋外ステージでも頻繁にベトナムの伝統民謡のコンサートや伝統舞踊が披露され、こちらは観光客向けとなります。他では見られないベトナム伝統の弦楽器で優美な音を奏でるさまを見ていると、自分が遠く離れた異国にいることを実感するこができます。


ビーチで砂を蹴ったあとは、市民センターで生演奏を鑑賞(不定期開催)、そして、ナイトマーケットに繰り出しましょう。

毎夜大賑わいのナイトマーケット

賑やかな通りが続く。店の数は100を超える

ナイトマーケットがある場所は、先に説明した市民センターの隣。周辺はホテルもたくさんあるので、この界隈に宿泊する日本人旅行者も多くいるかと思います。

ナイトマーケットは毎夜18時頃から23時頃まで開催され、ピークは19時から21時となっています。1本道の通りの両脇には100を超えるであろう店が軒を連ねて、そのほとんどは外国人観光客向けの雑貨店となっています。

貴重品は肌身離さず。スリに気を付けて

ニャチャン市内には、ホーチミンやハノイと違ってお土産店がいくつもあるわけではありません。ですので、雑貨の類のお土産は、このナイトマーケットですべて買いそろえるのもおすすめです。

夜は雰囲気もあいまって買い物も気分が高揚する

ナイトマーケットでは、そこらへんの市場に置いてありそうな置物系やポストカード、マグネット類のチープ系、そして陶磁器や刺繍といった民芸品など各種 揃っています。外国人に人気なのは漆塗りのある陶磁器。値段は若干高めの印象ですが、ベトナム土産として贈れば万人に喜ばれることでしょう。水牛の角で 作ったフォークやナイフ、チョ―カーなどもおすすめ。

ビーチリゾートの王道といえばビーサン

サンダルが充実しているお店も多数並んでいます。サンダルを買うときのポイントですが、

1、なるべくシンプルなデザインを選ぶ

ビーズや細い紐でデザインされているものは、悪かろう安かろうです。マーケットで買える程度のものはすぐに壊れてしまいます。観光中に紐が千切れてしまっては歩けませんね。

2、派手なカラーは避けるのが無難

これはビーサンによくある話ですが、真っ青のビーサンを履いて歩いていたら、足の裏に青色がついてしまったということが頻繁にあります。
安物でよく起こりえることです。

品質がよく、丈夫かつ日本でも履きたいと考えているのであれば、きちんとした専門のショップで買った方がいいでしょう。

ニャチャンらしい土産ならアクセサリーを選んでみては

ニャチャンのナイトマーケットでは、アクセサリー系が実に充実。貝殻や真珠など海の恵みで作成されたイヤリングやネックレス、指輪などは、ニャチャン土産にぴったり。

カップルで来たならば、彼女へプレゼント、もしくはお揃いのアクセサリーを身につけてみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出になるはず。

水着のデザインはそれほど多くはない

ビキニを買い忘れた女性は、ここで調達するのもあり。テントの奥で試着もできます。デザインは日本と比べるとそれほど多くはないですが、欧米人はけっこうお気に入りを見つけている様子です。

ベトナム料理なら、ここで食べつくすのも

レストランに負けず劣らずうまい

ナイトマーケットの中間地点には、食事処もあります。どこも道端にテーブル席を置いたオープンエアですので、常夏の気分を味わうことができます。料理はベトナム料理を中心に多国籍料理を楽しむことができますが、申し分ない味を提供してくれるのはやはりベトナム料理。

麺類からご飯物、春巻き系、シーフードと、ガイドブックに載っているような王道料理は大抵扱っています。しかも、ボリュームは多めなので、リーズナブルな値段でお腹いっぱい食べることができます。

ウォッカはベトナムでもレギュラー

「夕食はもう少し奮発したいから、ここでお腹いっぱいにしたくない」という方は、南国気分に浸ってウォッカを嗜むというのはいかがでしょうか。ベトナム人はビールとウォッカが大好き、フレッシュジュースで割れば、それほど強くないので、ほろ酔いで夜のニャチャンを楽しむことができます。

著者プロフィール

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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