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ベトナム旅行で大活躍!タクシーをチャーターするときのポイント

ベトナムにはまだ市内を走る電車や市内と市街を高速でつなぐエクスプレスはありません。旅行者の専らの移動はタクシーとなります。市内であればメーターで移動することもできますが、遠出するのであれば、メーターだと料金が高額になってしまうため、ドライバーと交渉する必要があります。

しかし、旅行者の多くはこの交渉になれていないので、しばしばドライバーとトラブルを抱えることになります。悪質なドライバーもいますが、双方の認識の違いによる誤解というパターンも少なくありません。そこで、ここではタクシーをチャーターする際の押さえておくべきポイントをご紹介したいと思います。

ポイント1.タクシー会社を見分ける

全国を走るマイリンタクシー

ドライバーの良し悪しを外見で見極めるのは正直困難。信頼できると言われるタクシー会社であっても、ドライバーまでしっかりと信頼できるかは別問題。しかし、チャーターという面では、ドライバーよりもタクシー会社をまずは確認しておきましょう。おすすめは大手のタクシー会社よりも、中堅、もしくは個人経営のタクシー。しっかりと料金面を交渉しておけば、個人タクシーでもトラブルはありません。個人タクシーの方が料金や時間を自由に決めることができるので、往々に安く済ませることができます。

ポイント2.時間ではなく行く場所を伝える

バンメトートの町並み

よく旅行者の間で、「9時から16時までチャーターしたい」という人を見かけますが、これはあまり意味がありません。ドライバー側からすると、ガソリンの問題があるので、重要なのは時間よりも「どこへ行くか」です。同じ時間でも市内観光で行くのと、郊外へいくのであれば、郊外へ行く方が高くつくのは必然。ガイドブックを開いて、行きたい場所をすべて伝えましょう。ポイントは大まかに伝えるのではなく、細かく「最初に〇〇博物館、その後昼食、その後〇〇湖......」といった具合でスケジュールを組み立てるのが大切。

ポイント3.待機&往復を確認

ムイネーをひた走るタクシー

ビギナー旅行者なら見逃してしまうポイントでもあるので、必ずドライバーに確認しましょう。
待機......例えばニンビン省のボートツアーに参加したいのであれば、ドライバーは駐車場で待機するのか、それとも一緒に同行するのかを決めておきましょう。これは観光地に着いたときに伝えてもいいです。もし待機してもらうのであれば、5万ドンほどコーヒー代を渡しましょう。同行してもらうのであれば、ドライバーの分もこちらが支払います。待機のコーヒー代は最初の交渉には含まれていないことを確認してください。

往復......意地の悪いドライバーや認識力の足りないドライバーに当たってしまうと、「現地で降ろす片道料金」を提示してくることもあります。ポイント2.でしっかりと「行って帰ってくる」ことを伝えていれば、いいのですが、曖昧だとトラブルの原因にもなります。

ポイント4.すべて込みの料金を今一度確認する

ドライバーが一番気にするのが、実はガソリン

往復であることを伝え、行きたいスポットをすべて教えたあとは、合計料金を教えてもらいます。このとき必ず確認しなければならないのは、「ガソリン代が含まれているかどうか」。ドライバーによってはガソリン代は別という人もいます。それだと相場よりも高くつく場合があるので、必ずガソリン代を含めてもらいましょう。

ポイント5.料金に含まれないものも把握しておく

高級店に行くときは注意

料金に含まれるもの

・往復のチャーター代
・ガソリン代
・観光スポットを案内してもらうときのガイド代

料金に含まれないもの

・待機してもらうときのコーヒー代、同行してもらうときの入場券
・高速道路の料金
・ドライバーの昼食

普通は昼食はドライバーも一緒にとり、旅行者は彼の分の料金も支払わなければなりません。高級店などでは、ドライバーが気をきかせて離れてくれる場合もありますが、ドライバーに来てほしくない場合は、しっかりと断ってください。例えば5万ドンほどわたして、「私たちはココで食事するけど、貴方は別のところで食事してきて」と伝えるのもいいでしょう。

ポイント6.料金は絶対に「後払い」

メコンツアーに出かけよう

最後はこちら。料金の支払いは必ず後払いです。「最初に払ってくれ」、「50%は前払い、残りは最後でいい」といった交渉ものらないでください。いずれも旅行の道中で逃げられる可能性があります。基本ベトナムでは後払いが普通なので、前払いを申し出てくるドライバーは、何かしらたくらみがあると考えてください。

交渉のポイントを押さえて、いざチャーター!

今回紹介したポイントや注意事項を押さえておけば、はじめてのベトナム旅行者であっても、トラブルなくタクシーをチャーターすることができるはずです。料金面での揉め事は当然回避したいところなので、事前にチャーターの相場も把握しておくといいでしょう。ちなみに、行く場所にもよりますが、相場は1日チャーターして150~250万ドンです。

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